ラタトゥイユのレシピをご紹介します。
ラタトゥイユとは、南フランスのプロヴァンス地方の伝統料理で、オリーブオイルと野菜を材料にした煮込み料理のことです。
複数種類の野菜をたっぷりと使うのが特徴で、中でも具材として定番なのは、トマトやズッキーニ、なす、ピーマン、玉ねぎなどです。
これらをじっくり煮込むことで、旨みが混ざり合い、味わい深く仕上がります。
冷蔵で6日ほど日持ちするので、作り置きしおくと便利ですよ。
材料
| 玉ねぎ | 200g(1個) | 
| ズッキーニ | 200g(1本) | 
| なす | 100g(1本) | 
| ピーマン | 2個 | 
| パプリカ | 200g(1〜2個) | 
| トマト | 450g(3個) | 
| にんにく | 1かけ | 
| ローリエ | 1枚 | 
| 生タイム | 3g | 
| オリーブオイル | 大さじ2 | 
| 塩 | 小さじ1 | 
| こしょう | 少々 | 
- カロリー
 - 1人分:105kcal
 
レシピ・作り方

- ① 玉ねぎ(200g:1個)を5ミリ幅の薄切りにします。
ズッキーニ(200g:1本)となす(100g:1本)のヘタを取り、それぞれを2センチ角に切ります。
にんにく(1かけ)を薄切りにします。 

- ② ピーマン(2個)とパプリカ(200g:1〜2個)のヘタとタネを取り、それぞれを2センチ角に切ります。
トマト(450g:3個)のヘタを取り、8等分くらいに切ります。 
生トマトで美味しさアップ
ラタトゥイユのレシピには、トマト缶を使ったものもありますが、このレシピでは、本場風にフレッシュな生トマトを使います。
トマト缶を使うと、味の主張が強すぎるために、他の野菜の味が分かりにくくなりがちです。
その点、生トマトであれば、味が控えめなので、野菜それぞれの味がはっきりと感じられます。

- ③ 鍋にオリーブオイル(大さじ2)を熱し、玉ねぎ・ズッキーニ・なす・にんにくを加えて、2分ほど炒めます。
 

- ④ ピーマン・パプリカ・トマト・ローリエ(1枚)・生タイム(3g)・塩(小さじ1)・こしょう(少々)を加えます。
 
ハーブで風味良く
ハーブを少量加えるのもポイントの一つです。
月桂樹やタイムの風味が、野菜の旨みをいい感じに引き立ててくれます。

- ⑤ フタをせずに、中火〜弱めの中火でたまに混ぜながら30分ほど煮たら完成です。
 
フタをしないで煮る
ラタトゥイユを美味しく作るコツは、フタをしないで煮て、じっくり時間をかけて野菜の水分を飛ばすことです。
そうすると、野菜の味がぎゅっと凝縮して、味わい深く仕上がります。

30分煮ると、野菜がくたっと柔らかく馴染んで、全体のかさが半分くらいに減ります。

野菜料理と聞くとすこし地味なお料理をイメージしがちですが、ラタトゥイユに関しては、まったく違います。
旨みとコクがギュッと凝縮されていて、メイン料理としても十分通用する、濃厚な味を楽しめます。
調理時間は40分かかりますが、ほとんどは煮ている時間なので、調理も簡単です。
ぜひ気軽にお試しください。
ラタトゥイユの簡単アレンジ
なお、ラタトゥイユは、そのまま食べるだけでなく、いろいろな料理にリメイクすることもできます。
たとえば、パスタやご飯と合わせたり、チーズと一緒に食パンにのせてトーストにしたり、オムレツの具材にすると美味しいですよ。
日持ち:冷蔵保存で6日









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