


生姜の皮をむく方法を、動画でご紹介します。
包丁を使った基本の皮むきと、スプーンやアルミホイルを使った簡単な皮むきなど合計3パターンです。
スプーンとアルミホイルは包丁に不慣れな方におすすめ。
お好みで試してみてください。
- 包丁で皮むき
- スプーンで皮むき
- アルミホイルで皮むき
包丁を使った剥き方
こちらは、包丁を使った、基本の生姜の剥き方です。
ラクに剥くコツは、生姜の平たい部分から剥き始め、最後に凹凸のある部分を剥くことです。
デコボコした部分はピーラーでは剥きにくいので、細かい作業がしやすい包丁を使うことをおすすめします。
スプーンを使った剥き方
こちらは、スプーンを使った生姜の皮の剥き方です。
包丁を使うのが苦手な場合は、スプーンのフチで表面を軽くこするだけでも、生姜の皮をむくことができます。

アルミホイルを使った剥き方
こちらは、丸めたアルミホイルを使った生姜の皮むきです。
アルミホイルをクシャクシャに丸め、生姜の表面を軽くこすります。
簡単かつ栄養を逃さない
生姜の皮は、普段捨ててしまいがちですが、実は、栄養が豊富。

生姜研究の第一人者、医学博士の平柳要さんによると、生姜の皮のあたりには「ジンゲロール」という健康成分が入っていて、細菌やウイルスを駆除する殺菌作用があるのだとか。
ジンゲロールは、インフルエンザ予防にも効能があるそうですよ。
ですから、あまり厚く剥くのはもったいない。
アルミホイルで軽くこするだけだったら、皮のごく表面だけを薄く剥くことができます。
生姜の栄養を積極的に摂りたい方におすすめの剥き方です。
生姜の皮むきは必要か?
生姜の皮の剥き方を3パターンご紹介しましたが、生姜の皮は食べられるので、むかないでそのまま使うのもアリです。
収穫して間もない皮が柔らかい生姜であれば、皮ごと使った方が風味を存分に堪能できます。

生姜の皮の使い道
最後に、生姜の皮を料理に活用する方法をご紹介します。

肉や魚などをさっと湯がいたり、角煮などの煮物を作ったりする際に、生姜の皮を一緒に鍋に入れると、臭みを取ることができます。

手軽に本格!ジンジャーシロップ&ジンジャーエール
他にも、生姜を皮付きのまま薄切りにして、ジンジャーティーやジンジャーシロップを作るのもおすすめです。
残った生姜のかすは、ジンジャーペーストにしてお肉などの味付けに使えるので、まったく無駄がありません。

しょうが緑茶
また、生姜の皮むきをしないで、皮つきのまますりおろして、緑茶に混ぜて「しょうが緑茶」を作るのもおすすめです。
この「しょうが緑茶」の効果は多彩です。
冷え症の改善や、高血圧・糖尿病の予防など、挙げればきりがないほど盛りだくさんです。