ピーマンを丸ごと使った、「ピーマンの肉詰め」のおすすめレシピをご紹介します。
調理科学の専門家 佐藤秀美さんが考案した「ピーマンの肉詰め」です。
調理のポイントは2つあります。
1つめは、焼くのではなく煮ること。
煮汁に漬けて保存することで、味がよく染みて、美味しくなります。
2つめは、タネの味付けにトマトケチャップを使うこと。
トマトには、旨味成分であるグルタミン酸が含まれているので、味がぐっと良くなります。
また、日持ちもします。
とても美味しいピーマンの肉詰めが出来ますよ。
(一部情報元:日本テレビ「世界一受けたい授業」作り置きレシピ 2016年4月9日放映)
作り置きすると美味しいピーマンの肉詰め
「ピーマンの肉詰め」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
ピーマン | 8個程度 |
豚ひき肉 | 300g |
玉ネギ | 1/2個 |
片栗粉 | 大さじ1と1/2 |
コショウ | 1.5g(小さじ1/2) |
塩 | 1.5g(小さじ1/4) |
トマトケチャップ | 大さじ2と1/2 |
だし汁 | 180cc |
醤油 | 大さじ2 |
酒 | 大さじ2 |
みりん | 大さじ2 |
- ピーマンのヘタの方を切り落とし、タネを取る。玉ネギをみじん切りにする。
- タネの材料すべてをボールに入れ、手でよく混ぜる。1のピーマンの中にタネを詰める。
- フライパンにAを入れて煮立て、2を並べる。時々ひっくり返しながら、10分ほど煮たらできあがり。
冷蔵で5日、冷凍で1ヶ月ほど日持ちする。
写真をもとにレシピを説明します。
ピーマンの肉詰めの作り方
【工程1】
まず、ピーマン(8個程度)のヘタの方を切り落とし、タネを取ります。
そして、玉ネギ(1/2個)をみじん切りにします。
【工程2】
次に、タネの材料すべてをボールに入れ、手でよく混ぜます。
タネの材料は、豚ひき肉(300g)・玉ネギ(1/2個)・片栗粉(大さじ1と1/2)・コショウ(1.5g:小さじ1/2)・塩(1.5g:小さじ1/4)・トマトケチャップ(大さじ2と1/2)です。
味付けにトマトケチャップを使うと、旨味が加わって美味しくなり、保存性もアップします。
続いて、肉だねをピーマンの中に詰めます。
【工程3】
次に、フライパンにAを入れ、煮立たせます。
Aは、だし汁(180cc)・醤油(大さじ2)・酒(大さじ2)・みりん(大さじ2)です。
フライパンの中が沸騰したら、ピーマンを並べます。
そして、時々ひっくり返しながら10分ほど煮ます。
煮ている間は、フタをするといいですよ。
これで完成です。
このピーマンの肉詰めは、しばらく置いていただくと、ピーマンにまで味がしっかり染みて、とても美味しいです。
ピーマンの肉詰めを煮汁に浸して保存すると、味がよく染みて美味しくなります。
ピーマンの肉詰めの冷凍&冷蔵
このピーマンの肉詰めを作り置きする場合は、タッパーなどに入れ、冷蔵保存します。
冷蔵した場合の日持ちは、5日くらいと考えてください。
また、ピーマンの肉詰めは冷凍保存もできます。
冷凍する場合は、汁から取り出し、1個ずつラップをして、保存袋に入れるといいです。
残った汁は、別の袋に入れて一緒に冷凍することもできます。
冷凍した場合の日持ちは、1ヶ月くらいと考えてください。
ピーマンの肉詰めを冷凍して保存する方法は、「ピーマンの肉詰の冷凍保存」でも詳しく解説しています。
リンク先もぜひご覧ください。
中身のひき肉ダネは冷めても柔らかいので、お弁当にもぴったりですよ。