パスタ(スパゲッティ)の茹で方。ゆでる時間や塩の量を解説。

パスタ(スパゲッティ)の茹で方

パスタ(スパゲッティ)の茹で方をご紹介します。

パスタをゆでる時間

パスタを茹でる時間は、袋に表記されてる時間よりも1分ほど短くするのが基本です。

パスタの茹で方と時間
たとえば、茹で時間が7分のパスタだったら、実際には6分茹でます。
塩を加えて茹でる

また、スパゲティを茹でる時は、塩を必ず加えます。
塩の量は、湯1リットルに対して10g(小さじ2程度)が適量です。

たまに混ぜながら茹でる

パスタを茹でる際のもう1つのコツは、常に沸騰した状態を保ちながら、たまに混ぜながら加熱することです。

なお、ここでは、パスタを茹でやすい深めの寸胴鍋ずんどうなべを使っていますが、無い場合は大きめのフライパンでも茹でることができますよ。


パスタの茹で方

湯の量と塩分濃度

まず、鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加えます。

湯の量について

湯の量は、パスタが余裕で浸かるくらい必要です。
具体的には、2人分(パスタ160〜200g分)で、1.5リットル程度が理想的です。

塩を加えて茹でる

塩の量は、湯1リットルに対して10g(小さじ2程度)が目安です。
湯1.5リットルだったら、15g(大さじ1程度)です。

塩を加えるメリットは次の2つです。

  • パスタに塩気がプラスされるので、パスタソースの味が馴染みやすい。
  • パスタの表面が崩れるのを防いでくれるので、ベタっとした食感になりにくい。

フライパンを使った茹で方

鍋については、深めの寸胴鍋を使うと茹でやすいです。

フライパンでパスタを簡単に茹でる
だた、無い場合は、大きめのフライパンでもOKです。


沸騰した湯に放射状にパスタを入れる

次に、乾燥パスタを放射状に鍋に入れます。

放射状に広げて入れる

パスタをお湯に入れる際に、手で放射状に広げると、パスタ同士がくっつきにくくなります。



パスタを混ぜて湯に浸す

続いて、放射状に広げたパスタが、完全に湯に浸かるようにかき混ぜます。


沸騰した状態でパスタを茹でる

そして、鍋の中が常にフツフツと沸騰しているくらいの火力で、たまに混ぜながら茹でます。

茹で時間はマイナス1分

茹で時間は、袋に表記されてる時間よりも1分短くするのがおすすめです。

指定時間よりも1分早く取り出すと、パスタの中心に少し芯が残ります。
これがよく言われるアルデンテの状態。

少し歯ごたえが残るアルデンテの状態に仕上げると、ソースを絡める時の熱で火が通って、ほどよい柔らかさになります。

パスタの芯を確認する
茹で加減は、実際にパスタを手で切ってみて、確認するとより正確です。

針ほどの細い芯が残っているくらいで引き上げます。


沸騰を保ってたまに混ぜる

また、沸騰した状態をキープしておくのも大切です。

パスタは、炭水化物を含んだ他の麺類と同じく、火力が弱いと鍋底に沈み、麺同士がくっついてしまう性質があります。
ですから、たっぷりの湯を常に沸騰した状態に保ちつつ、たまに全体をかき混ぜながら茹でます。


茹でたパスタの湯を切る

茹で上がったら、ザルに上げ、湯を軽く切ります。

水にさらさない

パスタを茹でたら、水にさらさずに、ザルなどを使って軽く湯を切るのが基本です。

冷製パスタにする場合に水に浸すレシピもありますが、仕上がりが水っぽい味になりやすいです。



茹でたパスタにパスタソースを絡める

あとは、お好みのパスタソースを絡めるだけです。

ちなみに、パスタの茹で汁は、ソースに少量加えて混ぜるのもおすすめです。

そうすると、パスタソースに元々含まれている油分と、茹で汁の水分がほど良く混ざり合い(乳化して)、パスタに絡まりやすくなります。


茹でたパスタを使ったたらこパスタ

以上が、パスタの基本的な茹で方です。

ちなみに、当サイトでは、茹でたパスタを使ったレシピも紹介しています。

たとえば、「たらこパスタ」などは、手軽なうえに美味しいので、かなりおすすめ。
初心者でも簡単に作れますよ。

10分
たらこオリーブオイルおろしにんにく和風顆粒だしの素醤油小ねぎ刻み海苔パスタ
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