カルボナーラのレシピ・作り方をご紹介します。
本格カルボナーラの簡単レシピです。
卵黄の風味をいかすのがポイントで、生クリームなし牛乳なしでパスタソースを作り、濃厚でとろとろ食感のカルボナーラに仕上げます。
卵や粉チーズなどの日本で容易に手に入るものだけを具材にしていますが、本場のカルボナーラにもひけを取らない美味しさです。
分量を選択
このレシピは1人分でも作れます。1人分でも作り方は同じです。
なお、下の本文は、2人分の分量で解説しています。
材料
ベーコン | ハーフ4枚 |
卵黄 | 4個 |
粉チーズ | 20gと小さじ2 |
にんにく | 10g(ひとかけ) |
オリーブオイル | 大さじ4 |
粗挽き黒こしょう | 適量 |
パスタ | 180g |
水 | 1.5リットル |
塩 | 12g(大さじ4/5) |
レシピ・作り方
- ① 卵黄(4個)・粉チーズ(20g)・オリーブオイル(大さじ2)をボールに入れます。
- ② ベーコン(ハーフ4枚)を1センチ角に切り、にんにく(10g:ひとかけ)をみじん切りにします。
- ③ フライパンにオリーブオイル(大さじ2)とベーコンを入れて炒めます。
- ④ ベーコンの脂身が透明になったら、にんにくを加え、にんにくとベーコンが少し色付いてカリカリになるまで炒めます。
- ⑤ 鍋に水(1.5リットル)と塩(12g:大さじ4/5)を入れて沸かします。
- ⑥ パスタ(180g)を指定時間よりも1分短く茹でます。
- ⑦ パスタが茹で上がる直前に、パスタの茹で汁をお玉などですくって80ml用意して、卵黄が入ったボールに加えます。
- ⑧ ヘラでよく混ぜてソースを作ります。
なお、この段階ではソースが少しゆるいと感じるかもしれませんが、パスタと和えると、ちょうど良くとろっとします。
- ⑨ パスタが茹で上がったら、ザルに上げて水気を切り、フライパンに移します。
- ⑩ 強火で30秒加熱して、ベーコンとオイルをパスタに絡めます。
- ⑪ ソースが入ったボールにパスタを加え、ヘラで手早く混ぜます。
ボールで混ぜて口当たり良く
アツアツのフライパンの上でソースを絡めると、卵がかたまりやすく、食感が損なわれがちです。
でも、今回のようにボールの中でソースを絡めると、簡単にとろとろした食感に仕上げることができます。
- ⑫ 皿に盛り付けて、粉チーズ(小さじ2)と粗挽き黒こしょう(適量)をのせたら完成です。
牛乳などを使わずに作るので、卵の味が薄まらず、濃厚でコクのある味に仕上がります。
また、にんにくを少量加えているのも大切なポイントです。
お料理全体の風味がアップして、味にぐっと深みが出ます。
カルボナーラのいちおしレシピです。
初めての方でも失敗せずに作れるので、ぜひお試しください。
- 粉チーズの代わりに「パルミジャーノ・レッジャーノ」や「ペコリーノ・ロマーノ」、ベーコンの代わりに「パンチェッタ」を使うこともできます。
ただ、そうした本場の食材を使うよりも、食べ慣れた粉チーズやベーコンを使う方が美味しく作れます。 - ベーコンは1センチ角に切って使います。
ベーコンをこのサイズに切っておくと、パスタにほどよく馴染みつつ、ある程度存在感は残るので、味のアクセントにもなります。 - パスタを茹でる際の塩の量は、通常は、湯1.5リットルにつき15gをおすすめしていますが、このカルボナーラのレシピでは、味のバランスを取るために、少し減らして12gにしています。
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