かぼちゃの自然な甘みをいかした「かぼちゃシチュー」の基本レシピです。
鶏肉や玉ねぎ、人参、しめじを加えて具だくさんにすることで、素材の旨みが溶け込んだコクのある味わいに仕上がります。
味付けはコンソメと塩でシンプルにととのえ、かぼちゃの甘みと野菜の風味を引き立てます。
家庭で簡単に作れて、休日のランチやディナーにもぴったりな、本格かぼちゃシチューです。
材料
鶏もも肉 | 300g |
かぼちゃ | 1/4個(300g) |
玉ねぎ | 1個(200g) |
人参 | 1/2本(100g) |
しめじ | 1袋(100g) |
塩(鶏肉用) | 小さじ1/6 |
塩(仕上げ用) | 小さじ1/4程度 |
こしょう | 少々 |
バター | 20g |
薄力粉 | 大さじ2と1/2 |
牛乳 | 800ml |
顆粒コンソメ | 小さじ2と1/2 |
ローリエ | 2枚 |
かぼちゃシチューのレシピ・作り方
鶏肉に下味をつける
- ① 鶏もも肉(300g)は一口大に切り、塩(小さじ1/6)とこしょう(少々)をまぶしておきます。
材料の準備と野菜の下ごしらえ

- ② かぼちゃ(1/4個:300g)は皮をところどころむき、2〜3センチ角に切ります。
- ③玉ねぎ(1個:200g)は8ミリ幅のくし切りにし、人参(1/2本:100g)は小さめの乱切りにします。
しめじ(1袋:100g)は小房に分けます。 - ④ 薄力粉(大さじ2と1/2)・牛乳(800ml)・顆粒コンソメ(小さじ2と1/2)・ローリエ(2枚)を用意しておきます。
煮崩れ防止と彩りの両方をバランスよく整えるための工夫です。
皮の剥き方は、冒頭の動画か下のFAQをご覧ください。
鶏肉を焼く

- ⑤ フライパンにバター(20g)を溶かし、中火で鶏肉を皮目から2分ほど焼きます。
焼き色がついたら裏返し、さらに1分ほど焼きます。
玉ねぎを炒める

- ⑥ 玉ねぎを加え、透き通るまで炒めます。
かぼちゃや他の具材を加える

- ⑦ かぼちゃ・人参・しめじを加え、全体にバターがなじむように炒め合わせます。
薄力粉を加えて炒める

- ⑧ 火を弱め、薄力粉を加えて、粉っぽさがなくなるまで1分ほど炒めます。
牛乳と調味料を加える
- ⑨ 牛乳を少しずつ加えながらのばし、顆粒コンソメとローリエを入れて強火にします。
かぼちゃシチューの完成!

- ⑩ 沸騰してきたら火を弱め、静かにふつふつとした状態を保ちながら、たまに混ぜつつ具材が柔らかくなるまで25分ほど煮ます。
塩(小さじ1/4程度)とこしょうで味をととのえたら完成です。
かぼちゃがホクホクと煮えて、野菜と鶏肉の旨みが溶け合った深みのある味わいが楽しめます。
かぼちゃの自然な甘みで子どもも食べやすく、野菜をたっぷりとれる一皿です。
食卓を華やかにしてくれる、特別感のあるかぼちゃシチューのレシピです。
よくある質問(FAQ)
冷凍かぼちゃでも作れますか?
冷凍かぼちゃでも作れますが、生のかぼちゃを使った方がよりホクホクした食感と甘みが引き立ちます。
冷凍かぼちゃを使う場合は、あらかじめ電子レンジで半解凍し、煮込みすぎないように注意してください。
シチューが薄く感じたときの調整法は?
煮込んだ後に少し薄く感じた場合は、塩をひとつまみずつ加えながら調整します。
また、粉チーズを少量加えるとコクがプラスされ、味が引き締まります。
煮詰めすぎて濃くなりすぎた場合は、牛乳を少し足して調整してください。
かぼちゃの皮はどのように剥けば簡単ですか?
かぼちゃは適当な大きさ(2〜3センチ厚)に切ってから、まな板に置き、包丁の刃を上から入れるようにして皮を切り取るのがおすすめです。
この方法なら、初心者でも扱いやすく、力もあまり要りません。
皮を切り落とす幅は2センチ程度にすると、見た目と火の通りのバランスが良くなります。
全体の30〜40%を目安に皮を剥くと、緑の色味をほどよく残しつつ、食感もやさしく仕上がります。
硬い部分だけを落とす意識で、実の部分を削りすぎないよう注意しましょう。
参考:かぼちゃの皮のむき方
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