大根マーボーのおすすめレシピをご紹介します。
料理家の栗原心平さんが考案した「大根マーボー」です。
大根マーボーとは、豆腐の代わりに大根を使った、麻婆風のお料理のこと。
「マーボー豆腐の素」は使わず、身近な調味料だけで、簡単に作れるレシピになっています。
大根のシャキシャキ感が新鮮な、こってりとした味わいの、ご飯やお酒に良く合うおかずができます。
食べ応えがあって美味しいですよ。
(一部情報元:テレビ東京「男子ごはん」2018年11月18日放映)
大根マーボーの作り方
「大根マーボー」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
豚ひき肉 | 200g |
大根 | 8センチ(350g) |
しいたけ | 2〜3個(50g) |
しょうが(みじん切り) | 1片分 |
ごま油 | 大さじ1/2 |
塩 | 小さじ1 |
長ねぎ(みじん切り) | 適量 |
醤油 | 大さじ1と1/2 |
酒 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1 |
オイスターソース | 大さじ1/2 |
砂糖 | 大さじ1/2 |
赤唐辛子(小口切り) | 小さじ1 |
片栗粉 | 小さじ1 |
- 大根の皮をむき、1.5センチ角に切る。ボールに入れて塩を振り、手で揉んで、15分ほど置く。
出てきた水分を手で絞り、キッチンペーパーで拭き取る。 - しいたけを粗みじん切りにする。
Aを混ぜておく。 - フライパンにごま油を熱し、しょうがを中火で炒める。
香りがでてきたら、豚ひき肉を加え、ほぐしながら強火で炒める。
肉の色が変わったら、しいたけ・大根の順に加えて炒める。(油が足りなかったら、油:適量を足す。)
大根が温まったら、Aを加え、炒め合わせる。 - 3を器に盛り、長ネギを散らしたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。
大根麻婆のレシピ
【工程1・2】
まず、大根(350g)の皮をむき、1.5センチ角に切り、ボールに入れます。
そして塩(小さじ1)を振り、手で揉んで、そのまま15分置きます。(写真左)
次に、しいたけを粗みじん切りにします。(写真右)
大根は、あらかじめ塩で揉んでしばらく置くと、余分な水分が出て、味が中までしっかり染みます。
このお料理の最大のポイントは、大根にあらかじめ塩をすることです。
このひと手間をかけるだけで、大根が全体にしっくり馴染んで、美味しくなります。
続いて、大根から出た水分を手で絞り、キッチンペーパーでしっかり拭き取ります。(写真右)
そして、Aを混ぜておきます。
ちなみにAは、醤油(大さじ1と1/2)・酒(大さじ1)・みりん(大さじ1)・オイスターソース(大さじ1/2)・砂糖(大さじ1/2)・赤唐辛子(小口切り:小さじ1)・片栗粉(小さじ1)です。
【工程3】
次に、フライパンにごま油(大さじ1/2)を熱し、しょうが(みじん切り:1かけ分)を中火で炒めます。
しょうがの香りが出てきたら、豚ひき肉(200g)を加え、ほぐしながら強火で炒めます。
肉の色が変わったら、しいたけ・大根の順に加え、炒めます。
ここで油が足りなかったら、適量(分量外)を足すと良いそうです。
大根が温まったら、混ぜておいたAを加えます。
そして全体を炒め合わせます。
【工程4】
最後に器に盛り、長ネギを散らしたら完成です。
この「大根マーボー」は、大根の食感と味の馴染み具合が絶妙です。
あらかじめ塩をした大根は、ほど良いシャキシャキ感が残りながらも、中までしっかり味が染みていて、ひき肉や調味料としっくり合います。
ピリッとした辛さのある、少ししっかりめの大人の味で、ご飯が進みます。
ビールのおつまみにするのもおすすめです。
大根マーボーの日持ち
また、「大根マーボー」は、作り置きすることもできます。
「大根マーボー」の日持ちは、冷蔵保存で3日くらいと考えると良いと思います。