パスタ(スパゲッティ)の茹で方をご紹介します。
パスタを茹でる時間は、袋に表記されてる時間よりも1分ほど短くするのが基本です。
また、スパゲティを茹でる時は、塩を必ず加えます。
塩の量は、湯1リットルに対して10g(小さじ2程度)が適量です。
パスタを茹でる際のもう1つのコツは、常に沸騰した状態を保ちながら、たまに混ぜながら加熱することです。
なお、ここでは、パスタを茹でやすい深めの寸胴鍋を使っていますが、無い場合は大きめのフライパンでも茹でることができますよ。
パスタの茹で方
まず、鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加えます。
湯の量について
湯の量は、パスタが余裕で浸かるくらい必要です。
具体的には、2人分(パスタ160〜200g分)で、1.5リットル程度が理想的です。
塩を加えて茹でる
塩の量は、湯1リットルに対して10g(小さじ2程度)が目安です。
湯1.5リットルだったら、15g(大さじ1程度)です。
塩を加えるメリットは次の2つです。
- パスタに塩気がプラスされるので、パスタソースの味が馴染みやすい。
- パスタの表面が崩れるのを防いでくれるので、ベタっとした食感になりにくい。
フライパンを使った茹で方
鍋については、深めの寸胴鍋を使うと茹でやすいです。
次に、乾燥パスタを放射状に鍋に入れます。
放射状に広げて入れる
パスタをお湯に入れる際に、手で放射状に広げると、パスタ同士がくっつきにくくなります。
続いて、放射状に広げたパスタが、完全に湯に浸かるようにかき混ぜます。
そして、鍋の中が常にフツフツと沸騰しているくらいの火力で、たまに混ぜながら茹でます。
茹で時間はマイナス1分
茹で時間は、袋に表記されてる時間よりも1分短くするのがおすすめです。
指定時間よりも1分早く取り出すと、パスタの中心に少し芯が残ります。
これがよく言われるアルデンテの状態。
少し歯ごたえが残るアルデンテの状態に仕上げると、ソースを絡める時の熱で火が通って、ほどよい柔らかさになります。
針ほどの細い芯が残っているくらいで引き上げます。
沸騰を保ってたまに混ぜる
また、沸騰した状態をキープしておくのも大切です。
パスタは、炭水化物を含んだ他の麺類と同じく、火力が弱いと鍋底に沈み、麺同士がくっついてしまう性質があります。
ですから、たっぷりの湯を常に沸騰した状態に保ちつつ、たまに全体をかき混ぜながら茹でます。
茹で上がったら、ザルに上げ、湯を軽く切ります。
水にさらさない
パスタを茹でたら、水にさらさずに、ザルなどを使って軽く湯を切るのが基本です。
冷製パスタにする場合に水に浸すレシピもありますが、仕上がりが水っぽい味になりやすいです。
あとは、お好みのパスタソースを絡めるだけです。
ちなみに、パスタの茹で汁は、ソースに少量加えて混ぜるのもおすすめです。
そうすると、パスタソースに元々含まれている油分と、茹で汁の水分がほど良く混ざり合い(乳化して)、パスタに絡まりやすくなります。
以上が、パスタの基本的な茹で方です。
ちなみに、当サイトでは、茹でたパスタを使ったレシピも紹介しています。
たとえば、「たらこパスタ」などは、手軽なうえに美味しいので、かなりおすすめ。
初心者でも簡単に作れますよ。
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