やわらか食感で食べやすい、イカの煮物のレシピをご紹介します。
調理の一番のコツは、火をサッと通すことです。
イカは加熱しすぎるとかたくなるので、1分ほどのごく短時間で煮ます。
また、イカの胴体を短冊切りにするのもポイントです。
グルッと輪っか状につながった輪切りにするのではなく、4〜5センチ程度の長さに切り分けることで、少ない調味料でも味を染みやすくしつつ、食べやすさもアップさせることができます。
イカ | 200g※ |
生姜 | 1かけ |
砂糖 | 大さじ1/2 |
みりん | 大さじ1 |
酒 | 大さじ1/2 |
醤油 | 大さじ1 |
小ねぎ | 好みで少々 |
※内臓などを取ったイカ1杯程度。内臓付き丸ごとだと250g程度。さばく場合は「イカのさばき方」を参照。
- カロリー
- 1人分:138kcal
【工程1】
まず、イカ(正味200g:1杯程度)の胴体を1センチ幅の食べやすい大きさに切り、足の吸盤を削いで2本ずつに分け、食べやすい長さに切ります。
イカの切り方は、上の動画を参考にしてください。
また、内臓付きのイカを使う場合は、「イカのさばき方」を参考に、内臓などを取ってから使ってください。
そして、生姜(1かけ:15g)の皮をむいて薄切りにします。
【工程2】
次に、小さめのフライパン(もしくは鍋)に生姜・砂糖(大さじ1/2)・みりん(大さじ1)・酒(大さじ1/2)・醤油(大さじ1)を入れて火にかけ、沸騰したら、弱めの中火で30秒ほど煮立てます。
続いて、イカを加え、返しながら1分ほどさっと煮て火を通します。
イカを柔らかい食感に仕上げるコツは、とにかく加熱しすぎないことです。
イカはかなり短時間で火が通ります。
余熱でも火が入りますので、まだちょっと生かなと思うあたりで、火を止めるといいです。
煮汁に浸してしばらく置き、味を馴染ませたら完成です。
煮物は、冷めていく間に味が染みて美味しくなりますので、火を止めたらそのまま少し置くのがおすすめです。
イカは、弾力がありつつも柔らかな食感。
甘辛いおつゆといい感じに絡み、旨味たっぷりに仕上がります。
また、薄切りにした生姜も良いアクセントになっていて、お料理全体の味をキュッと引き締めてくれています。
夕食のメインおかずにぴったりのお料理ですよ。
日持ち:冷蔵保存で2〜3日