ギリシャ土産のおすすめ22品を現地からご紹介します。
ギリシャといえば、オリーブオイルやハチミツが有名ですが、お土産にぴったりな品はそれ以外にも沢山あります。
例えば、職場などのばらまき用としては、ギリシャのお菓子「バクラバ」や「パステリ」が人気があります。
お酒好きには、ギリシャワイン。
ちょっと重たいですけど、お店によっては、日本まで空輸してもらえるところもあります。
また、オリーブの木を使った雑貨やお洒落なアクセサリー、ナチュラルコスメなどもおすすめです。
ちなみに、この記事は、アテネ・ミコノス島・サントリーニ島・クレタ島を実際に訪れた経験をもとにお届けしています。
旅行者の生の声としてぜひ参考にしてください。
ギリシャの菓子「バクラバ(Baklavas)」
会社や学校でたくさんの知り合いにお土産を配るのなら、1人頭の予算を少し抑えつつ、だれもがそれなりに満足できるものを選びたいですよね。
ばらまき用のお土産として一番おすすめなのは、やはり食べ物です。
ギリシャの人気菓子「バクラバ(Baklavas)」を買っていくなんて、どうでしょうか?
クルミやピスタチオにハチミツを絡め、パイ生地で挟んで焼き上げた、ギリシャの伝統的なスイーツです。
この写真は、タベルナと呼ばれるカジュアルレストランで食べたバクラバ。
ファストフード店やアイスクリーム屋の定番メニューでもあります。
ギリシャの菓子「ハルヴァ(Halva)」
ギリシャのお菓子と言えば、「ハルヴァ(Halva)」もよく知られています。
セモリナ粉やナッツやシナモンを固めたお菓子で、バクラバと同じく、レストランの定番デザートです。
ただ、ハルヴァはものによって食感がかなり異なります。
ハルヴァの食感は大きく分けて3つ。
アテネのレストランで食べた先ほどのハルヴァは、ういろうのような、柔らかくてモッチリとした食感でした。
他には、日本の落雁のような、水気が少なくてしっかりとした食感のハルヴァもあり、またソフトキャンディー(ハイチュー)のような、食感が柔らかくて歯に絡みつきやすいハルヴァもあります。
箱に入ってお土産として売られているハルヴァは、落雁タイプかソフトキャンディータイプのどちらかだと考えていいと思います。
とりわけ、1個ずつ袋詰めされたうえで箱に入っているものは、ソフトキャンディータイプの可能性が高いです。
ギリシャの菓子「パステリ(Pasteli)」
ギリシャの代表的なお菓子をもう1つ。
これは「パステリ(Pasteli)」と言って、ごまをハチミツで固めたお菓子です。
日本にもありそうな味と食感なので、どんな好みの方にも比較的親しみやすいと思います。
職場や学校向けの、万人ウケするばらまき用のお菓子が欲しいという方には、このパステリがおすすめです。
ギリシャのスナック菓子・チョコ
また、スナック菓子やチョコレートをお土産にするのもおすすめです。
スナック菓子やチョコを探すのなら、スーパーが一番品数が豊富です。
ちなみに、ギリシャで一番人気のポテトチップスは、オレガノ味。
上の写真でいうと、中央にある濃いグリーンのパッケージです。
オレガノは、ギリシャ料理には欠かせないハーブで、ポテチとの相性もぴったりです。
ドライフルーツ&ナッツ
ギリシャは、ドライフルーツやナッツがとても美味しいです。
この写真は、クレタ島のホテルの朝食で、ヨーグルトのトッピングとして用意されたもの。
品数が豊富でハイクオリティーです。
気に入ったものを見つけたら、好きなだけ袋詰めしてくれます。
何を買おうか迷ったら、ドライいちじくをおすすめします。
はちみつ
はちみつもギリシャのお土産としてとても人気があります。
果物やハーブなどいろいろな種類があり、味が濃厚で美味しいです。
お土産屋さんでは、試食できるところもあるので、食べ比べてみると楽しいですよ。
ちなみに、ギリシャでは、タイム・モミ・エリカなどのはちみつが有名です。
タイムと松の花のはちみつです。
驚くのは、はちみつが入った容器がものすごく大きいこと。
水槽くらいの幅があるガラス容器に蜂の巣ごと入っており、容器の脇にある筒状の入り口から少しずつすくって取り出します。
ギリシャ人の食生活には、はちみつが欠かせません。
オリーブの塩漬け
オリーブの塩漬けも、いろいろな種類があるので、お土産にすると楽しいですよ。
写真はアテネの市場で売られているオリーブ。
色や形や味付けなど、どれも少しずつ違っていて、数えきれないくらい品数豊富です。
スパイス
料理好きな人へのお土産には、スパイスもおすすめ。
ギリシャ料理でよく使われる乾燥ハーブは、オレガノ、タイム、ミント、クミンなど。
ちなみに生だったら、ディル、イタリアンパセリ、フェンネルなどです。
お土産屋さんには、ギリシャ料理にそのまま使えるミックスハーブも売られています。
ギリシャのレストランに入ると、必ずと言って良いくらいメニューにあるのが、ギリシャサラダ。
ギリシャサラダ作りには、乾燥オレガノが欠かせません。
リンク先では、本場風のギリシャサラダを日本で手作りする方法を紹介しています。
ギリシャサラダを作って、お土産として振る舞うのもアリだと思います。
オリーブオイル
ギリシャは質の良いオリーブオイルの産地でもあります。
