
生姜の上手な保存方法をご紹介します。
生姜の冷凍方法、冷蔵の方法、生で常温保存する方法、乾燥させる方法の合計4パターンです。
それぞれの保存法を写真をもとに説明します。
しょうがの冷凍

冷凍保存期間:1〜2ヶ月
生姜を冷凍する最も簡単な方法は、1かけずつラップでぴったり包み、保存袋に入れる方法です。
凍ったまま、すりおろすことが出来ます。

また生姜をおろして小分けにし、ラップで包んで保存袋に入れる方法も便利です。
生姜を冷凍保存すると、1~2ヶ月日持ちします。
しょうがの冷蔵

冷蔵保存期間:1〜2週間
生姜を冷蔵する場合は、キッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて口を軽く閉じ、野菜室で保存します。

生姜をすりおろして冷蔵するのもいいです。
ショウガの専門家、平柳要さんによると、すりおろした生姜は、タッパーに入れて冷蔵するだけで、1週間保存が可能。
1週間だったら、栄養面の変化もほとんどないそうです。
ちなみに生姜は、皮ごとすりおろすと健康効果が高いとのこと。
生姜の皮のあたりには、「ジンゲロール」という健康成分が入っていて、細菌やウイルスを駆除する殺菌作用があるのだそうです。
この成分は、風邪やインフルエンザ予防にも効果があると言われています。
しょうがの常温保存

常温保存期間:2週間
生姜を常温保存する場合は、1個ずつ新聞紙で包み、風通しの良い冷暗所に置きます。
生姜を生で常温保存すると、2週間ほど日持ちします。
しょうがの乾燥

常温保存期間:3ヶ月
生姜は、乾燥させて保存することもできます。
生姜を薄切りにしてザルに広げ、1日天日干しするか、室内で7日干したら完成です。
生姜をカラカラになるまで干すと、3ヶ月ほど日持ちするようになります。
干した生姜は、生の生姜よりも風味が濃く感じられますが、生姜を使うお料理だったら、どんなメニューにも合います。軽く砕いて使います。
ちなみに冷え性の方には、単に生姜を干すのではなく、あらかじめ生姜を30分ほど蒸してから干すのがおすすめです。
ショウガの専門家、平柳要さんによると、生姜は30分蒸してから乾燥させると、冷え性によく効くようになります。
平柳さんがすすめる乾燥生姜の作り方は、「冷え性改善に効くウルトラ蒸し生姜のレシピ」をご覧ください。
これは、冷え性に悩んでいる方におすすめの生姜の保存方法ですよ。
しょうがの保存食

ところで、しょうがを大量に保存したいのなら、保存食に加工してストックしておくのもいいです。
一番のおすすめは、「ジンジャーシロップ」を作ること。
ジンジャーシロップを作れば、冷蔵保存でも半年ほど日持ちます。

出来上がったシロップは、炭酸で割るとジンジャーエールに。
ミルクティーなどに加えても美味しいです。
