鮭のホイル焼きを家庭で作るのなら、グリルを使うのが一番美味しいです。
魚焼きグリルだったら、高温短時間で、ホイルの中を均一に加熱することができます。
そのため、フライパンやオーブントースターで焼くよりも、食材がふんわりジューシーに仕上がりますし、香ばしさが加わって味もよく馴染みます。
今回ご紹介する鮭のホイル焼きは、たっぷりの玉ねぎとしめじを加え、バターで味付けをしてコクをアップさせるレシピになっています。
作り方のポイントは、生鮭ときのこにあらかじめ塩をすること。
それぞれの食材に十分に塩が行きわたるため、引き締まった味に仕上がります。
材料
生鮭 | 2切れ |
塩 | 鮭150gにつき小さじ1/3 |
酒 | 小さじ1 |
こしょう | 少々 |
しめじ | 100g(1パック) |
塩 | 小さじ1/4 |
玉ねぎ | 200g(1個) |
バター | 20g |
塩こしょう | 少々 |
- カロリー
- 1人分:231kcal
作り方
- ① 生鮭(2切れ)が入ったパックの表記をもとに鮭の重量を確認して、鮭150gにつき塩小さじ1/3を用意します。
たとえば、鮭2切れが200gだったら、塩の量は「小さじ1/3」+「小さじ1/9」です。
「小さじ1/9」にするには、一度1/3にしたうえで、それを更に1/3にすると簡単です。
- ② 生鮭の水気をキッチンペーパーできれいに拭き取ります。
- ③ 用意した塩・酒(小さじ1)・こしょう(少々)をかけて手でまぶし、10分ほど置きます。
鮭に下味を付ける
鮭をそのままホイル焼きにすると、中まで味が十分に染みないので、あらかじめ下味を付けてから焼きます。
- ④ 玉ねぎ(200g:1個)を縦に薄切りにして、しめじ(100g:石づきを取ったもの1パック分)を手でほぐします。
- ⑤ しめじをほぐしたら、塩(小さじ1/4)をかけて手でまぶし、使うまで置きます。
しめじに塩をまぶす
しめじも鮭と同様に、そのままホイル焼きにすると、あまり味が馴染まず、締りのない味になりがちです。
そのため、あらかじめ塩をしておきます。
- ⑥ アルミホイルを1枚用意して、フチを立てます。
その中にしめじを広げ、さらにその上に玉ねぎ(2/3量)をのせて、塩こしょう(少々)を振ります。
フチは5センチくらい立てておくと、あとの工程でアルミホイルで全体を包みやすくなります。
- ⑦ 鮭をのせます。
このとき、皮の部分を外側に向けて、なおかつ、身の太い部分と細い部分が互い違いになるように置きます。
- ⑧ 鮭の上に玉ねぎ(1/3量)をかぶせ、塩こしょう(少々)を振り、バターを4等分して乗せます。
そして、アルミホイルの側面を、中身の食材に密着させます。
- ⑨ アルミホイルをもう1枚用意して上からかぶせ、四隅を、下のアルミホイルと一緒につまんでくっつけます。
- ⑩ グリルをあらかじめしっかりと温めておき、「上火」を弱めの中火、「下火」を中火にして、アルミホイルで包んだものを入れます。
10分ほど焼いたら完成です。
上火を少し弱めにする
魚焼きグリルには、上部から加熱する「上火」と下部から加熱する「下火」の調整つまみが付いています。
ホイル焼きの場合は、「上火」を少し弱めにして焼きます。
その理由は、ホイル焼きはむきだしの魚とは違ってホイル自体に高さがあり、その分、上火との距離が近くなるためです。
魚焼きグリルは、オーブントースターよりもさらに高温で調理できるので、短い時間でとても美味しく仕上がります。
10分ほどの加熱時間ですが、鮭の内側にもしっかりと火が通っていて、しっとりとしていてジューシーな食感。
塩気もほどよく馴染んでいて、めちゃ旨な味を楽しめます。
そのまま食べてもいいですし、お好みでレモンを絞ったり、醤油を少し垂らしたりしてもよく合います。
夕食のメインおかずにぴったりな、豪華な魚料理です。
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