かぼちゃと豚肉を使った煮物のレシピをご紹介します。
和食の名店「賛否両論」の店主、笠原将弘さんが考案した「カボチャと豚肉のさっぱり煮」です。
蒸し暑い季節にぴったりの、レモンの酸味を効かせた新感覚の煮物ですよ。
(一部情報元:フジテレビ「ノンストップ!」笠原将弘のおかず道場 2017年6月13日放映)
豚肉とかぼちゃの煮物
「カボチャと豚肉のさっぱり煮」のレシピです。
豚バラ薄切り肉 | 100g |
カボチャ | 1/4個 |
レモン | 1/2個 |
塩 | 少々 |
片栗粉 | 適量 |
粗挽き黒コショウ | 少々 |
だし汁 | 200cc |
薄口醤油 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1 |
- カボチャはタネとワタを取り、ところどころ皮をむく。レモンは半分(1/4個)を薄い半月切りにし、残りの半分を絞ってレモン汁を取る。
- 豚肉は長さを半分にし、塩をして片栗粉を薄くまぶす。
鍋に湯を沸かし、豚肉を入れ、菜箸で揺すりながら肉の色が変わるまで茹でる。ザルに上げて水気を切る。 - カボチャを皮の方を下にしてフライパンに並べ、Aを加え、強火にかける。沸騰したら中火にし、アルミホイルで落し蓋をして10分煮る。
カボチャにレモン汁を回しかけ、2を加え、半月切りにしたレモンをのせる。再びアルミホイルでフタをして3分煮る。 - 3を皿に盛り、黒コショウを振ったらできあがり。
豚肉は半分に切って塩と片栗粉をまぶし、さっと茹でます。
豚肉に片栗粉をまぶして茹でると、プルンとした膜が出来て口当たりが良くなり、肉の旨味を閉じ込めることが出来ます。
また煮汁も絡みやすくなります。
一口大に切ってところどころ皮をむいたカボチャは、皮の方を下にしてフライパンに並べ、アルミホイルで落とし蓋をして10分煮ます。
カボチャに火が通ったらレモン汁を回しかけ、茹でた豚肉と半月切りにしたレモンを加え、再びアルミホイルでフタをして3分煮たら完成です。(上の写真)
カボチャは、ところどころ皮をむくと味が染み込みやすくなり、模様が出来て見た目も良くなります。
またカボチャを加熱する際は、皮を下にしてフライパンに重ならないように並べ、ひっくり返さずに煮ると、煮崩れしません。
レモンを加えると、味にメリハリがつき、見た目も涼しげになります。
蒸し暑い季節にぴったりの爽やかな煮物が出来ます。
豚肉の食感はぷるぷるで、とろけるような柔らかい口当たりが魅力的です。
レモンの酸味はほど良く、カボチャの甘みが引き立ち、とても美味しいですよ。
この煮物は出来立てのアツアツをいただくだけでなく、冷やしても美味しいので、作り置きにも向いています。
日持ちは、冷蔵で2日くらいと考えると良いと思います。