ゆずはちみつ(柚子の蜂蜜漬け)のおすすめの作り方をご紹介します。
柚子を生のまま漬けるレシピになっていて、苦味や酸味が少なく、とても食べやすいのが特徴です。
調理のポイントは、はちみつをケチらずに、少し多めに使って漬け込むこと。
はちみつをたっぷりめに加えることで、甘みとコクが柚子に染みわたり、酸っぱさとほろ苦さがまろやかに中和されます。
十分な甘みがありつつも、爽やかな味なので、ちょっとした箸休めにもぴったりです。
また、普段遣いのおかずに限らず、お正月のおせち料理に加えてもよく合います。
なお、はちみつは栄養が豊富な食材で、そのうえ殺菌作用も兼ね備えています。
また、柚子にはビタミンCが多く含まれていて、免疫力アップの効果が期待できます。
ビタミンCは、加熱にやや弱い成分。
でも、はちみつ漬けにすれば、柚子を生のまま美味しく食べられます。
柚子が出回る時期は、風邪が流行る時期とちょうどかぶりますが、この柚子のはちみつ漬けは、免疫力の向上などに役立つため、栄養の面からもおすすめです。
日持ちは、冷蔵保存で4ヶ月ほどです。
材料
柚子 | 2個(好みの量でもOK) |
はちみつ | 使用する柚子と同量 |
作り方
まず、柚子を横半分に切り、楊枝などを使って、種を取り出します。
楊枝の尖っていない方が便利
柚子の種を取る時は、爪楊枝の尖っていない方を使うのがおすすめです。
スプーンを使うと、中に埋もれた種を取る時に果肉が潰れて汁が出やすくなりますが、楊枝は細いので汁が出にくく、また、ほどほどに種もすくい出しやすいです。
次に、柚子のヘタが付いた方を縦半分に切り、ヘタを取り除きます。
そして、柚子を薄切りにします。
皮を上に向けて切る
薄切りにする際には、柚子の皮の方を上にして、手早く包丁を入れていくのがおすすめです。
そうすると、果汁が出にくいです。
ただ、果汁を完全に絞り切るのは、あまりおすすめしません。
皮にみずみずしい果肉がある程度付いていた方が、美味しく仕上がります。
続いて、熱湯消毒した保存容器に柚子を入れ、柚子の重量をはかって、柚子と同量のはちみつを加えます。
たとえば、柚子2個分の重さが240gであれば、それと同量の240gのはちみつを用意します。
苦味をおさえて食べやすく
はちみつの量を柚子と同じだけ加えると、苦味がしっかりした柚子を使っても、食べやすいはちみつ漬けが作れます。
保存容器について
保存容器は、タッパーをそのまま使うのもアリですが、熱湯を回しかけて乾燥させたビンなどを使うとより安心です。
はちみつ漬けを1〜2週間で食べ切る予定ならタッパー、それ以上日持ちさせたいのなら熱湯消毒した容器と、ケースバイケースで使い分けるといいです。
はちみつを加えたら、フタをして冷蔵庫に入れ、半日ほど置いたら完成です。
柚子を加熱せずに生食すると、通常であれば酸味や苦味を強く感じますが、たっぷりのはちみつに漬けることで、柚子の味が丸みを帯びて、食べやすさが格段にアップします。
そのうえ、柚子の風味は十分に残るので、柚子特有の爽やかな味と香りを存分に楽しめます。
スイーツ代わりに食べてもいいですし、脂の多い肉料理などに添えるのもおすすめ。
ヨーグルトにかけて食べても美味しいです。
冷蔵保存で4ヶ月ほど日持ちするので、まとめて作っておくと便利ですよ。
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