コク旨な味がクセになる、ピーマンの肉詰めの簡単レシピをご紹介します。
ピーマンと豚ひき肉を使った料理といえば、やはり、ピーマンの肉詰めが人気です。
濃厚なソースが豚肉とピーマンによく絡み、ジューシーな肉汁とともにとても美味しくいただけます。
ただ一方で、ピーマンとお肉が剥がれやすくて調理しづらいと感じる方もいらっしゃると思います。
そういう方におすすめなのが、今回の作り方です。
詰め方と焼き方を工夫することで、ピーマンから肉だねがはがれ落ちにくくなります。
具体的には、ピーマンの内側に片栗粉をまぶし、さらに、一度もひっくり返さないで焼きます。
ピーマンはほとんどフライパンに接しない状態で加熱しますが、タレをたっぷりめに加えて煮るので、ピーマンにもしっかりと火が通ります。
このお料理は、パン粉なしで肉だねを作るので、豚肉がたっぷり詰まっていて、味わい深く仕上がります。
味付けも濃厚なので、ご飯のおかずにもぴったり。
夕食の献立にもおすすめです。
冷めても柔らかいので、お弁当にもいいですよ。
材料
ピーマン | 4〜5個 |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
片栗粉 | 少々 |
豚ひき肉 | 220g |
玉ねぎ | 80g(1/2個) |
おろしにんにく | 小さじ1 |
醤油 | 大さじ1 |
塩こしょう | 少々 |
片栗粉 | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
みりん | 大さじ1 |
酒 | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ1 |
オイスターソース | 大さじ1 |
水 | 150ml |
作り方
下ごしらえ

まず、ピーマン(4〜5個)を縦半分に切り、ヘタとタネを取り除きます。
ピーマンのヘタを取り除くときは、付け根の果肉部分をちゃんと残します。
そうすることで、ピーマンがカップ状になり、形状が安定するので、詰めた肉が取れにくくなります。

そして、ピーマンの内側に片栗粉(少々)をまぶします。
片栗粉は、指で塗るように内側に万遍なくたっぷり付けます。
片栗粉を付け終えたら、ピーマンをひっくり返して、余分な片栗粉を落とします。
ピーマンの内側に片栗粉を付けると、詰めた肉がはがれにくくなります。

玉ねぎ(80g:1/2個)は、みじん切りにします。

次に、肉だねの材料をボールに入れ、粘りが出るまでよく混ぜます。
肉だねの材料は、玉ねぎ・豚ひき肉(220g)・おろしにんにく(小さじ1)・醤油(大さじ1)・塩こしょう(少々)・片栗粉(大さじ1)です。

そして、肉だねをピーマンに詰めます。
ピーマンのくぼみの端の方まで、しっかりと詰めてください。
肉だねをピーマンの奥までしっかり詰めると、肉が剥がれにくくなります。

肉だねを詰めたら、肉の表面に片栗粉(少々)を手でまぶします。

タレの材料は、あらかじめ混ぜておきます。
タレの材料は、砂糖(小さじ1)、みりん・酒・醤油・オイスターソース(各大さじ1)、水(150ml)です。
焼き方

続いて、フライパンにサラダ油(大さじ1/2)を引き、肉の方を下にして並べ、中火で4分ほど焼いて焦げ目を付けます。
ピーマンの肉詰めは、肉の方を下にして、一切ひっくり返さずに焼きます。
そうすると、肉がピーマンからはがれにくくなります。
このピーマンの肉詰めは、肉の方を下にしたまま、最後までひっくり返しません。
ひっくり返して焼くと、ピーマンから水分が出るので、肉が剥がれやすくなってしまいます。

肉の面に焼き色が付いたら、あらかじめ混ぜておいたタレを回し入れます。

そして、フタをして、4分ほど煮て中まで火を通します。
煮ている間に汁気が無くなりそうになったら、火を少し弱めてください。
少し多めの汁気を加えて煮ると、ピーマンがくたっと柔らかくなり、肉だねとの一体感が出て美味しくなります。

4分経ったらフタを外し、汁気を飛ばしながら軽く煮詰めます。

ピーマンを皿に盛り、フライパンに残ったソースをかけたら完成です。
ピーマンは、しんなりとしていて適度に柔らかく、肉だねは、ふんわりとした口当たり。
フライパンで煮詰めたソースがよく絡み、濃厚な味に仕上がります。
肉だねがたっぷりと詰まっているので、食べ応えも十分です。
そのまま食べても勿論いいですし、熱々のご飯にのせて食べるのも美味しいです。
調理も簡単なので、ぜひ試していただきたいレシピです。
日持ち:冷蔵保存で4日
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