いももち(芋餅)のレシピをご紹介します。
「いももち」と呼ばれるお料理は日本各地にありますが、今回ご紹介するのは、その中でも特に知名度の高い、北海道のいももちです。
作り方は簡単で、潰したじゃがいもを平たい円形にととのえて、こんがりと焼いて作ります。
バターを加えているのでそのまま食べても美味しいですし、醤油ベースの甘辛なタレを付けてもよく合います。
材料
じゃがいも | 3個(450g) |
片栗粉 | 大さじ2 |
塩 | 小さじ1/2 |
バター | 15g |
醤油 | 大さじ1 |
砂糖 | 大さじ1 |
レシピ・作り方
- ① じゃがいも(3個:450g)の皮をむき、一口大に切ります。
- ② 鍋にじゃがいもを入れ、水(500ml)を注ぎ、塩(小さじ1/2:分量外)を加えて火にかけます。
沸騰したらアクを取り、火を弱め、竹串がすっと通るまで8〜10分茹でます。
補足:茹でるのがおすすめ
- ③ じゃがいもをザルに上げて水気を切ります。
ふたたび鍋に戻して火にかけ、ヘラで混ぜながら水分を飛ばします。
- ④ じゃがいもをボールに移し、かたまりが無くなるまでマッシャーなどで潰しながら、粗熱を取ります。
片栗粉(大さじ2)と塩(小さじ1/2)を加えて、きれいに混ぜます。
- ⑤ じゃがいもを8等分して、平たい円形に整えます。
- ⑥ フライパンを熱してバター(15g)を溶かし、いももちを並べます。
弱めの中火で焼き、両面にこんがりとした焼き目をつけます。
焼いている途中、いももちを少し動かすなどして、フライパンに残ったバターを絡めてください。
5〜10分を目安に、両面に美味しそうな焼き目が付くまで焼くと良いです。
- ⑦ いももちを皿に取り出します。
空いたフライパンに砂糖(大さじ1)と醤油(大さじ1)を入れ、軽く加熱します。
砂糖を溶かしながら、フライパンに残ったバターと混ぜ合わせ、タレを作ります。
タレを器に移し、いももちに添えたら完成です。
タレをかけながらいただきます。
補足:タレは砂糖醤油が合う
じゃがいもとバターは、定番の組み合わせなだけあって、やはり味の相性は抜群です。
焼けたじゃがいもの香ばしさとバターのコクが、とてもよく合います。
タレについては、途中で味の変化を楽しみたいときに付けるのがおすすめです。
甘じょっぱい味を加えると、おやつ感覚で美味しくいただけます。
レシピの補足説明
じゃがいもは茹でるのがおすすめ
じゃがいもは、潰す前に一度加熱します。
その際には、じゃがいもを鍋で茹でると良いです。
レンジで加熱するという方法もありますが、鍋で茹でると、じゃがいもが均一に柔らかくなるので、いももちがもちもち食感に仕上がりやすくなります。
また、じゃがいもの甘みも出やすいです。
タレは砂糖醤油が合う
いももちのタレは、今回のように砂糖醤油がよく合います。
タレの味が控えめなので、いももちの味が引き立ちます。
同じような甘辛なタレとしてはみたらしだれもありますが、みたらしだれは味の存在感が強すぎるため、じゃがいもの持ち味が十分に感じられにくいと私(やまでら)は思います。
砂糖醤油がおすすめです。
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