人参しりしりのレシピをご紹介します。
人参しりしりは、千切りにした人参を使った、沖縄の人気家庭料理です。
作り方が簡単なうえに、たっぷりの人参を美味しく食べられます。
沖縄では、お弁当おかずの定番でもあります。
材料
人参 | 1本(150g) |
卵 | 2個 |
サラダ油 | 大さじ1 |
顆粒だしの素 | 小さじ1/4 |
塩こしょう | 少々 |
醤油 | 小さじ1 |
- カロリー
- 1人分:87kcal
作り方
- 包丁で千切り
- しりしり器で千切り
- ① 人参(1本:150g)を皮ごと千切りにします。
包丁を使う場合は2〜3ミリ幅の千切りにします。
しりしり器などで千切りにしても良いです。
- 卵を割り入れる
- 卵を溶く
- ② 卵(2個)をボールに割り入れ、塩(少々)を加え、卵を溶きます。
- 中火にかける
- 味付けする
- ③ フライパンにサラダ油(大さじ1)と人参を入れ、中火にかけます。
- ④ 人参を2分ほど炒め、顆粒だしの素(小さじ1/4)と塩こしょう(少々)で味付けします。
- 卵を固める
- 醤油を加える
- ⑤ 溶き卵を回し入れ、ヘラで混ぜながら固めます。
- ⑥ 醤油(小さじ1)を回し入れ、軽く混ぜたら完成です。
補足:卵の混ぜ方を好みで変える
人参をさっと炒めることで甘みがほどよく引き出され、そこに卵を加えることで、マイルドで優しい味に仕上がります。
顆粒だしの素を加えているので十分な旨味もあり、たっぷりの人参をとても美味しくいただけます。
簡単に作れるうえに材料費もかなり安く抑えられるため、普段遣いにぴったりのお料理です。
レシピの補足説明
作り置きOK!
この人参しりしりは作り置きすることもできます。
日持ちは、冷蔵保存で2〜3日ほどが目安です。
人参の千切りの切り方
- 斜めに薄く切る
- 端から切る
包丁を使って人参を千切りにするには、まず、人参を斜め薄切りにします。
そして、薄切りにした人参を少しずらして並べ、端から2〜3ミリに切ります。
分かりにくい場合は、冒頭の動画か別記事「人参の千切り」を参考にしてください。
沖縄ではしりしり器が一般的
人参しりしりの「しりしり」には、千切りという意味があります。
現地の方によると、まわりの部分が木製で、すりおろす部分が金属製のもの(上の写真)が一番よく切れるそうです。
なお、穴の大きさは、細いもので4ミリ、太いもので8ミリと様々です。
卵の混ぜ方を好みで変える
人参しりしりは、混ぜ方によって、卵の存在感が少し変わってきます。
しっかりめに混ぜると、卵が人参と絡みやすくなり、反対に、軽く混ぜる程度にとどめると、卵の塊が残るので存在感が出やすくなります。
お好みで試してみてください。
ツナとめんつゆも合う
この記事ではシンプルな人参しりしりをご紹介しましたが、ツナとめんつゆを使った「にんじんしりしり」も美味しいですよ。
今回ご紹介したレシピは、人参の甘みと香りを楽しみたい場合にぴったりのお料理です。
一方で、コクと旨味をプラスして人参の風味を抑えたい場合は、ツナとめんつゆをプラスするのがおすすめです。
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