唐揚げ(鶏の唐揚げ)のレシピ・作り方。味付けや揚げ方のコツ!

唐揚げ(鶏の唐揚げ)

レシピ動画

王道が旨い!唐揚げならこのレシピ

唐揚げのレシピをご紹介します。
衣はサクサクで中は柔らかくてジューシーな、王道の鶏の唐揚げの作り方です。

美味しく作るコツは、揚げ方にあります。
やり方は簡単で、最初に低温で鶏肉を揚げて、いったん引き上げて余熱で火を通し、最後に高温で揚げたら完成です。
実際の揚げ時間はたったの4分ですが、このように二度揚げすると、揚げ過ぎにならないうえに、生焼けの心配も不要です。

なお、味付けは人気の醤油ベースになっています。
下味を付けて15分ほど置くことで、お肉にしっかりと味が馴染みますよ。

材料

2〜3人分:調理時間25分
鶏もも肉 300g(1枚)
片栗粉 30g
小麦粉 15g
揚げ油 2センチ
下味
おろしにんにく 小さじ1
おろし生姜 小さじ2/3
小さじ1
醤油 大さじ1と1/3
粗挽きこしょう 小さじ1/3
小さじ1/8
  • 粉状のこしょうを使う場合は、小さじ1/4に量を変更する。

レシピ・作り方

鶏もも肉をパックから取り出す
鶏肉の切り方(等分に分ける)
  1. ① 鶏もも肉(300g:1枚)を半分に切り、それぞれをさらに4等分して、合計8等分に切り分けます。

鶏肉と下味の材料をビニール袋に入れる
鶏肉などをビニールに入れて下味を付ける
  1. ② 鶏肉をビニール袋に入れて、おろしにんにく(小さじ1)・おろし生姜(小さじ2/3)・酒(小さじ1)・醤油(大さじ1と1/3)・粗挽きこしょう(小さじ1/3)・塩(小さじ1/8)を加えます。
  2. ③ 袋の上から手でよく揉んで、袋の中の空気をしっかり抜いて、15分置きます。

補足:唐揚げの味付けについて


揚げ油をフライパンに入れて加熱する
鶏肉に片栗粉と小麦粉をまぶす
  1. ④ 揚げ油をフライパンに2センチほど注ぎ、150〜160度になるように温め始めます。
  2. ⑤ 片栗粉(30g)と小麦粉(15g)をよく混ぜます。
    鶏肉を袋から1切れずつ取り出し、肉の表面に粉を万遍なくまぶし、余分な粉を落とします。

【補足】
フライパンの大きさについて
片栗粉と小麦粉を2:1で配合する理由

衣は均一に手早く付ける

お肉に粉をまぶす際には、箸などで袋からつまみ出し、手で粉をまぶすと効率が良いです。
付け過ぎてダマにならない程度に、表面になるべく均一に付けてみてください。

ただ、唐揚げは、衣を付けたらなるべくすぐに揚げる方がカリカリに仕上がるため、あまり慎重になって時間をかけないことも大切です。


鶏肉を150〜160度で揚げる
鶏肉がくっつかないように少し動かす
  1. ⑥ 150〜160度に温まったら、鶏肉を1切れずつすべて入れます。
    揚げ時間は3分です。
  2. ⑦ 鶏肉を入れてすぐに、鶏肉同士がくっつかないように、それぞれを少しずつ離します。

鶏肉をひっくり返す
鶏肉をバットに上げる
  1. ⑧ 揚げ始めてから1分半経ったらひっくり返します。
  2. ⑨ 網の上に取り出して、3分置きます。
このレシピでは、最初に3分揚げて、取り出して3分置き、最後に1分揚げます。

補足:二度揚げする理由


鶏肉を再び揚げる
揚げ上がった鶏の唐揚げ
  1. ⑩ 鶏肉を置いている間に、180度くらいまで揚げ油の温度を上げます。
  2. ⑪ 鶏肉を再び入れて、1分揚げます。
    途中、30秒経ったらひっくり返します。
  3. ⑫ こんがりと揚がったら、網の上に取り出し、油を切ります。

唐揚げ(鶏の唐揚げ)

お皿に盛り付けたら完成です。

表面のカリカリさと内側のジューシーさにこだわった、王道の唐揚げレシピです。
噛むと鶏肉の旨味がジュワッと広がって、とても美味しくいただけます。

この唐揚げは、何も付けずにそれだけで食べても勿論いいですけど、お好みで、くし切りにしたレモンを添えて絞ったり、マヨネーズを付けて食べても良く合います。

レシピについての補足説明

唐揚げの味付けについて

この唐揚げは、必要最小限の調味料で味付けしつつ、満足度の高い味に仕上げるレシピになっています。
にんにくと生姜の風味をほど良く効かせたうえで、こしょうの量を少しだけ増やして味にパンチを効かせています。

なお、お弁当にする場合は、ニオイが出やすいにんにくを使わずに、マヨネーズと卵でコク出しをするのがおすすめです。
お弁当の唐揚げレシピは、リンク先を参考にしてください。
冷めても美味しい唐揚げを紹介しています。

フライパンの大きさについて

フライパンは、鶏肉をくっつけずに揚げられるくらいのサイズのものを用意してください。
鶏肉をあまりぎゅうぎゅうに入れすぎると、衣同士がくっつきやすくなりますし、火の通りが悪くなって揚げ過ぎの原因にもなります。

もし大きいフライパンがない場合は、小分けにして揚げるという手もあります。

なお、フライパンは、平たい普通のフライパンでもいいですし、少し深さがあるウォックパン(中華鍋型のフライパン)でもいいです。

片栗粉と小麦粉を2:1で配合する理由

唐揚げの衣は、片栗粉と小麦粉を2:1の割合で使います。

片栗粉を使うと、衣にサクサクとした軽い食感が加わります。
一方で、小麦粉を使うと、片栗粉だけにするよりも色良く揚がるうえに、香ばしさが加わって、風味良く仕上がるというメリットがあります。

そのため、この唐揚げは、片栗粉と小麦粉をダブルで使って、両方のいいとこ取りをするレシピになっています。

油の温度の見極め方

この唐揚げは、1回目は150〜160度の油で揚げ、2回めは180度の油で揚げます。

温度計がない場合は、菜箸を水で濡らして布巾でしっかりと拭き取り、揚げ油の中に入れてみるといいです。

150〜160度
180度

左上の動画のように、細かい泡が静かに、なおかつやや盛んに出始めたら、150〜160度くらいに温まっています。
一方、右上の動画のように、それよりも勢いよく、少し大きめの泡が吹き上がってくれば、180度くらいに温まっています。

二度揚げする理由

このレシピでは、最初に3分揚げて、取り出して3分置き、最後に1分揚げます。

このように揚げると、揚げ過ぎを防ぐことができるので、表面の衣をカリカリにしつつ、内側のお肉を柔らかくてジューシーな食感に仕上げることができます。
しかも、冷めても柔らかいです。

また、途中に余熱でしっかりと火を通すので、生焼けになる心配もありません。

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