
鍋料理の人気レシピを18品ご紹介します。
当サイトの鍋料理の中から、特におすすめの作り方を厳選してお伝えします。
定番の人気鍋から、ちょっと変わり種の鍋レシピまで、バリエーションは豊富。
材料や味付け、出汁の種類や鍋のしめなどはそれぞれ異なりますが、どれも、簡単に美味しく作れるものばかりなので、夕飯の献立選びにきっと役立ちます。
各レシピには、鍋に入れる具材を一覧で載せているので、ぜひ参考にしてください。
白菜ミルフィーユ鍋

白菜と豚バラ肉を交互に鍋に詰めて、何層にも折り重なるパイ生地のような見た目に仕上げた鍋料理です。
この鍋は、見た目のインパクトもさることながら、お味の方もかなりのもの。
かつおだしの旨みが具材にしっかりと染み込んでいて、醤油ベースのシンプルな味付けでありながら、味わい深く仕上がります。
タレについては、市販のポン酢がよく合います。
生姜とねぎを薬味として添えると、風味が増して、さらに美味しくいただけます。
レタス鍋

こちらは、レタス1玉をペロッと美味しく食べられる、レタス鍋のレシピです。
このレタス鍋は、鶏ガラスープの素を使ってコクをアップさせるレシピになっています。
レタスの味がわりとあっさりとしているため、レタスを鍋の具材にする際には、和風の優しい味付けにするよりも、スープの味に存在感を持たせた方が深みのある味に仕上がります。
豚肉から溶け出した脂分も加わって、とても美味しくいただけます。
シメは、残ったスープを温かいご飯にかけて、刻み海苔をのせて食べるのがおすすめです。
具材は何も足しませんが、スープ自体に鶏ガラの旨味がたっぷり含まれているので、ご飯にかけるだけで、奄美大島の郷土料理「鶏飯」風に仕上がります。
湯豆腐

「湯豆腐」
こちらは、シンプルな湯豆腐のレシピ。
湯豆腐発祥の地、京都・南禅寺の湯豆腐を参考にして作りました。
具材は豆腐だけ、鍋つゆは昆布だしだけ。
たれは、だし醤油とねぎがとてもよく合います。
湯豆腐は、とても繊細で奥深いお料理です。
豆腐をほどよく加熱することで、優しい甘みが引き立ちます。
また、昆布だしをきかせることで、豆腐自体の旨味もしっかりと感じられるようになり、豆腐の美味しさを再発見することができます。
常夜鍋

常夜鍋とは、豚肉やほうれん草などに軽く火を通し、ポン酢やレモン醤油などでいただくしゃぶしゃぶ鍋のことです。
作家の向田邦子さんや北大路魯山人が好んだ鍋としても有名で、毎晩食べても飽きないことが名前の由来とも言われています。
常夜鍋にはいくつかのバリエーションがありますが、ここでは、向田さんの著書で紹介されているレシピをもとにした作り方をお伝えしています。
まず、鍋に湯を沸かし、少し多めに日本酒を加えます。
そして、にんにくとしょうがを1かけずつ放り込み、風味をじわっと引き出します。
具材は、ほうれん草と豚肉の2つだけ。
タレは、醤油にレモンを絞ったものを使います。
日本酒の香りがふわっと広がる大人の鍋料理。
ものすごくシンプルなレシピですが、それがこの料理の魅力で、素材の味を存分に楽しめます。
坦々鍋

旨辛な坦々鍋のレシピです。
ぱっと見はモヤシとニラばかりで地味ですが、ゴマのコクとお肉の旨味が溶け込んだピリ辛なスープと一緒にいただくと、すごく食べ応えがあります。
材料費が安上がりで、たったの10分で作れるところも人気の理由です。
タレントの北斗晶さんのレシピしびれ鍋

「しびれ鍋」
しびれ鍋の超おすすめレシピです。
中国の山椒、花椒を使った、中華風のお鍋です。
花椒の痺れ、唐辛子の辛味、そして黒酢のコク。
強い自己主張を持つそれぞれの味が、うまい具合に調和しています。
しっかりとした旨味もあり、後を引く美味しさです。
冬の寒い日には、このお鍋を食べて暖まるのがおすすめです。
調理科学のスペシャリスト、佐藤秀美さんのレシピ豚のり鍋

「豚のり鍋」
疲労回復に効く鍋のレシピです。
豚肉と海苔を組み合わせるのがポイントです。
どちらもビタミンB群を豊富に含んだ食材。
渥美さんによると、豚肉と海苔は、疲労回復に最強の食べ合わせなんだそうです。
お味の方もとても美味しいです。
海苔とかつおだしの風味がマッチした、どこかほっとするような和風鍋です。
管理栄養士の渥美真由美さんのレシピ
塩ちゃんこ鍋

「塩ちゃんこ鍋」
鶏団子、白菜、巾着などを具材にしたちゃんこ鍋で、スープに浅漬けの素を加え、旨味をアップさせます。
ダシの風味をいかした優しい味付けで、肉団子はふんわりジューシーに仕上がります。

