そうめんチャンプルーのおすすめレシピをご紹介します。
素麺チャンプルー(ソーミンチャンプルー)は、沖縄県の人気郷土料理の一つで、茹でたそうめんに豚肉やツナや野菜などを炒め合わせて作ります。
わりと優しめの味であることが多く、作り方によっては少しぼんやりとした味になりがちですが、今回ご紹介するレシピは、ひと味違います。
定番の具材であるニラに加えて、にんにく・生姜・唐辛子といった風味が強めの食材を使うことで、エッジの効いた味に仕上げます。
また、茹でたそうめんにごま油を回しかけてから炒めるのも、大切なポイントです。
こうすることで、そうめん同士がくっつかないですし、風味も良くなります。
味付けは、醤油とみりんの他に、かつお節を使います。
しっかりとした旨みが加わって、とても美味しくいただけますよ。
材料
そうめん | 3束(150g) |
豚バラ薄切り肉 | 150g |
ニラ | 2/3束(70g) |
しめじ | 75g(1/2袋) |
にんにく | 10g(1かけ) |
生姜 | 5g |
赤唐辛子 | 1/2〜2/3本程度 |
ごま油 | 大さじ2 |
塩 | 小さじ1/3 |
かつお節 | 2パック(4g) |
みりん | 小さじ2 |
醤油 | 小さじ2 |
こしょう | 少々 |
作り方

まず、ニラ(2/3束:70g)を3センチの長さに切り、しめじ(75g:1/2袋)の石づきを取ってほぐし、豚バラ薄切り肉(150g)を一口大に切ります。

皮をむいたにんにく(10g:1かけ)を薄切りにして、皮をむいた生姜(5g)を千切りにします。
そして、赤唐辛子(1/2〜2/3本程度)の種を取り除き、小口切りにします。
赤唐辛子は、レシピの分量を目安に、辛さの好みで調整してください。

次に、鍋に湯(1.5L程度)を沸かし、そうめん(3束:150g)を半分に折って加えます。
そうめんを半分に折る
そうめんを半分に折って使うと、そうめんと具材が絡みやすくなるうえに、食べやすさもアップします。

そして、少し短め(通常の茹で時間の2/3程度)に茹でます。
たとえば、ごく一般的なそうめんは茹で時間が1分半くらいですが、その場合は1分に抑えます。
茹で時間を短くする
そうめんチャンプルーを作る場合は、あとで具材と一緒にそうめんに火を入れるので、通常よりも少しかために茹でます。
茹で時間の目安は、袋に記載された茹で時間の2/3ほどに抑えるのがおすすめです。
具体的には、茹で時間が1分半〜2分のそうめんは、1分半の2/3である「1分」茹でます。
5〜6分の場合は、5分の2/3である「3分20秒」茹でるといいです。
そうめんを茹でる方法
なお、そうめんを茹でる際には、麺同士がくっつかないように、そうめんを鍋に入れたら、すぐに箸で軽くかき混ぜます。
麺がほぐれたら、あとはかき混ぜずに、湯の対流にまかせてそのまま茹でます。
吹きこぼれそうになったら、火を少し弱めてください。

茹で上がったら、そうめんを、茹で汁ごとザルに流し入れます。
ザルをボールにのせ、すぐに流水を当てて、何回か水を替えながら手早く洗います。

そして、ザルを振って水気をしっかりと切ります。

続いて、ザルにのせたまま、すぐにごま油(大さじ1)を回しかけて菜箸で混ぜます。
油を混ぜるとくっつかない
茹で上がったそうめんに油を絡めておくと、麺同士がくっつかないので、調理しやすくなります。

そうめんを茹でたら、ごま油(大さじ1)・にんにく・生姜・赤唐辛子をフライパンに入れます。
そして、フライパンが温まったら火を少し弱め、香りを立たせ、にんにくに少し焦げ目を付けます。

豚肉としめじを加え、豚肉をほぐしながら中火で2分ほど炒めます。

豚肉の色が変わったら、ニラを加えてさっと炒め、塩(小さじ1/3)で味付けします。
そうめんを加える前に、この段階で、具材に塩気を付けておきます。

そうめんとかつお節(2パック:4g)を加え、油を全体に回すように手早く炒め、そうめんを温めます。
この工程以降は、とにかく手早く効率良く行ってください。
あまり長く炒めると、そうめんが柔らかくなりすぎてしまいます。

そうめんが温まったら、すぐに、みりん(小さじ2)と醤油(小さじ2)を具材めがけて回しかけます。
そうめんではなく、なるべく具材(豚肉としめじとニラ)にかかるように加えます。
具材を中心に味付けする
そうめんは、調味料の味が染みやすいので、具材を中心に味を馴染ませて、そのあとで、そうめんに味を絡めます。

さっと炒め合わせ、調味料を全体に馴染ませます。

皿に盛り、こしょう(少々)を振ったら完成です。
そうめんは、固すぎず柔らかすぎず、ちょうどよい食感。
お味の方もかなりイケていて、にんにくと生姜と唐辛子を加えているので、味が間延びせず、引き締まった味に仕上がります。
できたてのアツアツはもちろんのこと、冷めても美味しくいただけますよ。
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