
豚肉や牛肉を「筋切り」する方法を解説します。
筋切りとは、包丁を使って、お肉の筋を断つように切ることです。
肉の赤身と脂身の間には筋があり、加熱すると縮む性質があります。
そのため、筋をそのままにして加熱すると肉が縮んで反り返ってしまい、見た目の美しさが損なわれるうえに、加熱ムラもできやすくなります。
そうしたことを防ぐためには、筋切りしておくのが有効です。
筋切りしておくと、お肉を平らに仕上げつつ、全体に均一に効率よく火を通すことができます。
たとえば、ステーキ・とんかつ・生姜焼きなどを作る際には、忘れずに筋切りしておくと良いです。
材料
豚ロース肉・牛ロース肉など | 1枚 |
筋切りの手順
- ① 豚肉(または牛肉)を1枚ずつまな板に並べます。
- ② 包丁の刃先を使って、赤身と脂身の境目に2センチくらいの間隔で切り込みを入れ、裏まで貫通するように切ります。
- ③ お肉が厚くて切り込みが裏まで貫通しない場合は、ひっくり返して、反対側からも同じように切り込みを入れます。
筋切りするレシピ

すでにお伝えした通り、筋切りには「お肉の反り返り防止」や「加熱ムラ防止」といった効果がありますが、生姜焼きのような調味料を絡める料理の場合には、これらの効果に加えて、味を全体に行き渡らせやすいという利点もあります。
お肉が反り返らずにフライパンにぴったりと密着した状態になるため、ムラなく味付けすることができます。
合わせて参考にしてください。
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