
人参と豚肉を使った、簡単おかずレシピをご紹介します。
豚バラ肉と人参をフライパンでさっと炒め、醤油やみりんで甘辛く味付けした、「豚肉と人参炒め」のレシピです。

濃厚な味付けなので、ご飯との相性がバツグン。
熱々のご飯の上にのせて、丼感覚でいただくのもおすすめです。
また、冷めても味が落ちにくいので、お弁当のおかずにするのもいいですよ。
なお、人参には、抗酸化作用のあるβカロテンが豊富に含まれており、油で炒めることで、このβカロテンの吸収率が大幅に向上すると言われています。
今回ご紹介する「豚肉と人参炒め」は、丸々1本の人参を炒めるレシピになっているので、そうした栄養の面からもおすすめできるお料理になっています。
豚バラ肉と人参炒め
「豚肉と人参炒め」のレシピです。
豚バラ薄切り肉 | 150g |
人参 | 1本(150g) |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
白ごま | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1/4 |
みりん | 大さじ1と1/2 |
酒 | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ1 |
- 人参を皮ごと5ミリ幅の細切りにし、豚肉を3センチ幅に切る。Aを混ぜる。
- フライパンにサラダ油を入れ、豚肉を広げて中火にかけ、たまに混ぜながら炒める。
豚肉の色が変わって来たら、人参を加え、人参がしんなりして豚肉に少し焼き目が付くまで炒める。 - Aを回し入れ、混ぜながら味を絡め、水分を飛ばす。白ごまを振ったらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。

【工程1】
まず、人参(1本:150g程度)を皮ごと細切りにします。
人参は、皮ごと美味しく食べられるので、皮をむかずにそのまま使います。
皮をむいた場合との違いは、食感がややしっかりめに感じられる程度。
栄養も無駄なく摂れますし、食費や調理時間の節約にもなるので、皮ごと調理するのがおすすめです。
とは言いつつも、皮ごと使うことに抵抗がある場合は、皮をむいた人参(150g)で代用しても、もちろんOKです。




次に、豚バラ薄切り肉(150g)を3センチくらいの幅に切ります。

続いて、調味料Aを混ぜておきます。
Aは、砂糖(小さじ1/4)・みりん(大さじ1と1/2)・酒(大さじ1)・醤油(大さじ1)です。

【工程2】
下準備が終わったら、フライパンにサラダ油(大さじ1/2)を入れ、豚肉を広げて中火にかけ、たまに混ぜながら炒めます。
写真のように、豚肉の赤い部分が少し残りつつも、大半が白っぽい色に変わるまで炒めてください。

豚肉の色が変わって来たら、人参を加え、写真のように人参がしんなりして豚肉に少し焼き目が付くまで炒めます。
豚肉が過度に焦げそうになったら、火を少し弱めてください。

そうしたら、混ぜておいたAを回し入れます。

そして、混ぜながら味を絡めます。

水分が完全に飛んだら、白ごま(大さじ1)を振ります。
これで完成です。
最後に加える白ごまは、あえて混ぜずに上に振るだけにすると、香りが立つのでおすすめです。
器に盛り付けたあとに、上に振ってもいいですよ。

ただ単に甘辛く炒めるだけだと、味がのっぺりとしがちですが、ごまの風味をプラスすることで、全体の味が引き締まります。
醤油ベースの濃厚な味と、ごまの香ばしさが、いい感じにミックスされていて、飽きずに美味しくいただけます。
人参1本をペロッと食べられるので、買いすぎた人参の活用法としてもおすすめですよ。
なお、この炒めものは、作り置きすることもできます。
日持ちは、冷蔵で2日くらいと考えてください。
とは言え、思い立ったらちゃちゃっと作れるので、作り置きするまでもありません。
美味しさで言えば、できたてを食べるにこしたことはないので、気軽に作ってみてください。
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