きりたんぽ鍋のレシピをご紹介します。
きりたんぽ鍋は秋田県の郷土料理で、ご飯をすりつぶして作ったきりたんぽを、たっぷりの鶏肉や野菜と一緒に鶏ガラのスープで煮て作ります。
作るのは意外と簡単で、きりたんぽはスーパーなどでも購入できるため、あとは具材を切って煮るだけで完成です。
また、ご飯ものを最初から具材として入れるので、シメのご飯がなくても、しっかりとした満足感が得られます。
材料
きりたんぽ | 2〜3本(300〜400g) |
鶏もも肉 | 400g |
糸こんにゃく | 1袋(200g) |
セリ | 1束(100g) |
ごぼう | 2/3本(100g) |
長ねぎ | 1本(100g) |
舞茸 | 1パック(100g) |
塩(こんにゃく下処理用) | 小さじ1/2 |
醤油・酒(鶏肉下味用) | 大さじ1ずつ |
鶏がらスープの素 ※ | 大さじ2 |
水 ※ | 900ml |
醤油 | 大さじ3 |
みりん | 大さじ3 |
酒 | 大さじ2 |
塩 ※ | 小さじ2/3 |
- 「鶏ガラスープの素」と「水」は、鶏ガラスープ(900ml)で代用できます。
その場合は、つゆの材料の「塩」の量を小さじ1増やし、小さじ1と2/3に変更します。
レシピ・作り方
- 割り箸を埋める
- こんがり焼く
きりたんぽを手作りする場合は、きりたんぽの作り方を参考にしてください。
ご飯(400g)さえあれば、フライパンで作れます。
- ① 鶏もも肉(400g)を一口大に切り、ボールに入れ、醤油(大さじ1)と酒(大さじ1)を揉み込んで、使うまで置きます。
補足:鶏肉に下味を付ける
- ② 糸こんにゃく(1袋:200g)を洗ってボールに入れ、塩(小さじ1/2)をしっかりと揉み込みます。
きれいに洗って臭みを取り、食べやすい長さに切ります。
- ③ セリ(1束:100g)の根元を切り落とし、5cmの長さに切ります。
お好みで、セリの根の部分を竹串を使ってきれいに洗い、一緒に使います。
補足:セリの根は風味が良い
- ④ ごぼう(2/3本:100g)を皮ごと少し厚めのささがきにして、軽く水洗いしてザルに上げます。
- ⑤ 長ねぎ(1本:100g)を1cm幅の斜め切りにして、舞茸(1パック:100g)をほぐします。
- ⑥ スープの材料すべて、鶏ガラスープの素(大さじ2)・水(900ml)・醤油(大さじ3)・みりん(大さじ3)・酒(大さじ2)・塩(小さじ2/3)を土鍋に入れ、沸騰させます。
鶏肉を漬け込んだ調味料ごと入れ、その後に、糸こんにゃく・ごぼう・長ねぎ・舞茸を加え、再沸騰させて鶏肉に火を通します。
- ⑦ 半分に切ったきりたんぽを加えて、好みでセリの根も加え、再沸騰させます。
- ⑧ セリの葉と茎を加え、ひと煮立ちさせたら完成です。
きりたんぽは、スープがよく染みていて、ジューシーでモチモチとした食感に仕上がります。
きりたんぽ独特の香ばしい風味はそのままに、更にそこにスープの旨みが加わっているため、美味しさが格段にアップしています。
また、スープは、飽きのこない定番の味付けになっています。
鶏の旨みと野菜の滋味がしっかりと溶け出していて、深みのある味を楽しめますよ。
レシピの補足説明
鶏肉に下味を付ける
鶏肉にあらかじめ調味料を混ぜておくと、鶏肉に十分に味が染みますし、スープや他の具材との一体感も出ます。
セリの根は風味が良い
セリの根っこの部分は、葉や茎の部分以上に風味が強いので、見た目が嫌いでなければ、具材として使うのがおすすめです。
感じ方には個人差がありますが、私(やまでら)は、セリの茎や葉よりも根の方が美味しいと思っています。
根を使う場合は、根っこを傷めないように注意しながら、竹串(もしくは楊枝)などの先の尖ったもので汚れをかき出して、きれいにしてください。
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