人参を細切りにする方法と、細切り人参を使ったおすすめレシピをご紹介します。
細切りとは、食材を3〜5ミリ幅の細長い形にする切り方。
人参を薄く輪切りにしたうえで、それらを並べて細く切ればいいだけなので、包丁でも簡単にできます。
もし包丁を使うのが苦手な場合には、スライサーやピーラーを使うやり方もあります。
この記事では、包丁で細切りにする方法と合わせて、おすすめのお役立ちグッズの使い方もご紹介します。

サラダやスープなど、アイデア次第で幅広く活用できますよ。
人参を細切りにする方法
それでは、人参を細切りにする方法をお伝えします。
まず最初は、包丁を使った方法です。
包丁を使った人参の細切り
包丁を使う場合は、まず、人参を3ミリくらいの厚さの斜め薄切りにします。
次に、薄切りにした人参を少し寝かせて並べます。
あとは、端から3〜5ミリくらいの幅に切るだけです。
ちなみに、人参を少し薄めの1〜3ミリ幅に切ると「千切り」になります。
ピーラーやスライサーで細切り
包丁で細切りにするのが面倒という場合は、ピーラーやスライサーを使うという手もあります。
ただ、ピーラーやスライサーといった道具は、基本的に、細切りではなく「千切り」用にできていることが多いので、細切りよりもやや細い仕上がりになります。
ピーラーとスライサーを使った場合の仕上がりをくらべると、スライサーの方は、短くて、ちょっと不格好な形になります。

特に、アマゾンで購入した「スピードツマピーラー」は、これまで使ったグッズの中でも良く切れるのでおすすめです。
使い方は、冒頭の動画をご覧いただきたいのですが、ピーラーの刃を人参の表面に当て、軽く引くだけでOKです。
一方で、スライサーを使って人参を細く切る場合は、スライサーに人参の表面を押し当てて、人参を前後に軽く動かします。
できあがりは、ピーラーよりもやや細かくなり、切断面も荒くなることが多いですけど、その分、調味料を加えた時の味馴染みはいいです。

細切り人参を使ったレシピ
最後に、細切りにした人参を使ったおすすめレシピをご紹介します。

丸ごと1本!ニンジンサラダ
材料は、人参1本と調味料だけ。
人参をもりもり食べられるので、人参の大量消費レシピとしてもおすすめです。
調理のポイントは、人参を半分すりおろして使うこと。
そうすると、生の人参のみずみずしさがより際立つうえに、調味料がよく絡みます。
とても美味しいですよ。

にんじんのクミンサラダ
クミンを加えることで人参の甘みが引き立って、優しい味わいのサラダに仕上がります。
カレーの付け合わせにもぴったりのサラダ。
また、クミンのクセを感じにくい親しみやすい味付けなので、作り置きしておくと、いろいろなお料理に合わせやすいです。

キャロットラペ
人参のサラダといえばキャロットラペもとても人気があります。
作り方は簡単で、千切りにした人参に、酢やオリーブオイルで作ったドレッシングを混ぜるだけで完成です。
また、好みの食材を加えて手軽にアレンジできるのも魅力の一つ。
たとえば、「レーズン」・「ナッツ」・「オレンジ」・「ツナ」などと相性が良く、こうした身近な食材を混ぜるだけで、まったく違う表情に生まれ変わります。

人参の中華スープ
細切りにした人参を使って、スープを作るのも美味しいです。
こちらは、人参の他に卵や豆腐など具材をたっぷり使った中華スープです。
味付けは、鶏ガラスープの素とごま油だけなので、とても簡単に作れます。
もし洋風のスープがお好みなら、顆粒コンソメを代わりに使ってもOKです。
冷蔵庫のありあわせの野菜やお肉を加えても美味しいですよ。