
ツナとめんつゆを使った、「にんじんしりしり」のレシピをご紹介します。
人参をシーチキンの油で炒め、ツナと卵を加えて、めんつゆで味付けすれば出来上がり。
ツナの味をプラスすることで、人参独特の風味が和らいで、食べやすさが大幅にアップします。
味にクセがなく、和洋問わずさまざまな献立に加えやすいので、夕食のおかずとしても便利です。
たっぷりの人参を、ペロッと美味しく食べられます。
ちなみに、「しりしり」という言葉は、「千切り」という意味の沖縄の方言です。
このレシピも千切りにした人参を使いますが、包丁に慣れていない方でも大丈夫。
ピーラーなどの道具を使えば、簡単に切れますよ。
レシピ動画
「旨味たっぷり!にんじんしりしり」のレシピです。
材料
にんじん | 1本(150g程度) |
卵 | 2個 |
ツナ | 1缶(70g) |
めんつゆ(3倍濃縮)※ | 大さじ1/2 |
塩こしょう | 少々 |
※他の濃度のめんつゆを使う場合は、下の文中を参照。
- カロリー
- 1人分:108kcal
作り方
- 包丁で千切り
- スライサーで千切り
まず、人参(1本:150g程度)を千切りにします。
千切りにする際には、包丁で切ってもいいですし、スライサーやピーラーなどの道具を使うのも便利です。
包丁を使うと、やや手間はかかりますが、長さが揃ったきれいな千切りができます。
人参の千切りの方法は、冒頭の動画か、もしくは「人参の千切りのやり方」という記事をご覧ください。
また、人参は、皮ごと調理するのがおすすめです。
ややしっかりめの食感に仕上がりますが、十分食べやすいですし、調理の時短になるうえに、食材の節約にもなります。

そして、卵(2個)を溶きます。

次に、ツナ缶(1缶)の油だけをフライパンに入れます。

そして、にんじんを広げて中火にかけ、フライパンが温まってから1分半ほど炒めます。
フライパンが温まると、パチパチ音がしてくるので、そこから1分半ほど。
ただ、炒める時間は、にんじんの太さや質・好みによって若干変わりますので、1分半を目安に微調整してみてください。

人参を炒めたら、今度はツナ缶の中身を加え、さっと炒め合わせます。

続いて、溶き卵を回し入れます。

そして、混ぜながら卵を固めます。
卵はよく混ぜて人参としっかり絡めてもいいですし、卵の塊が残るように混ぜてもいいです。

火を止めて、塩こしょう(少々)を振り、めんつゆ(3倍濃縮:大さじ1/2)を加えて、軽く混ぜたら完成です。
なお、他の濃度のめんつゆで代用する場合は、下の表を参考にしてください。
濃度 | 分量 |
---|---|
ストレート | 大さじ1と1/2 |
2倍 | 大さじ3/4 |
3倍 | 大さじ1/2 |
「めんつゆを他の濃度で代用する方法」については、リンク先で詳しく解説しています。

人参が主役のお料理ですが、人参の香りや甘みなどは少し控えめ。
ツナと卵が人参の味を包み込み、クセのない味に仕上がります。
また、ツナのコクと旨味が人参に十分に染み込んでいるので、しっかりとした満足感も得られます。
子供でも食べやすい、人参のおすすめ簡単レシピです。
なお、このにんじんしりしりは、作り置きすることもできます。
日持ちは、冷蔵保存で2日くらいと考えてください。
冷凍保存にはあまりむかないので、2日くらいで食べ切るのがおすすめです。
ところで、今回はツナを使ったレシピをお伝えしましたが、にんじんしりしりは、ツナを使わずに人参と卵だけで作ることもできます。

人参の存在感が高まって、甘みと香りを楽しめます。
シンプルな「にんじんしりしり」のレシピも、合わせて参考にしてください。