レストランのテーブルには大体オリーブオイルが置かれていて、お好みでパンやお料理にかけていただけるようになっています。
フレッシュな風味がとにかく素晴らしいです。
お土産屋さんによっては、オリーブオイルを試飲できることもあるので、いくつか味見をしてみてはいかがですか。
ピュアなオリーブオイルはもちろんですが、ハーブを漬けたオリーブオイルも美味しいですよ。
会社の上司やお世話になった方へのお土産にもぴったりです。
ギリシャワイン
お酒好きには、ギリシャワインをプレゼントするときっと喜ばれます。
ワインも、試飲ができるお店が多いです。
ちょっと変わったワインが欲しいという方には、「レツィーナ(Retsina)」というギリシャ特有のワインがおすすめ。
松ヤニの香りがするややクセのあるワインですが、甘みもあるので割と飲みやすく、話のネタにもなるので、お土産にすると喜ばれます。
ちなみにレツィーナは、日本のギリシャ料理屋では、必ずと言って良いほど置かれているので、日本では、ギリシャワインの代名詞的な存在かもしれません。
ギリシャのお酒「メタクサ(Metaxa)」
ワイン以外だったら、メタクサ(Metaxa)というブランデーがとても有名。
メタクサは、ハーブエキスや甘味料を少量加えているので、ブランデーとは言え少し飲みやすくなっています。
ただし、アルコール度数は40度くらいあるので、要注意です。
ギリシャのお酒「ウゾ(Ouzo)」
ワインを作ったあとのブドウの絞りかすから作られる「ウゾ(Ouzo)」も、ギリシャ特有のお酒です。
こちらは、アニスというハーブの強い香りが特徴で、ややクセがあります。
アルコール度数はメタクサと同じく40度くらい。
ギリシャでは、煮込み料理などにもよく使われます。
ギリシャのビール
ギリシャの代表的なラガービール「ミソス(Myhtos)」も良い選択肢の1つです。
ドイツビールのようで後味が良く、飲みやすいです。
ビール好きのお土産にすると喜ばれます。
オリーブオイル石けん
オリーブの産地ならではのお土産が欲しいという方には、オリーブオイルで作った石けんもおすすめ。
オリーブオイルだけで作った純粋な石けんなら、男性向けのプレゼントにするのもいいですし、ハーブやはちみつの香りを加えた石けんは、女性にきっとウケますよ。
オリーブの木の器やまな板
オリーブの木で作った食器やまな板のお土産も、ギリシャらしいです。
しかも、品数が豊富なので、好みの木目が選べますよ。
私は、気に入ったお店に顔を覚えられるくらい何度も通って、まな板とヘラを買いました。
ナチュラルコスメ
女性向けのお土産だったら、ナチュラルコスメも良い商品がたくさんあります。
ギリシャは、天然成分だけを使った自然派化粧品がとても多いです。
中でも人気があるブランドは、「コレス(KORRES)」と「アピヴィータ(APIVITA)」。
どちらも、オリーブオイルをはじめ、はちみつやハーブなどを主原料としているのが特徴です。
海綿
ギリシャらしい美容グッズといえば、海綿も外せません。
海綿とは、ギリシャの島々で採れる天然のスポンジのこと。
きめこまやかな泡立ちと肌触りの良さが特徴です。
ちなみに私は、海綿をたくさん買いました。
日本の通販の半額程度で買えますし、帰りの荷物が重くなることもありません。
海綿だったら、お風呂場に置いてもおしゃれです。
食器
ギリシャらしい、こんな色鮮やかな食器もおすすめです。
これだったら、インテリアとしても使えます。
ブロンズ像や石膏像
ギリシャ神話の神々や古代ギリシャの彫刻をテーマにした、ブロンズ像や石膏像も、ギリシャのお土産として人気があります。
有名なミロのヴィーナスのレプリカを、ギリシャで買い求めるのも、良い記念になると思います。
アクセサリー
女性が自分のためにお土産を買うのなら、アクセサリーも充実しています。
アンティークなアクセサリーから、ちょっと高価なものまで、ギリシャにはたくさんの宝飾店があります。
また、アクセサリー類だったら、ギリシャの人気ナンバーワンブランド「フォリ フォリ(Folli Folli)」でお土産を探すのもいいですよ。
刺繍やレース
白を基調とした刺繍やレースのテーブルクロスなども、ギリシャらしいお土産です。
モザイクランプ
最後にご紹介するのは、色鮮やかなモザイクランプ。
ギリシャの隣国トルコの民芸品ですが、ギリシャの土産屋でもよく見かけます。
ちなみに上の写真は、クレタ島で見つけたランプ。
私はこのランプの購入を散々迷いましたが、荷物に入らず、泣く泣く諦めました。
色違いを複数個を合わせてインテリアにするのも良さそうです。
以上、ギリシャのおすすめのお土産でした。
お土産選びも旅行の楽しみの一つ。
ギリシャには、日本ではお目にかからない珍しい食べ物や雑貨がたくさんあります。
ギリシャの強い日差しに疲れたら、お土産屋さんで一休みするのも楽しいですよ。
ところで当サイトでは、現地ギリシャでの経験をもとに、ギリシャの観光スポットやギリシャ料理について、別記事で詳しく解説しています。
次の記事もあわせてご覧ください。
この記事についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。