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インドのムンバイ(ボンベイ)で是非訪れたいおすすめの市場を、現地からご紹介します。
お伝えする市場は、合計4ヶ所。
インド料理の食材を観察するのに最適なフィッシュマーケットや野菜市場をはじめ、お土産選びに便利なお菓子や雑貨・衣料品を扱うマーケットなど、ジャンルは多岐にわたります。
ムンバイは、インド最大の都市ということもあり食の選択肢も豊富で、菜食主義者が多いインドの中で、ノンベジ料理(魚や肉の料理)を幅広く堪能できる街です。
そうした食文化を支えている市場を見学するのは、なかなか興味深い体験だと思います。
どの市場も、ムンバイ駅やインド門などの見どころの近くにあるので、アクセスも容易。
ぜひ、観光の合間に立ち寄ってみてください。
サスーン・ドック(魚市場)
まずご紹介するのは、ムンバイの有名な魚市場「サスーン・ドック(Sassoon Dock)」です。
場所は、観光名所のインド門から南に3キロくらい下った海沿いにあります。
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ムンバイにはシーフードのレストランが多く、そこには、やはりこの魚市場の存在が大きく関わっていると思われます。
生の魚貝類を扱う場所なので、ある程度ニオイもしますが、ムンバイの食事情を知るにはもってこいの場所です。
お昼時も一応見学できますが、一番賑わうのはやはり朝。
マーケットの雰囲気を堪能したい方は、ぜひ朝訪れてみてください。
クロフォード・マーケット
こちらは、ムンバイ最大の食料品マーケット。
クロフォード・マーケット(Crawford Market)です。
マハートマー・ジョーティバー・プレー・マーケット(Mahatma Jyotiba Phule Market)とも言われています。
場所は、ムンバイの鉄道駅「CST」から北に10分くらい歩いたところにあります。
インド料理の食材に興味がある方は、先に紹介した魚市場と合わせて、こちらの市場も訪れるのがおすすめです。
スパイスをはじめ、ドライフルーツやナッツ、野菜や果物などの品数が豊富。
チョコレートやスナック菓子なども売られています。
インドならではの品々が並んでいるので、日本の食料品店の品揃えと比較しながら見学するのも楽しいです。
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化粧品や食器や生花などの日用品、さらには小鳥や犬・猫などのペットまで。
観光客向けの商品ではないところが、逆に面白い。
ムンバイの人々の暮らしぶりを知るのにもってこいの場所です。
なお、この市場の隣には、「モハッタ・マーケット(Mohatta Cloth Market)」という市場があります。
そこにはサリーやバンジャビードレスなどの衣料品がたくさん並んでいるので、クロフォード・マーケットを見学したついでに、隣まで足を伸ばしてみるのもいいですよ。
コラバ・コーズウェイ

「コラバ・コーズウェイ(Colaba Causeway)」は、インド門の南西400メートルくらいのところにある、雑貨中心のマーケットです。

商品の多くは、衣料品やアクセサリー・置物などで、観光スポットに近いためか、観光客向けのお土産も並んでいます。
歩いているとお店の人から頻繁に声をかけられるので、そういうやり取りが好きな方にはおすすめです。
また、このマーケットのほど近くには、インドに数多あるスーパーマーケットの有名チェーン店「サハカーリー・バーンダール(Sahakari Bhandar)」もあります。
場所は、インド門から500メートルくらいのところ。
リーガル・シネマの向かいです。
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チョコレートなど、ばらまき用のちょっとしたお土産を買うのにも便利です。
マスジット駅周辺
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市場ではありませんが、スパイスやナッツなどのインド食材を買うのなら「マスジッド駅(Masjid)」周辺も便利です。
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人・モノ・車がぐちゃっと入り組んだカオスな雰囲気が、ムンバイのパワーを感じさせてくれます。
買い物に興味がなくても、街の雰囲気を眺めているだけで楽しめますよ。
ところで、当サイトでは、現地インドでの経験をもとに、インドの観光スポットやインド料理について別記事で詳しく解説しています。
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