人参とカレー粉をつかった、「人参のカレーきんぴら」のレシピをご紹介します。
管理栄養士の濱裕宣さんが考案した、免疫力アップに効果的な、きんぴらのレシピです。
人参と言えば、免疫力を高めるβカロテンがたいへん豊富です。
でも濱さんによると、人参を生で食べると、およそ9割ものβカロテンを捨てていることになるそうです。

油で調理すると、βカロテンが体内に吸収されやすくなり、また、カレー粉と合わせると、カレー粉に含まれる「クルクミン」によってβカロテンの抗酸化力がさらにアップするそうです。
さて、今回のレシピの調理時間は、たったの5分。
ほのかなカレー風味が食欲をそそる、子供でも食べやすいおかずですよ。

(一部情報元:日本テレビ「ヒルナンデス!」2018年6月11日放映)
人参とカレー粉のきんぴらレシピ
濱さんが考案した「ニンジンのカレーきんぴら」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
にんじん | 1本 |
油 | 適量 |
醤油 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ2 |
カレー粉 | 小さじ1 |
- にんじんを縦半分に切り、斜め薄切りにする。カレーだれの材料を混ぜる。
- フライパンに油を熱し、にんじんを中火で3分ほど炒める。カレーだれを回し入れ、全体に絡めたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
【工程1】
まず、にんじん(1本)を縦半分に切り、斜め薄切りにします。
このように、にんじんを少し大きめの薄切りにすると、食感がしっかり出ます。
柔らかいのがお好みの方は、千切りなどもう少し小さく切っても良いと思います。
次にカレーだれの材料(醤油:大さじ1、みりん:大さじ2、カレー粉:小さじ1)を混ぜます。(写真右上)
【工程2】
続いてフライパンに油(適量)を熱し、にんじんを中火で3分ほど炒めます。
3分経ったら、混ぜておいたカレーだれを回し入れ、全体に絡めたら完成です。
にんじんを油で炒め、カレー粉で味付けすると、免疫力を高めるお料理ができます。
にんじんに豊富に含まれるβカロテンには、免疫力をアップさせる効果があります。
βカロテンは油で炒めると吸収がぐっと良くなり、カレー粉に含まれる「クルクミン」と合わさると抗酸化力がさらにアップします。
濱さんによると、にんじんを生で食べると、にんじんの主要な栄養素であるβカロテンを9割以上も捨てていることになるそうです。
にんじんは油で炒めて食べるのがベスト。
にんじんは、油と一緒に摂らないと栄養効果が出ないと言っても過言ではないそうです。
ちなみに、にんじんを生で食べたい場合は、ドレッシングやマヨネーズをかけるだけでも、栄養面では少しはマシになるようです。
ドレッシングやマヨネーズには油が含まれているためです。
にんじんのほんのりとした甘みが引き立つカレー風味のおかずができます。
カレー粉の辛さは控えめで、ちょっとピリッとする程度。
親しみやすい味付けなので、にんじんがたっぷり食べられますよ。
このきんぴらは、せっかくの栄養が損なわれないように、なるべく早く食べるのがおすすめですが、作り置きにも向いています。
日持ちは冷蔵で5〜6日、冷凍で3週間くらいと考えると良いと思います。
ところで当サイトでは、濱さんのお料理をあともう1品紹介しています。

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