【かぼちゃの塩煮】のレシピをご紹介します。
かぼちゃの甘みが存分に堪能できる、シンプルな塩かぼちゃのレシピ。
かぼちゃと塩と水の3つだけを使って、かぼちゃの魅力をしっかりと引き出します。
調理のポイントは、かぼちゃを煮汁に十分に浸した状態で煮始めることです。
そうすると、かぼちゃの中までホクホクと柔らかくなるうえに、塩気が万遍なく行き渡るので、とても美味しく仕上がります。
なお、完成した塩かぼちゃは、そのまま食べるだけでなく、いろいろなお料理にアレンジすることもできます。
冷蔵で5日ほど日持ちするので、作り置きしておくと便利ですよ。
材料
かぼちゃ | 正味300g(1/4個) |
塩 | 小さじ1/3 ※ |
水 | 200ml |
- 塩の量は、かぼちゃ正味300gに対して小さじ1/3。
作り方
まず、かぼちゃのわたをスプーンでかき出します。
そして、切り口を下にして1.5〜2センチ幅に切り、それをさらに食べやすい大きさに切り分けます。
続いて、かぼちゃを小さめのフライパン(もしくは鍋)に入れて、重ならないように並べ、塩と水を加えます。
フライパン(鍋)の大きさについて
フライパン(もしくは鍋)のサイズは、かぼちゃを重ならないように並べられ、なおかつ、なるべく隙間が空かないくらいのものが理想的です。
水の量について
水の量は、かぼちゃ1/4個に対して200mlが目安です。
このくらいの量の水を加えると、かぼちゃ全体を万遍なく加熱することができるため、甘味をしっかりと引き出せます。
少量の水で蒸し煮(蒸し焼き)にすることも一応できますが、十分に柔らかくなりにくいうえに、かぼちゃに塩気が染み込みにくいので、おすすめしません。
かぼちゃと塩の量について
かぼちゃの塩煮は、適度な塩気を効かせると、とても美味しく仕上がります。
塩の量は、かぼちゃ正味300g(1/4個程度)に対して小さじ1/3がおすすめです。
次に、アルミホイルの中央に穴をあけ、かぼちゃにぴったりと密着させて落し蓋をします。
そして、その状態で火にかけます。
ここではアルミホイルを落とし蓋の代わりに使いますが、アルミホイルがない場合はクッキングシートでもいいですし、ごく普通の落し蓋でもいいです。
沸騰したら弱めの中火にして、汁気がなくなるまで10分ほど煮ます。
煮る時間は、10分が目安です。
途中様子を見て、汁気が無くなりそうになったら火を弱めて10分ほど煮てください。
逆に、汁気が多く残っている場合は、アルミホイルの落し蓋を少し開けて、水分を飛ばしながら煮てください。
汁気がなくなったら完成です。
食感がホクホクとしていて、しっかりとした甘みのある、滋味深いかぼちゃの煮物が作れます。
かぼちゃの塩煮を作るのなら、今回のように水と塩だけで煮るのがおすすめです。
出汁などを加えずにシンプルに塩だけで味付けすると、かばちゃの味が邪魔されず、とても美味しく仕上がりますよ。
日持ちとアレンジ料理
この塩煮は、作り置きにも向いています。
日持ちは、冷蔵で5日、冷凍で1ヶ月と考えてください。
かぼちゃを冷凍する場合は、今回のレシピで塩煮にするのが一番良いと、私は思っています。
塩煮にすれば、冷凍しても美味しく食べられます。
参考:かぼちゃの冷凍保存
なお、この塩かぼちゃはとてもシンプルなので、色々なお料理にリメイクすることが可能です。
たとえば、かぼちゃサラダやコロッケにしてもいいですし、グラタンやカレーの具材にすることもできます。
また、アイス・スコーン・マフィン・お団子などのスイーツに使っても美味しいです。
ベースになる「かぼちゃの煮物」は、定番の甘辛味でも、今回のような塩味でも使えますので、リンク先もぜひ参考にしてください。
お弁当にもおすすめ
- かぼちゃの塩煮は、私が以前マクロビオティックを実践していた頃から、よく作っていたお料理です。
マクロビオティックでは砂糖を使いませんが、このお料理は、塩を適度に加えることでかぼちゃの甘みを十分に引き出し、砂糖なしでも満足度の高いメニューにすることができます。
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