ゆで卵の保存方法と日持ち。冷凍は黄身限定!

ゆで卵の保存と冷凍


ゆで卵の保存方法について解説します。

ゆで卵は、冷蔵保存するのが基本です。
ただし、ゆで卵はあまり長く日持ちしないため、冷蔵しても、保存期間は2〜3日程度です。
長持ちさせたい場合は、煮卵や塩卵などに加工すると良いです。

また、冷凍する場合は、黄身だけにするのがおすすめです。
白身を冷凍すると、水分が抜けて、かたくてスカスカなスポンジのような食感になります。


ゆで卵の保存

ゆで卵を殻つきのままタッパーに入れて冷蔵保存
殻付き
殻をむいたり切ったりしたゆで卵をラップや保存袋で密閉して保存
殻なし
  1. ① 殻付きのゆで卵の場合は、殻をむかずに、タッパーや保存袋に入れて密閉します。
    殻をむいたゆで卵や、切ったゆで卵の場合は、ラップでぴったりと包むか、保存袋に入れ、よりしっかりと密閉して空気を遮断します。
  2. ② 冷蔵庫のチルド室、なければ冷蔵室に入れます。
    日持ちの目安は2〜3日です。

補足:保存には固茹でがおすすめ


煮卵(味付け卵)
煮卵
塩卵
塩卵
  1. ③ 長持ちさせたい場合は、煮卵(味玉)塩卵などの保存食にすると良いです。
    日持ちの目安は、煮卵は4〜5日、塩卵は1〜2週間ほどです。

ゆで卵の冷凍

ゆで卵の黄身だけを冷凍する
黄身だけ冷凍
ゆで卵を丸ごと冷凍する
白身はNG
  1. ④ 冷凍する場合は、黄身だけを取り出して、ラップでぴったりと包むか、保存袋に入れ、しっかりと密閉して空気を遮断します。
    日持ちの目安は、2週間ほどです。

補足:白身を冷凍するとどうなるか

ゆで卵の保存の補足説明

ゆで卵が日持ちしない理由

ゆで卵は、殻付きの生卵よりも保存性が劣ります。
殻付きの生卵は冷蔵で2週間ほど(賞味期限内)日持ちしますが、ゆで卵の場合は2〜3日です。
卵白にはもともと「リゾチーム」という抗菌作用のある酵素が含まれていますが、茹でるとその働きが失われてしまうため、このような違いが生まれます。

参考:生卵の保存方法

保存する場合は固茹でがおすすめ

ゆで卵の保存期間は、ゆで卵の固さによっても異なります。
半熟よりも固茹での方が日持ちしやすくなります。

ゆで卵を固茹でにする場合の茹で時間は、12分が目安です。
詳しくは「ゆで卵の作り方と茹で時間」を参考にしてください。

白身を冷凍するとどうなるか

白身を冷凍すると、水分が抜けて、硬くて繊維質なスポンジのような食感になってしまいます。

一方で、黄身は、冷凍する前とほぼ変わらない状態で食べられます。

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