豆腐ステーキは、豆腐をこんがり焼いて甘辛だれで仕上げる人気のおかずです。
この豆腐ステーキのレシピは、豆腐本来のやさしい食感と風味を活かした、シンプルで味わい深い一品です。
片栗粉や小麦粉を使わないので口当たりはなめらかで、にんにくをほんのり効かせた、しっかり味の自家製だれとよく合います。
簡単に作れてごはんが進む味わいなので、あと一品欲しいときにもぴったりです。
材料
木綿豆腐 | 1丁(300g) |
醤油 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1 |
酒 | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
にんにく(すりおろし) | 小さじ1/6程度 |
ごま油 | 小さじ2 |
豆腐ステーキのレシピ・作り方
豆腐を均等にカットして下ごしらえ

- ① 豆腐(1丁:300g)は厚みを半分に切り、さらに2等分して4個にします。
厚さは2〜2.5センチが目安です。
豆腐の水切りとステーキソースの準備

- ② 2枚重ねにしたキッチンペーパーの上に豆腐を重ならないように並べ、ペーパーで包みます。
包み終わりを下にして10分ほど水切りします。 - ③ 醤油(大さじ1)・みりん(大さじ1)・酒(大さじ1)・砂糖(小さじ1)・にんにく(すりおろし:小さじ1/6程度)を合わせて、ステーキソースを作ります。
豆腐を香ばしく焼き上げる

- ④ フライパンにごま油(小さじ2)を熱し、豆腐を並べます。
両面がこんがりとするまで、中火で4〜5分ほど焼きます。
盛りつけるときは、この面を上にするときれいです。
ステーキソースを絡めて煮詰める

- ⑤ 火を弱め、合わせておいたソースをよく混ぜてから加えます。
スプーンでソースをかけながら、少なくなるまで煮詰めます。
仕上げのソースをしっかり煮詰める

- ⑥ 豆腐ステーキを取り出して皿に並べます。
フライパンに残ったソースを少量になるまで煮詰めます。
豆腐に軽くかかる程度の少量まで煮詰めるのがポイントです。
豆腐ステーキの完成!

- ⑦ 豆腐ステーキにソースをかけたら完成です。
焼き野菜や青菜のナムルなどを添えると彩りもよくなります。
こんがり焼いた豆腐に甘辛だれを絡めた、コク深い味わいの豆腐ステーキ。
ほのかに香るにんにくが食欲をそそり、ごはんとの相性も抜群です。
ぜひ気軽に作ってみてください。
よくある質問(FAQ)
豆腐には片栗粉や小麦粉はまぶさないのですか?
豆腐ステーキには、片栗粉や小麦粉をまぶして焼く方法もよくあります。
粉をまぶすと焼き色がつきやすくなり、ソースも絡みやすくなります。
また、焼いたときに崩れにくくなるという利点もあります。
でも私は、片栗粉などをまぶした時の、少しべたつくような食感と、箸で切りにくいのがとても気になります。
豆腐本来のなめらかで優しい食感が損なわれるように思い、粉なしのシンプルな焼き方の方が豆腐らしさを楽しめると感じています。
ですからこのレシピでは、あえて粉を使わずに、豆腐の風味と食感をそのまま楽しめる仕上がりにしています。
豆腐はどのくらいの厚さがベストですか?
豆腐は2〜2.5センチほどの厚さがちょうど良く、焼きやすさと食べごたえのバランスがとれます。
厚すぎると火が通りにくく、薄すぎると崩れやすくなるため、この範囲が最適です。
なお、豆腐を横からスライスして厚みを半分にし、それぞれを縦に半分に切ると、形やサイズに関係なく安定してこの厚さに切れます。
にんにくは薄切りでもいいですか?
薄切りのにんにくをごま油でじっくり加熱し、香りを油に移してから豆腐を焼く方法もあります。
ただし、豆腐のように水分が多い食材では、油に移ったにんにくの風味が行き渡りにくく、たくさん使っても香りが弱くなりがちです。
このため、香りがダイレクトに伝わるすりおろしにんにくをソースに加える方が、豆腐とにんにくの風味をどちらも活かせます。
付け合わせは何が合いますか?
豆腐ステーキには、赤や黄色のパプリカ、しめじ、ズッキーニ、なすなどの焼き野菜がおすすめです。
香ばしさと彩りが加わり、豆腐のやさしい味を引き立てて、ボリューム感のある一皿に仕上がります。
また、さっと茹でた小松菜やほうれん草のナムルも相性が良く、さっぱりとした味わいでバランスが取れます。
食感や風味に変化をつけたいときに便利です。
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