たった2つの食材でも、しっかり満足できる一品に。
シンプルな材料でご飯がすすむ、「大根とこんにゃくの煮物」のレシピをご紹介します。
汁気がほとんどなくなるまでじっくり煮詰めて、甘辛い煮汁をしっかり染み込ませるのがポイント。
乾煎りしたこんにゃくの香ばしさと、柔らかな大根の甘みが引き立ち、あと引く美味しさに仕上がります。
作り置きやお弁当のおかずにもぴったりな、頼れる一品です。
材料
大根 | 1/3本(300g) |
こんにゃく | 1枚(250g) |
醤油 | 大さじ2 |
みりん | 大さじ1と1/2 |
砂糖 | 小さじ2 |
和風だしの素 ※ | 小さじ1 |
水 ※ | 250ml |
ごま油 | 小さじ1 |
一味唐辛子や柚子皮 | 好みで適量 |
- 鰹だし250mlでも良い。
大根とこんにゃくの煮物のレシピ・作り方
大根を下茹でする
- ① 大根(1/3本:300g)は皮を厚めにむいて、1.5センチ厚の半月切りにします。
- ② 大根を鍋に入れ、かぶるくらいの水を注ぎます。
中火にかけて沸騰したら火を少し弱め、10〜12分ほど下茹でしてアクを抜きます。
竹串がすっと通るくらいの柔らさになったら、ザルに上げて水気を切ります。
こんにゃくを下茹でする
- ③ こんにゃく(1枚:250g)は手で一口大にちぎって、味がしみやすいようにします。
熱湯で2分ほど下茹でしたら、ザルに上げて水気を切ります。
こんにゃくを乾煎りする

- ④ 熱したフライパンにこんにゃくを入れ、少し焼き色が付くまで、4〜5分ほど乾煎りします。
具材と煮汁を鍋に入れる

- ⑤ 鍋に醤油(大さじ2)・みりん(大さじ1と1/2)・砂糖(小さじ2)・和風だしの素(小さじ1)・水(250ml)を入れてよく混ぜ、大根とこんにゃくを加えます。
具材が煮汁に均一に浸かるようにならし、中火にかけます。
落としぶたをして煮る

- ⑥ 煮立ったら落としぶたをし、弱めの中火にして15分ほど煮含めます。
水分がなくなりそうな場合は、途中で少量の水を加えて調整してください。
大根とこんにゃくの煮物の完成!

- ⑦ 落としぶたを外し、汁気がほとんどなくなって照りが出るまで、軽く煮詰めます。
仕上げにごま油(小さじ1)をまわしかけて、香りを付けます。 - ⑧ 器に盛りつけ、お好みで一味唐辛子や柚子皮を添えたら完成です。
鍋の大きさや火加減によって煮汁の残り具合が変わるので、落としぶたを外したあとは様子を見ながら軽く火にかけ、照りが出るまで煮詰めてください。
素材の魅力を、シンプルな調理でじっくり引き出しました。
大根とこんにゃくだけとは思えない、しみじみ美味しい一品。
噛むほどに味がしみ出す、飽きのこない煮物です。
よくある質問(FAQ)
大根の皮はなぜ厚めにむくのですか?
皮に近い部分は筋が多くかたいうえに、えぐみや苦みが出やすいことがあります。
煮物にする場合は厚めにむくことで、食感がよくなり、味もまろやかに仕上がります。
詳しくは「大根の基本の皮むき」を参考にしてください。
残った大根の皮の使い道はありますか?
厚めにむいた皮は捨てずに、漬物にするのがおすすめです。
めんつゆの旨味に、ごま油の風味と酢の酸味を加えることで、食べやすい味わいに仕上がります。
詳しくは「大根の皮の漬物のレシピ」をご覧ください。
こんにゃくの下ごしらえは必要ですか?
臭みを取るために、こんにゃくは下ゆでしてから乾煎りするのがおすすめです。
このひと手間で臭みが抜け、煮汁が染みやすくなります。
作り置きした場合、日持ちはどれくらいですか?
冷蔵保存で2〜3日が目安です。
保存容器に入れ、完全に冷ましてから冷蔵庫に入れてください。
食べるときは電子レンジや鍋で温め直すと、より美味しくいただけます。
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