ピーマンのヘタ・ワタ・種の取り方。基本の下処理・下ごしらえ!

ピーマンのへた・わた・種の取り方

レシピ動画

ピーマンのヘタ・ワタ・種の取り方!

ピーマンのへた・わた・種の取り方を動画で解説します。

ピーマンのヘタ取りとわたぬきは、一度に済ませるのが基本です。
これらの作業が終わったら、あとは内側に残った種を取り除くだけで、下処理(下ごしらえ)は完了です。

基本の取り方肉詰めにする場合の取り方丸ごと使う場合の取り方、の3パターンに分けてご紹介します。

基本の取り方(一番簡単)

ピーマンを縦半分に切る
縦半分に切る
ピーマンのへたとわたをつかむ
ワタとヘタを掴む
  1. ① ピーマンを縦半分に切ります。
    ワタの部分に指を入れ、ワタとヘタを一緒にガツッと掴みます。

ピーマンのへたとわたを果肉から引き離す
果肉から引き離す
ピーマンの種も取り除く
種を取り除く
  1. ② ヘタとワタを果肉部分から手で引き離し、残った種も取り除きます。

補足:基本の取り方の特徴

肉詰めにする場合の取り方

肉詰めにする場合は、ヘタのまわりの果肉部分を残すのがおすすめです。

ピーマンのヘタとワタを浮かせる
ワタを浮かせる
ピーマンのヘタを押し下げる
ヘタを押し下げる
  1. ① ピーマンを縦半分に切り、ワタの部分に指を入れ、少しだけワタの部分を浮かせます。
  2. ② ヘタの部分をお辞儀じぎさせるイメージで、ヘタをピーマンの内側に向けて押し下げて、ヘタとワタがグラグラと浮いたような状態にします。

ピーマンのヘタとワタを一緒に切り離す
果肉から引き離す
ヘタやワタと一緒に種も取り除く
種を取り除く
  1. ③ ワタとヘタを一緒につかんで切り離し、残った種も取り除きます。
この方法で取ると、ヘタのまわりの果肉部分が残ってピーマンが器状になるので、肉詰めにした時に肉だねがたっぷり詰められます。

丸ごと使う場合の取り方

包丁なし

ピーマンのへただけを押し込む
ヘタを押し込む
ヘタの部分だけに穴が開いたピーマン
種を取り除く
  1. ① ピーマンのヘタの上に親指をのせ、そのままヘタだけをぎゅっと中に押し込みます。
  2. ② そのまま使うか、内部に残ったヘタやワタを箸などで取り出したうえで、残った種を取り除きます。

この方法でヘタやワタをピーマンの内部に落とした場合は、ヘタやワタがかなり取り除きにくくなります。
そのため、敢えて取り除かずに、そのまま肉詰めなどに使うのがおすすめです。
ヘタやワタを取り除きやすくするには、次の方法が便利です。

包丁あり

ピーマンの頭を切り落とす
頭を切り落とす
ピーマンのヘタとわたと種を取り出す
中身を取り出す
  1. ① ピーマンのアタマを少し切り落とします。
  2. ② 断面から指を入れて、ヘタとワタと種を取り出します。

補足:丸ごと使う場合の取り方の特徴

ヘタやワタの取り方の補足説明

基本の取り方の特徴

「基本の取り方」の優れた点は、とにかく簡単であること、そして、あとでピーマンが切りやすいことです。
ヘタのまわりの果肉部分が一緒に少し取れてしまうため、ピーマンの断面を下にして切る際に、寝かせやすくて高さが出ないので、切りやすいです。

一方で欠点は、ヘタのまわりの果肉部分が少し無駄になってしまう点です。
そして、「ピーマンの肉詰め」に使いにくいことです。

「ピーマンの肉詰め」を作る場合には、この方法で取れてしまう「ヘタのまわりの果肉部分」を残しておくのがおすすめです。
その方が、ピーマンの中に肉ダネをたっぷり詰められますし、見栄えもよくなります。

肉詰めにする場合の取り方の特徴

ピーマンを使って肉詰めを作る場合は、縦半分に切ったピーマンがカップ状になるように、ヘタやワタを取り除くのがコツです。

へたとわたと種を取ったピーマンに肉だねを詰める
そうすると、ピーマンに肉だねを詰めやすくなります。

丸ごと使う場合の取り方の特徴

ピーマンを丸ごと使い、中を空洞にしたい場合は、ピーマンのヘタを指で中に押し入れるか、アタマを少し切って中身を取り出します。

アタマを少し切る方法は、ヘタの周辺の果肉が一緒に切り取られるため、少しモッタイナイですけど、包丁でスパッと切ってしまえば、あとの作業はラクチンです。

ピーマンドルマ
こうした取り方は「ピーマンドルマ」や「ピーマン丸ごと肉詰め」を作る時に使います。

ヘタとワタと種を食べるレシピ

ちなみに、ピーマンのヘタとワタとタネの部分は、取らないでそのまま食べることもできます。

こうした部分は、それだけで食べると苦みがありますが、果肉部分と一緒に煮物にすると、苦味がなくなって柔らかくなり、子供でも食べやすくなります。
また、タネやワタの部分には、果肉部分の10倍もの栄養が含まれていると言われているので、栄養の面からもおすすめです。

ピーマンを丸ごと食べるレシピも合わせて参考にしてください。

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