柚子果汁を使った、さっぱり爽やかな柚子ジュースの作り方をご紹介します。
レモネード風の、自家製柚子ドリンクのレシピです。
材料の果汁は、生柚子の絞り汁でも、市販の柚子果汁100%でも、基本的にはどちらを使っても作れます。
ただ、しぼりたての柚子果汁を使った方が、ダンゼン風味よく仕上がります。
柚子ジュースを手作りするにあたっては、まずは、柚子の原液シロップを作ります。
このシロップは、わりと保存性が高く、冷蔵庫で3ヶ月ほど日持ちします。
あとは、冷蔵庫から取り出して、水や炭酸などで割るだけでOKです。
思い立ったときにいつでも美味しく飲めるので、柚子果汁の使い方としてかなりおすすめですよ。
柚子ジュースの材料
柚子果汁 | 大さじ1(好みの量でもOK) |
砂糖 | 大さじ1 |
水 | 大さじ1 |
水や炭酸水 | 大さじ1 |
- 材料の割合は1:1:1:1。分量は好みでOK。
- 柚子1個分の果汁は大さじ1程度。
なお、上のレシピの分量は、それぞれが「大さじ1」になっていますが、材料の割合を1:1:1:1にすれば、好きな分だけ作れます。
柚子ジュースの作り方
柚子果汁には、市販品も色々ありますが、やはり、絞りたての生柚子の風味にはかないません。
また、生柚子は、栄養の面でも優れています。
柚子には、抗酸化力の強い「ビタミンC」と抗酸化力を向上させる「クエン酸」が豊富に含まれていて、これらの栄養素がダブルで働くことで、生活習慣病の予防や美肌に役立ちます。
この2つの成分のうち、ビタミンCに関しては、時間の経過とともに失われていくので、絞りたての果汁を使う方が、より高い効果・効能が期待できます。
柚子果汁を絞る
- ① 包丁を止める
- ② 横に倒して切る
まず、果汁を絞るために、柚子を半分に切ります。
柚子の切り方
普通に半分にスパッと切ってもいいですけど、柚子は種が多くて果汁がそれほどたくさん取れるわけではないので、切り方に少し気を配り、途中で果汁がもれないようにするのがおすすめです。
手順は、まず、ヘタを横にして上から包丁を入れ、最後まで切らずに止めます。(①)
そして、柚子に包丁を入れたまま、包丁を横向きにして、最後まで切ります。(②)
① の段階で最後まで包丁を入れると、まな板の上に果汁が流れ出てしまうので、このように2段階に分けて切る方がムダがありません。
そして、種を取り除いて、絞り器などで果汁を絞ります。
絞り器がない場合
絞り器がない場合は、親指で果肉を潰すように絞ってもいいです。
柚子シロップ原液の作り方
柚子果汁を絞ったら、計量カップ(もしくは計量スプーン)に入れて容積をはかり、それと同じ量の砂糖と水を用意します。
砂糖と水の量
たとえば、柚子1個分の果汁は大さじ1程度ですが、果汁が大さじ1(15ml)だとしたら、砂糖と水も同じ大さじ1(15ml)ずつ用意します。
次に、砂糖と水を小鍋に入れ、軽く火にかけて砂糖を溶かします。
砂糖がきれいに溶ければいいので、沸騰させる必要はありません。
そして、砂糖水を保存容器に移して冷まし、柚子果汁を混ぜて、シロップ原液を作ります。
皮は使わない
柚子のドリンクには、皮をすりおろして加えるレシピもありますが、皮を入れると苦味やエグミが出やすく、また、口当たりも損なわれやすいので、このレシピではあえて果汁だけを使っています。
柚子シロップの保存方法
柚子ジュースを作る際には、柚子シロップと水(もしくは炭酸水)を3:1くらいの割合でグラスに入れます。
なお、シロップを割る水(もしくは炭酸水)の量は、お好みで微調整してください。
生柚子の酸味には個体差がありますし、市販の柚子果汁を使った場合は、生柚子よりもやや酸味が強いことが多いです。
柚子の風味を最大限にいかした、シンプルな柚子ジュースの完成です。
砂糖を適度に加えているためとても飲みやすく、さっぱりと爽やかな味を楽しめます。
柚子の利用法といえば料理の風味付けにするのが定番ですが、今回のように、ジュースにして飲むのもかなりおすすめです。
手元にある柚子の量に応じて作る量を柔軟に変えられるので、あまった柚子の使い道としても便利ですよ。
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