生姜を千切りにする方法を解説します。
生姜を千切りにする際には、繊維に沿って包丁を入れるのがおすすめです。
生姜は繊維が多いため、繊維を断ち切らないほうが、切断面がささくれ立ったりせずに、きれいな見た目に仕上がります。
また、食感がシャキシャキになるうえに、水にさらした後も風味が残りやすいです。
材料
生姜 | 好みの量 |
生姜の千切り
- ① 生姜の小さなこぶを切り離し、凹凸が少ない大きい部分をなるべく使います。
- ② 皮を薄くむきます。
繊維に沿うように縦に包丁を入れると、皮むきが簡単です。
参考:生姜の皮むき
- ③ 生姜の繊維の方向を縦にして置き、端から繊維に沿って1〜2ミリ幅の薄切りにします。
繊維に沿って切る
生姜はとても繊維質なので、千切りのようなデリケートな切り方をする場合は、繊維に沿って包丁を入れると、簡単にきれいに切ることができます。
そのうえ、シャキシャキとした歯ごたえも出やすくなります。
- ④ 薄切りにした生姜を何枚か重ね、繊維の方向を縦にしたまま並べます。
- ⑤ 生姜を上からおさえ、端から1ミリくらいの幅に切ったら、千切りの完成です。
- ⑥ 生姜の千切りを生のまま薬味として使う場合は、たっぷりの水に2〜10分ほどさらします。
水にさらすことで生姜の辛味やアクが抜けますし、また、見た目がピンとなり、食感もシャキッとした仕上がりになります。
水にさらす時間について
生姜の千切りを水にひたす時間は、2〜10分と少し幅があります。
お好みで調整してみてください。
水にさらす時間を長くすると、後味で辛味は感じるものの、口に入れた瞬間の辛さがかなり和らぎます。
もし辛いのが良い場合は、2分くらいで味見するといいです。
- ⑦ ザルに上げて、水気を切ります。
- ⑧ すぐに料理に使う場合は、布巾やキッチンペーパーなどで水気を丁寧に取ると、料理が水っぽくなりません。
こちらが、完成した生姜の千切りです。
繊維に沿って切ることで、見た目がきれいで風味の良い千切りが作れます。
ぜひ試してみてください。
スライサーを使った千切り
ところで、生姜の千切りは、包丁ではなくスライサーを使って作ることも一応可能です。
ただ、実際のところ、包丁で千切りにする方が簡単です。
包丁とスライサーの違い
スライサーを使うと生姜を前後に動かすだけで千切りが作れるので、手軽に思えるかもしれません。
でも、生姜はサイズがとても小さいため、手で持てる部分が少なく、最後まで無駄なくスピーディーに千切りにすることは意外と難しいです。
また、切断面が包丁よりも粗くなるため、辛味が出やすいというデメリットもあります。
業務用などで大量の生姜を千切りにする場合はともかくとして、家庭で必要な量はたかが知れています。
包丁に慣れている方であれば、包丁のほうがずっとラクにきれいに切ることができます。
スライサーを使った千切りのやり方は次のとおりです。
包丁で千切りにする方がおすすめですが、参考としてお伝えします。
- ① 生姜をスライサーに当てます。このとき、生姜の繊維がスライサーの向きと平行になるようにします。
- ② 生姜を動かし、好みの量の千切りができるまで繰り返します。
なお、千切りにした生姜が大量に残ったら、冷凍して保存することもできます。
袋の中の空気をしっかり抜いて冷凍すると、1ヶ月ほど日持ちします。
参考:生姜の保存方法
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