いなり寿司(稲荷寿司)のおすすめレシピをご紹介します。
定番のシンプルないなり寿司のレシピです。
調理のコツは、酢飯の酢をやや控えめにして、油揚げを少し甘めに煮ることです。
そうすると、酢飯と油揚げの味がよく馴染み、一体感のある仕上がりになります。
普段の献立に合わせやすいのはもちろんのこと、お弁当のご飯代わりにするのもいいですよ。
材料
油揚げ ※1 | 5枚(100g程度) |
砂糖 | 大さじ3 |
醤油 | 大さじ2 |
みりん | 大さじ1 |
だしの素 ※2 | 小さじ1/2 |
水 ※2 | 250ml |
ご飯 | 600g(2合分) |
酢 | 大さじ2と1/2 |
砂糖 | 大さじ2と1/2 |
塩 | 小さじ1 |
- いなり寿司を作る場合は、ふわふわした軽い油揚げを使うと、袋状に開きやすいです。(▼詳細)
- だしの素と水は、だし汁250mlで代用できます。
レシピ・作り方
- 米を洗う
- 硬めに炊く
- ① 白米(2合)を洗ってザルに上げ、炊飯器に入れます。
通常よりもやや少なめの水(360ml)を加え、白米モードで炊きます。
このように炊くと、ちょうど600g程度の少し硬めのご飯ができます。
- 酢飯を作る
- 冷ます
- ② 酢飯を作ります。
ご飯を飯台(もしくはボール)に入れ、酢(大さじ2と1/2)・砂糖(大さじ2と1/2)・塩(小さじ1)をよく混ぜたものを万遍なく回しかけ、切るように手早く混ぜて、うちわであおいで軽く冷まします。
続いて、ご飯をひっくり返すように大きく混ぜて、再び、うちわであおいで冷まします。
参考:基本の酢飯の作り方
- 油を抜く
- 袋状にする
- ③ 油揚げ(5枚)をキッチンペーパーで挟み、表面に付着した油を抜きます。
半分に切り、切り口から開いて袋状にします。
参考:油揚げの開き方
補足:油揚げの油抜きについて
- 鍋に広げる
- 煮る
- ④ 砂糖(大さじ3)・醤油(大さじ2)・みりん(大さじ1)・だしの素(小さじ1/2)・水(250ml)を鍋に入れ、火にかけて砂糖を溶かし、油揚げを広げます。
沸騰したら、落し蓋をして火を弱め、汁気が無くなるまで5分ほど煮ます。
- ひっくり返す
- 粗熱を取る
- ⑤ 火を止めて油揚げをひっくり返し、普通の蓋をして、粗熱が取れるまで置いて味を馴染ませます。
- ⑥ 手に手酢(分量外)を付け、酢飯を10等分して、それぞれを俵型に握ります。
10等分すると、大きめのいなり寿司ができるので、好みで少し小さく握っても良いです。
- ご飯を詰める
- 口を閉じる
- ⑦ 油揚げの汁気を軽く絞ります。
口を開き、俵型にした酢飯を詰めて形を整え、口を閉じます。
すべて同じように包み、皿に盛ったら完成です。
包み方は、上の動画も参考にしてください。
素朴な味わいが魅力の、食べ飽きない稲荷寿司です。
適度な甘みとしっかりとしたコクがあり、ペロッと美味しく食べられます。
レシピの補足説明
いなり寿司の日持ち
いなり寿司は、冬場だったら常温で1日くらい、夏だったら常温で半日くらいで食べ切るのがおすすめです。
常温に置いてラップをかぶせておけば、できたての美味しさをキープできますが、あまり長持ちしません。
食べ切れない場合は、2〜3日だったら冷蔵保存することもできます。
ただし、冷蔵庫に入れるとかたくなるので、レンジで軽く温めてから食べてください。
いなり寿司に向いた油揚げ
いなり寿司には、開きやすいふわふわした軽い油揚げ(下の写真左)を使うのがおすすめです。
油揚げの油抜きについて
油揚げの油抜きは、キッチンペーパーで軽く押さえて、表面の油っぽさを取り除く程度にとどめます。
熱湯をかけたり茹でたりする方法もありますが、いなり寿司にする場合は、油揚げに含まれる油のコクをほど良くいかした方が美味しいと私は思います。
汁気を完全に飛ばすレシピになっているため、味の染みやすさも、油抜きした場合とまったく変わりません。
ご飯の量について
このいなり寿司は、1個につきご飯を60g詰めます。
ご飯をやや多めに入れるレシピになっていますが、お好みで量を調整していただいても構いません。
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