きりたんぽ(切蒲英)の作り方を解説します。
自宅で手作りできる、きりたんぽの基本レシピです。
カリカリとした食感の、香ばしいきりたんぽが作れます。
材料
温かいご飯 | 400g ※ |
塩 | 小さじ1/8 |
割り箸 | 4膳 |
- レトルトご飯2パック分
作り方・レシピ
- ① 温かいご飯(400g)をボールに入れ、塩(小さじ1/8)を振り、軽く混ぜます。
すりこぎを使って、3〜5分ほどかけて、ご飯粒が見えなくなるくらいご飯をしっかりと潰します。
- ② ご飯を半分に分け、半量をラップの上に長方形に広げます。
割り箸(2膳)を重ねて、中心に少し埋め込みます。
ご飯をラップごと棒状に巻き、きりたんぽの形に整えます。
残りのご飯も、同じようにして形を整えます。
補足:割り箸を2膳重ねて使う
- ③ ご飯のラップを剥がし、温めたフライパンに直にのせ、表面がこんがりとするまで中火で12分ほど焼きます。
その際には、ご飯を4面に分けて、転がしながら3分ずつ焼くと良いです。
- ④ きりたんぽが熱いうちにまな板の上に取り出します。
軽く押さえながら割り箸の太い方をねじって回し、そっと抜きます。
(やり方は上の動画をご覧ください。)
- ⑤ きりたんぽを包丁で半分に切ります。
水で濡らした箸をきりたんぽの穴に突っ込んで、穴をしっかりと広げます。
- ⑥ きりたんぽを再びフライパンに並べ、中火で1分ずつ転がしながら合計4分焼き、穴の中まで軽く乾燥させたら完成です。
補足:2度焼きする理由
フライパンを使ったお手軽レシピですが、囲炉裏で焼いた昔ながらのきりたんぽのように、カリカリとした食感に仕上がります。
完成したきりたんぽは、味噌だれを塗ってそのまま食べても良いですし、きりたんぽ鍋の具材にしてもよく合います。
味噌だれを作る場合は、田楽味噌の作り方を参考にしてください。
きりたんぽの補足説明
きりたんぽの日持ち
このきりたんぽは、冷蔵保存で2日ほど日持ちします。
保存の際には、ラップでぴったりと包んだうえで、保存袋に入れて密閉します。
使う時は、ラップをかぶせたままレンジで温めます。
加熱時間は、レシピ全量の場合は500Wで3分です。
塩を少し加える
きりたんぽは、塩(小さじ1/8)を加えて作ると、鍋や焼き物にした時に、お料理全体に一体感が出やすいです。
なお、市販のきりたんぽにも塩が使われていることが多いです。
割り箸を2膳重ねて使う
きりたんぽ特有の穴を作る際には、割り箸2膳を重ねて太い軸を作ると、穴がしっかりと開きやすいです。
2度焼きする理由
きりたんぽを作る際には、ご飯の中心部分に穴を作り、半分に切ったうえで、もう一度焼きます。
そうすると、穴の中がほど良く乾燥するので、形崩れしにくくなり、食感も良くなります。
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