茶碗蒸しのレシピをご紹介します。
卵のふんわりなめらかな口当たりと、出汁のやさしい風味が魅力の一品です。
鶏肉やエビ、かまぼこなど、さまざまな具材が入っているので、一口ごとに異なる味わいを楽しめます。
蒸すだけで簡単に作れるので、普段のおかずとしてもおすすめです。
材料
鶏もも肉 | 30g |
むきえび | 2尾 |
三つ葉 | 2本 |
椎茸 | 薄切り4枚 |
かまぼこ(赤) | 薄切り2枚 |
ぎんなん | 好みで2粒 |
塩 | 小さじ1/8 × 2 |
卵 | 1個 |
醤油 | 小さじ1/2 |
みりん | 小さじ1/2 |
だしの素 ※ | 小さじ1/3 |
水 ※ | 150ml |
- かつおだし150mlで代用可
レシピ・作り方
- ① むきえび(2尾)の背わたが残っている場合は、取り除きます。
ボールに入れ、片栗粉と水(小さじ1ずつ:分量外)をよく揉み込んで、臭みを取ります。
水洗いして、水気を拭き取り、塩(小さじ1/8)を揉み込んでおきます。
参考:むきえびの背わたの取り方
- ② 鶏もも肉(30g)を6等分して、塩(小さじ1/8)を揉み込んでおきます。
- ③ 三つ葉(2本)を2センチ幅に切ります。
椎茸(薄切り4枚)とかまぼこ(薄切り2枚)を用意します。
ぎんなん(好みで2粒)は、殻を剥いて中身を取り出したものを用意します。
補足:鶏肉とえびに下味を付ける
参考:ぎんなんの剥き方
- ④ 卵(1個)をボールに割り入れ、泡立てないように、ボールの底に菜箸を付けながら「一の字」を描くように混ぜます。(動画参照)
だしの素(小さじ1/3)と水(150ml)をよく混ぜてから、卵液に加えます。
醤油(小さじ1/2)とみりん(小さじ1/2)も加え、軽く混ぜます。
- ⑤ 卵液をこし器や目の細かいザルなどでこします。
卵液をこすことで、なめらかな口当たりに仕上がります。
- ⑥ 茶碗蒸しの器(または耐熱マグカップやプリンカップなど)を用意します。
鶏肉・むきえび・椎茸・ぎんなん・三つ葉を入れて、卵液を流し入れ、表面に残った気泡を、スプーンですくってきれいに取り除きます。
かまぼこを、見えるように上にそっとのせます。
器にアルミホイルをかぶせます。
- ⑦ 蒸し器にフタをして火にかけて、蒸気が十分に上がった状態にします。
蒸し器は、なるべく厚手の蓄熱性の高いものを使うと、均一に蒸せます。
- ⑧ 蒸し器のフタを外し、やけどしないように弱火にしてから、器を並べます。
フタを1センチ程度ずらしてかぶせ、強火にして3分、弱火にして10分蒸します。
卵が固まり、竹串を刺して透明な汁が出れば、完成です。
まだゆるい場合は、追加で弱火で2分ほど蒸します。
火を止めて、器を取り出します。
ほっとするような滋味深い味わいの茶碗蒸しです。
なお、今回のレシピをベースにして、お好みの具材でアレンジすることも可能です。
たとえば、ホタテ、たけのこ、しめじ、カニカマなどを加えてもよく合います。
レシピの補足説明
鶏肉とえびに下味を付ける
茶碗蒸しを作る際には、むきえびと鶏肉に塩をするのがおすすめです。
塩気が加わることで、それぞれの素材の味が引き立ち、メリハリのある味に仕上がります。
茶碗蒸しを蒸すのにベストな温度は、80〜85度です。
それ以上の温度で蒸すと、卵液が急激に固まり、すが入る(表面や中身に穴ができる)原因になります。
フタを1センチずらして蒸気を逃がすと、温度が一定に保たれ、なめらかに仕上がります。
蒸し時間は蒸し器によって異なる
茶碗蒸しが蒸し上がるまでの時間は、蒸し器によって異なります。
強火で3分、弱火にして10〜12分が目安ですが、蓄熱性の低い蒸し器を使うと、より長く時間がかかります。
弱火にして10分経ったら様子を見て、汁が透明になるまで蒸してください。
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