石狩鍋のレシピをご紹介します。
味噌をベースにしたコク深いスープに、鮭や野菜の旨味が溶け込む一品です。
鮭さえあれば、冷蔵庫にある野菜で自由にアレンジが可能。
しかも、具材を切って煮るだけの簡単調理なので、忙しい日の夕食にもぴったりです。
心も体も温まる石狩鍋を、ぜひご家庭でお試しください。
材料
生鮭(切り身) | 2〜3切れ |
じゃがいも | 1個(150g) |
白菜 | 1/8個(300g) |
長ねぎ | 1/2本(50g) |
人参 | 1/2本(80g) |
しめじ等のきのこ | 1/2袋(100g) |
豆腐 | 1/2丁(150g) |
みりん | 大さじ1と1/2 |
酒 | 大さじ2 |
砂糖 | 小さじ1/2〜1 |
だしの素 ※ | 小さじ1と1/3 |
水 ※ | 600ml |
味噌 | 大さじ4程度 |
バター | 20g |
七味唐辛子・黒胡椒 | 好みで少々 |
- かつおだし600mlで代用可
レシピ・作り方
じゃがいものアクを抜く
- ① じゃがいも(1個:150g)の皮をむき、5ミリ幅の輪切りまたは半月切りにします。
水に5分ほどさらしてアクを抜き、水気を切ります。
石狩鍋の具材を切る
- ② 白菜(1/8個:300g)をざく切りにして、長ねぎ(1/2本:50g)を斜め薄切りにします。
人参(1/2本:80g)の皮をむいて2ミリ幅の輪切りにして、しめじ(1/2袋:100g)の石づきを取ってほぐします。
豆腐(1/2丁:150g)を一口大に切り、鮭(2〜3切れ)の水気を拭き取って食べやすい大きさに切ります。
スープに味噌を溶かす
- ③ みりん(大さじ1と1/2)・酒(大さじ2)・砂糖(小さじ1/2〜1)・だしの素(小さじ1と1/3)・水(600ml)を鍋に入れ、火にかけます。
沸騰してきたら、味噌(大さじ3)をおたまに入れて溶き入れ、スープの味をととのえます。
砂糖の量は少し幅を持たせています。
甘めの味噌を使う場合は、控えめにすると良いです。
火が通りにくい具材を先に加える
- ④ 白菜の芯の部分・じゃがいも・人参を加え、5分ほど煮ます。
火が通りにくい具材を先に加え、軽く火を通します。
どれも鍋底に沈みやすい具材ですが、彩り良く仕上げるために、じゃがいもと人参は白菜の芯のうえにのせて煮ると良いです。
残りの具材をすべて加える
- ⑤ 具材を端に寄せ、白菜の葉・長ねぎ・しめじ・豆腐・鮭を見た目よく並べ、さらに5分ほど煮て火を通します。
簡単に見た目良く並べるコツは、同じ種類の具材をひとかたまりにして、それぞれを放射状に配置することです。
鮭の旨みたっぷりの石狩鍋の完成
- ⑥ 味見をして、追加の味噌(大さじ1を目安に)を加えます。
仕上げにバター(20g)を4等分してところどころに散らし、溶かして馴染ませたら火を止めます。
お好みで、七味唐辛子や黒胡椒を振りかけて風味を楽しみます。 - ⑦ この石狩鍋は、スープも一緒に飲むと美味しいです。
スープの量は必要最小限なのであまり残らないとは思いますが、ご飯などを加えて卵を散らし、シメにしても良いです。
鮭の旨味と味噌のコクが絶妙な、贅沢な鍋料理です。
バターの風味も加わって、味わい深く仕上がります。
体も心もぽかぽかになる石狩鍋をぜひお楽しみください。
よくある質問(FAQ)
石狩鍋におすすめの味噌は何ですか?
使用するお味噌は、白味噌でも赤味噌でもどちらでも構いません。
わが家では赤味噌で作った石狩鍋の方が人気がありますが、本場北海道では、白味噌が使われることが比較的多いようです。
白味噌で作ると、やや甘めの仕上がりになります。
いずれにしろ、味噌はものによって塩気と甘みが大きく異なるので、味見をしながら調整してください。
冷凍鮭でも作れますか?
はい、冷凍鮭でも問題ありません。
ただし、解凍して水分をよく拭き取ってから使用することで、鍋に臭みが出にくくなります。
野菜の代わりに何か他の具材を入れることはできますか?
冷蔵庫に余っている野菜や、油揚げ、こんにゃくなどを加えるのもおすすめです。
きのこの種類を変えるだけでも風味が変わり、違った表情を楽しめます。
バターを控えたい場合、代替の調味料はありますか?
バターを控えたい場合は、少量のごま油を加えてコクを出すことができます。
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