とんかつのレシピをご紹介します。
とんかつの基本レシピになっていて、お肉は柔らかくてジューシーで、衣はサクサクに仕上がります。
肉の厚さに応じた揚げ時間など、揚げ方のコツも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
材料
豚ロース厚切り肉 | 2枚 |
塩こしょう | 少々 |
小麦粉 | 適量 |
溶き卵 | 1個分 |
パン粉 | 適量 |
揚げ油 | 3センチ |
レシピ・作り方
- ① 豚肉の両面を2センチ間隔で筋切りします。(動画参照)
- ② 豚肉の両面を肉たたきで叩きます。(動画参照)
肉を元の形に戻し、塩こしょうを両面に振ります。
補足:筋切りと肉たたきの効果
- ③ 小麦粉、溶き卵、パン粉の順に、衣を均一にしっかりと付けます。
- ④ 揚げ油を3センチほど注ぎ、170度に温めます。
- ⑤ 豚肉を油に入れ、温度を保ちながら、2分半〜3分半揚げます。
途中1分半経過したら、一度ひっくり返します。
揚げ時間の目安は、1〜1.5センチ厚で2分半、2センチ厚で3分半です。
- ⑥ いったん取り出して、ザルなどに上げて立てて2分置き、余熱で火を通します。
補足:二度揚げをする理由
- ⑦ 2分置いている間に、残ったパン粉を網杓子ですくって取り出し、火を強めて、180度くらいまで温めます。
豚肉を戻し入れ、こんがりとするまで30秒〜1分ほど揚げます。
揚げ時間の目安は、1〜1.5センチ厚で30秒、2センチ厚で1分です。 - ⑧ 再びザルに取り出して、立てて油を切り、そのまま1分ほど置きます。
- ⑨ まな板の上にのせ、包丁の刃先をまな板の上に固定しながら、包丁のアゴを素早く動かして、とんかつを食べやすい大きさに切ります。
皿に盛り付けたら完成です。
お好みでソースとからしを付けていただきます。
補足:とんかつの切り方
レシピの補足説明
筋切りと肉たたきの効果
とんかつを作る際には、豚肉の筋を切り、さらに軽く叩いて繊維をほぐしておくと良いです。
これらの下ごしらえをしておくことで、肉が縮みにくくなります。
そうすると、肉が柔らかく仕上がりやすいですし、衣と肉の間に隙間ができにくくなるため、衣がはがれるのを防ぐことができます。
また、肉と衣の一体感も出やすいです。
なお、肉を叩くにあたっては、ミートハンマーがあると便利ですが、ない場合は包丁の背で叩いても同様の効果が得られます。
二度揚げをする理由
とんかつは、二度揚げするのがおすすめです。
170度で揚げてから、取り出して2分休ませ、最後に180度でもう一度揚げます。
このようにすると、1回目と2回目の間に余熱で火を通すことができるため、揚げすぎにならず、お肉の食感を柔らかく仕上げることができます。
また、温度を上げてからとんかつを取り出すことで、衣もサクサクになりやすいです。
とんかつの切り方
とんかつを切る際に、包丁を前後にギコギコ動かすのはNGです。
衣が剥がれやすくなってしまうためです。
刃先をまな板に固定して、あごの部分を垂直に落とし、手早く切り分けると良いです。
とんかつ作りのコツ
最後に、私のこれまでの経験を踏まえて、美味しいとんかつを揚げるコツを他にもいくつかお伝えします。
- 新しい油を使う
とんかつを古い油で揚げるのはおすすめしません。
とんかつの味は、肉の質だけでなく、油の質にもかなり左右されるため、新鮮な油を使う方が美味しいです。 - 肉が厚いと揚げ時間が読みにくい
とんかつは分厚い肉で作ることもできますが、揚げあがるまでの時間が読みにくくなります。
1〜1.5センチくらいの厚さの肉の方が簡単に揚げられます。
このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。