インドの国民的飲み物「ラッシー」の作り方を、現地から動画でご紹介します。
ラッシーとは
ラッシーとは、インドの飲むヨーグルトのことで、濃厚で甘みが強いのが特徴です。
実際にインドでもよく飲まれていて、大衆食堂から高級レストランまで、多くのお店でラッシーの味を楽しむことができます。
この動画を観れば、インドの飲食店でどのようにしてラッシーを作っているのかをお分かりいただけると思います。
そしてその後に、日本で簡単にラッシーを作る方法をご紹介します。
ヨーグルトと牛乳と水と砂糖で作る本場風のレシピ。
しっかりとした味わいが特徴の、とても美味しいラッシーですよ。
ラッシーは、スパイシーなカレーとの相性が抜群です。
カレーを食べた後にラッシーを飲むと、辛さを中和してくれるので、口の中がスッキリします。
また、乳製品には胃腸の調子を整える効果が期待できるので、食後に飲むのがベストです。
インドのラッシーの作り方
それでは、本場インドのラッシーの作り方を動画でご紹介します。
この動画を撮影したのは、インド屈指の観光地「ジャイプル(Jaipur)」です。
作り方はとてもシンプル。
まず、ヨーグルトと氷と砂糖をインド風のミキサーに入れ、氷を砕きます。
そして、素焼きのコップに注ぎ、最後に、水切りヨーグルトをのせたら完成です。
右の画像は、ラッシーの空き容器を猿がゴミ箱から持ち去っている様子を撮影したものです。
ラッシーのレシピ
ここからは、本場インド風の「ラッシー」を日本で簡単に手作りする方法をご紹介します。
材料
ヨーグルト | 200g |
牛乳 | 大さじ2 ※ |
水 | 大さじ2 ※ |
砂糖 | 大さじ2 |
※牛乳と水は、牛乳のみ(大さじ4)か水のみ(大さじ4)で代用OK。
- カロリー
- 1人分:170kcal
作り方
ヨーグルト(200g)・牛乳(大さじ2)・水(大さじ2)・砂糖(大さじ2)をボールに入れ、泡立て器でしっかり混ぜたら完成です。
先に紹介したインドのラッシーは、氷を使ってミキサーで撹拌しましたが、このレシピでは泡立て器で混ぜるだけでOK。
日本では、冷たいヨーグルトを使うことが普通なので、氷で冷やす必要はありません。
また、水切りヨーグルトを添える代わりに、氷(水)の量を減らし、牛乳を使ってコクを出しています。
水の代わりに牛乳を使うと、コクがアップします。
本場インドのラッシーのような、とろっとした口当たりと濃厚な味わいが特徴です。
インドでは、このようなシンプルなラッシーが人気がありますが、お好みでスパイスを加えてもいいです。
少量のクミンパウダーを混ぜても美味しいですよ。
甘くないラッシーも人気
ところで、インドでは、砂糖なしの甘くない種類のラッシーも飲まれています。
プレーンタイプのものや、ほんのりと塩味を加えたものなどが定番です。
塩味のラッシーは、トルコの国民的飲み物である「アイラン」と酷似していて、作り方もほぼ一緒です。
甘さがない分、料理の味を邪魔しないので、食事中でも飲みやすいのが特徴です。
アイランのレシピについては、リンク先をご覧ください。
ラッシーのレシピあと2品
最後に、ラッシーのレシピをあと2品ご紹介します。
冷凍ブルーベリーで簡単!濃厚ラッシー
1品めは、フルーツを使ったラッシー。
日本でとても人気がある「ブルーベリーラッシー」のレシピです。
甘酸っぱいブルーベリーの味が、ヨーグルトによく合います。
中でも、マンゴーラッシーが人気のようです。
いずれにしろ、ヨーグルトとフルーツは好相性なので、マンゴーやブルーベリーに限らず、お好みの果物を加えて作ってみるのも楽しいですよ。
カルピスで簡単!濃厚ラッシー
カルピスを使ったラッシーは、さすがにインドにはありませんが、日本ではとても人気があります。
カルピスを使うと、濃厚な味わいのラッシーが手軽に作れます。
ところで、当サイトでは、現地インドでの経験をもとに、インド料理やインドの観光スポットについて別記事で詳しく解説しています。
次の記事もあわせてご覧ください。
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