電子レンジを使った、風呂吹き大根と味噌だれのレシピをご紹介します。
大根を煮る工程だけでなく、下茹でやタレの加熱も、すべてレンジで行います。
手軽なレンチンレシピですが、仕上がりはかなり本格的。
大根にはだし汁がしっかりと染み込んでいて、濃厚な味噌だれとともにとても美味しくいただけます。
鍋を使うのが面倒という方は、ぜひこのレシピをお試しください。
「レンジで簡単!ふろふき大根」のレシピです。
材料
大根 | 16センチ |
生米 ※ | 大さじ2 |
だし汁 | 500ml |
塩 | 小さじ1/2 |
味噌 | 大さじ2 |
砂糖 | 小さじ2 |
みりん | 大さじ1/2 |
酒 | 小さじ1 |
だし汁 | 大さじ1 |
- 米の研ぎ汁(適量)でもOK。詳しくは文中参照。
作り方
まず、大根(16センチ)を4センチの輪切りにします。
そして、大根の皮を厚めにむきます。
皮を厚めにむく
赤い線の部分には、よく見ると薄い線が走っており、筋っぽくなっています。
全体が均一に柔らかいふろふき大根を作るには、この部分を切り取るように、皮を厚くむくのがおすすめです。
- 面取り
- 隠し包丁
皮をむいたら、両面の切り口の角を少し丸く削り(面取り)、片面の中心に1センチくらいの深さの十字の切り込み(隠し包丁)を入れます。
下ごしらえについて
ふろふき大根の下ごしらえ(皮むき・面取り・隠し包丁)については、ふろふき大根の鍋を使ったレシピで詳しく紹介しています。
なぜそうするのか、その理由も解説していますので、合わせて参考にしてください。
次に、大根を耐熱容器に入れ、生米(大さじ2)を加え、かぶるくらいの水を注ぎます。
そして、ふんわりとラップをかぶせて、電子レンジ(600w)で20分ほど加熱します。
レンジで下茹で
生米を加えて下茹ですると、大根の苦味やエグミが和らいで上品な味に仕上がります。
米に含まれるでんぷんが、雑味成分を吸着するためです。
生米と水の代わりに、米の研ぎ汁(かぶるくらいの量)を使っても、同じような効果が得られます。
加熱時間について
なお、加熱時間は、大根の質(元々の大根のかたさ)によって、けっこう変わってきます。
20分前後を目安に、竹串がすっと通るまで、レンジで茹でてください。
続いて、大根を取り出し、流水できれいに洗い、大根の表面に付いた米臭さを洗い流します。
大根を洗ったら、水気を切ります。
次に、大根を耐熱容器に入れ、だし汁(500ml)と塩(小さじ1/2)を加え、ふんわりとラップをして、電子レンジ(600w)で15〜20分加熱します。
あらかじめ下茹でしているため、生のまま加熱するよりも断然早く仕上がります。
時間がある場合は、だし汁に浸したまましばらく置くと、味がよく染みます。
味噌だれは、材料(味噌:大さじ2、砂糖:小さじ2、みりん:大さじ1/2、酒:小さじ1、だし汁:大さじ1)を耐熱容器に入れて混ぜ、ラップをして、電子レンジ(600w)で2分加熱して作ります。
途中、1分経ったら、いったん取り出して混ぜてください。
大根の十字の切れ目を入れた面を下にして皿にのせ、味噌だれを添えたら完成です。
お米と一緒に下茹でしているので、苦味やエグミはほとんどありません。
濃厚な味噌だれとのコントラストも絶妙で、大根の素朴な旨味が引き立って、優しくて滋味深い味を楽しめます。
ふろふき大根といえば鍋を使うのが定番ですが、レンジを使っても十分美味しく仕上がりますよ。
作り置きOK
なお、風呂吹き大根は作り置きすることもできます。
保存する際には、大根とたれを別々にして冷蔵します。
日持ちは3〜4日程度と考えてください。
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