ふき味噌パスタの作り方をご紹介します。
ふきのとう味噌を活用した、シンプルなパスタのレシピです。
ふき味噌の風味を存分に堪能したいのなら、肉・魚・野菜などの他の具材を一切使わずに、ふき味噌を主役にするのが一番です。
ふき味噌自体がすでに完成された味なので、具材を足さない方が、味がぼやけずに美味しく仕上がります。
今回のレシピでは、ふき味噌にオリーブオイルとにんにくと唐辛子を合わせて、ジェノベーゼ風のソースを作ります。
あとは、塩気をしっかり効かせてパスタを茹で上げて、ソースを絡めたらできあがり。
風味豊かな和風の味を楽しめます。
使用するふき味噌は、市販品でも、手作りでもOKです。
ふき味噌のおすすめの使い方ですよ。
ふき味噌パスタの材料
ふき味噌 | 大さじ3程度 |
にんにく | 15g |
赤唐辛子 | 1本 |
パスタ | 180g |
オリーブオイル | 大さじ5 |
塩 | 15g+少々 |
粗挽き黒こしょう | 少々 |
小ねぎ(小口切り) | 少々 |
刻み海苔 | 少々 |
ふき味噌パスタの作り方
まず、にんにく(15g:2かけ程度)の芯を取って薄切りにして、赤唐辛子(1本)を半分に切って種を取り除きます。
赤唐辛子は、大きめに半分に切るだけなので、仕上がりはあまり辛くなりません。
ただ、辛いのがとても苦手な場合は、量を少し控えめにして使ってください。
にんにくの芯は、楊枝などを使うと簡単にスッと取れます。
そして、鍋に1.5リットルの湯を沸かし、塩(15g:大さじ1程度)を加えて、パスタ(180g)を指定時間よりも1分短めに茹ではじめます。
たとえば、「茹で時間7分」と記載されたパスタだったら、6分茹でます。
パスタは、茹でる際の塩の量がとても大事です。
塩の量が少ないと、それだけで美味しくなくなるので、必ず、分量通り使ってください。
塩の量は、湯1リットルに対して10gが目安。
2人分のパスタを茹でるには、最低でも1.5リットルくらいの湯が必要です。
次に、オリーブオイル(大さじ5)・にんにく・赤唐辛子をフライパンに入れて弱火にかけ、香りが立ってにんにくが少し色づくまで炒めます。
にんにくが少し色づいたら、パスタが茹で上がる直前に、フライパンにパスタの茹で汁(大さじ3)を加えて、ヘラでよく混ぜます。
さらに、ふき味噌(大さじ3程度)を加えて混ぜ、パスタソースを作ります。
なお、使用するふき味噌は、市販品でも、自家製でも、どちらでもいいです。
ただし、いずれにしても、ものによって塩気が若干変わってくるので、塩気がしっかりめのふき味噌を使う場合は、大さじ3よりも少し控えめに使ってください。
パスタが茹で上がったら、パスタをトングでつかみ、湯を軽く切って、直接フライパンに入れます。
茹でた上がったパスタは、ザルに上げて水気を切るのではなく、トングでつかんで軽く水気を切って、すぐに鍋からフライパンに移します。
その方が、熱々の茹でたてのパスタをそのまま調理することができますし、そのうえ、あまりしっかりと水気を切らない方が、パスタがしっとりとして美味しく仕上がります。
そして、パスタソースを絡めます。
パスタを皿に盛り、小ねぎと刻み海苔を添えて、黒胡椒を振ったら完成です。
ふき味噌以外ににんにくや小ねぎや海苔を加えていますが、それらは全てふき味噌と相性がいいので、味が喧嘩せず、一体感のある味に仕上がります。
ふき味噌の風味をいかした、滋味深い和風パスタ。
ふきのとうの苦味やエグミもまったく気にならず、とても美味しくいただけますよ。
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