この塩ちゃんこは、巾着の作り方がとてもユニークです。
袋状にした油揚げに、うどんとネギを詰めます。
一緒に食べるときつねうどんのような味になり、シメの代わりになります。
おうち料理研究家のみきママのレシピきりたんぽ鍋

「きりたんぽ鍋」
ご当地鍋(秋田県)のおすすめレシピです。
鶏とかつおのWだしを使った上品な味わいの一品で、きりたんぽは簡単に手作りします。
香ばしくてモチモチのきりたんぽがとても美味しいですよ。
料理研究家の栗原心平さんのレシピ
鯖缶とトマトの鍋

「鯖缶とトマトの鍋」
チーズがたっぷり入った、イタリアン鍋のレシピです。
鯖の水煮缶とトマトを具材にした鍋料理で、関節痛に効くレシピとしてテレビで話題になりました。
お味の方も美味しいです。
スープにはサバとトマトの旨味がしっかりと染み込んでいますし、そこにチーズをトッピングすることで深いコクが加わります。
和なイメージのある鯖缶ですが、チーズとの相性もばっちりです。
調理科学のスペシャリスト、佐藤秀美さんのレシピスペアリブ鍋

「スペアリブ鍋」
スペアリブのトロっとした柔らかい食感が印象的な鍋料理。
シンガポールの豚の煮込み、肉骨茶バクテーのようなお料理です。
このお料理のいちばんの特徴は、ウーロン茶で煮込むこと。
ウーロン茶の茶葉に含まれている「カテキン」がお肉の中の「コラーゲン」と結びつくことで、お肉が柔らかく仕上がるそうです。
しかも、ウーロン茶が豚肉のクセを抑えてくれるので、とても美味しく仕上がります。
ちなみに、ウーロン茶の味はほぼ分かりません。
カレー鍋

「カレー鍋」
カレー鍋のおすすめレシピです。
このカレー鍋は、風邪予防に効くお鍋として、テレビで話題になりました。
カレーのスパイスに含まれるウコンには抗酸化作用があり、免疫力を高めてくれるそうです。
しっかりとした辛味がある、食欲をそそる一品。
野菜をたっぷり摂れるので、普段野菜が不足しがちな方にもおすすめです。
おでん


とろとろの黄身が、味の染みた具材によく絡み、とても美味しいですよ。 家事えもんこと、タレントの松橋周太呂さんのレシピ
ビスク鍋

ビスクとは、エビなどの甲殻類の旨味を抽出したフランスのスープのこと。
サイゲン流ビスク風鍋は、煮込み時間がたったの10分です。
エビの旨味が凝縮されたスープは、香りが高く、こってりとしたコク味があります。

鍋のしめは、フランスパンとチーズを加え、一風変わったオニオングラタンスープ風にします。
とろとろに溶けたチーズとエビの濃厚なスープが、絶妙にマッチします。
リッチな味わいのお鍋で、女子には絶対にウケますよ。
サイゲン大介こと、お笑いコンビ うしろシティの阿諏訪泰義さんのレシピみそクリーム鍋

コーンスープの素で作る和風の鍋で、白味噌仕立てのお鍋のような、マイルドで優しい味に仕上がります。
このお鍋も、すでにご紹介した北斗さんの1位の鍋と同様、食材費が安く、あっという間に作れます。

ちなみに、食材はすべてコンビニで揃います。

お鍋のシメは、「なんちゃってグラタン」。
うどんをマカロニに見立てた、さっぱりとしたクリームグラタン風です。
タレントの北斗晶さんのレシピ坦々鍋

鶏肉・厚揚げ・タケノコ・ニラなどの具材を担々麺風のスープで煮込んだ鍋料理で、隠し味にピーナッツバターを加えます。
クリーミーで深いコクのある味が特徴です。

この鍋のシメも、一風変わっています。
シメはライスペーパーをさっと煮込み、とろっとさせたところをいただきます。
料理愛好家の平野レミさんのレシピ和風ポトフ

材料費と手間を、少しはかけてもいいという方には、栗原さんのこのお鍋がおすすめです。
豚バラ肉を使った、満足度の高い鍋。
少し大きめに切った大根を、豚バラブロック肉と一緒に煮込んだボリュームのある鍋料理で、シメは生のトマトをたっぷり加え、トマトラーメンにします。

ちなみにこれが、シメのトマトラーメン。
トマトの爽やかな酸味をプラスした、上品な味わいのラーメンです。
ポトフとはまったく違う、さっぱりとした味わいのシメで、1品で2度楽しめますよ。
料理研究家の栗原心平さんのレシピ豆乳鍋

「豆乳鍋」
最後にご紹介するのは、豆腐を加えたフワフワな肉団子に、シメジと水菜を合わせた、ヘルシーで食べ応えのある豆乳鍋です。
七味唐辛子や粉山椒を添えていただくと、マイルドな味が引き締まり、飽きの来ない味になります。
料理研究家の藤井恵さんのレシピ以上。人気の鍋料理でした。
どれも美味しく出来ます。
超おすすめですよ。