すき焼きのレシピ。割り下で煮るから旨い!

すき焼き
レシピ動画
牛肉が柔らかい!絶品すき焼き

すき焼きのレシピをご紹介します。
肉を焼かずに割り下で煮て作る、関東風のすき焼きです。

肉以外の具材を先に煮ることで、割り下の味がしっかり染み込み、野菜や豆腐の旨みを引き出します。
さらに最後に肉を加えることで、割り下に旨みを広げつつ、柔らかな肉の美味しさを存分に楽しむことができます。

材料

2人分:調理時間25分
牛肉(すき焼き用) 250g
しらたき 150g程度(1袋)
椎茸 4枚
白菜 300g(3枚)
春菊 100g(1/2袋)
長ねぎ 1本
焼き豆腐 200g(1/2丁)
2〜4個
牛脂 1個
割り下(タレ)
醤油 90ml
大さじ3
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ2と2/3
だしの素 小さじ1/4
100ml
  • 和風だし100mlで代用可


レシピ・作り方

しらたきをキッチンバサミで切る
しらたきを下茹でする
  1. ① しらたき(150g程度:1袋)を洗って食べやすい長さに切り、2分ほど下茹でして、臭みを取り除くとともに味を染みやすくします。

参考:しらたきの下処理


椎茸の傘に切れ目をいれる
花切りにした椎茸
  1. ② 椎茸(4枚)の軸を切り落とします。
    傘に切り込みを入れて、花切り(飾り切り)にします。(動画参照)

参考:椎茸の花切り



白菜と長ねぎと春菊と焼き豆腐

  1. ③ 白菜・長ねぎ・春菊・焼き豆腐を切ります。
    1. 白菜(300g:3枚)を芯と葉に分け、芯を一口大の薄めのそぎ切りにして、葉をざく切りにします。
    2. 春菊(100g:1/2袋)の茎の根元近くの、硬い部分や汚れた部分を切り落とします。
      茎の真ん中あたりに包丁を入れて切り離し、上下の長さを同じくらいに揃えます。(動画参照)
    3. 長ねぎ(1本)を2センチ幅の斜め切りにします。
    4. 焼き豆腐(200g:1/2丁)の厚みを半分にして、3センチ四方くらいに切ります。

割り下の材料を混ぜる

  1. ④ 割り下の材料を混ぜておきます。
    材料は、醤油(90ml)・酒(大さじ3)・みりん(大さじ2)・砂糖(大さじ2と2/3)・だしの素(小さじ1/4 )・水(100ml)です。

長ねぎと白菜の芯を炒める

  1. ⑤ すき焼き鍋(又は金属製の鍋かフライパン)をよく熱します。
    牛脂(1個)を入れ、鍋肌にこすりつけるようにして溶かし、脂を行き渡らせます。
  2. ⑥ 長ねぎと白菜の芯を入れ、長ねぎに少し焼き色が付くまで加熱して、香りを立たせます。

ねぎは牛脂で焼き付けると香りが立ち、すき焼き全体の風味がアップします。
火が通りにくい白菜の芯と一緒に、割り下を加える前に加熱するのがポイントです。



割り下を加える
すき焼きの具材を煮る
  1. ⑦ 割り下を全て加えます。
    長ねぎと白菜の芯を端に寄せ、しらたき・椎茸・豆腐をきれいに並べ、1〜2分ほど煮ます。
    割り下に十分に浸かっていない具材は、割り下をかけながら煮ると良いです。
    しらたきは、牛肉の食感を硬くする成分を含むため、牛肉と直接触れないよう、鍋の端などで煮るようにします。

割り下を加えたら、味が染みにくい具材を先に軽く煮て、旨みを引き出します。


すき焼き

  1. ⑧ 白菜の葉と春菊を加え、沸騰したら、牛肉を2〜3枚ずつ入れてさっと火を通します。
    具材に火が通ったら、火を弱めます。
  2. ⑨ 卵(2〜4個)を器に割り入れ、軽く溶きます。
    具材を器によそい、卵液を付けていただきます。
    残りの肉も2〜3枚ずつ鍋に入れ、火を通してからいただきます。

今回のように肉を後から入れることで、肉を他の具材と一緒に、焦らずにそれぞれのペースで楽しめます。
肉の柔らかさと具材の旨みが際立つ、味わい深いすき焼きです。
温かい鍋を囲みながら、特別なひとときをお過ごしください。

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