サントリーニ島・イアの観光ガイド!夕日スポットや行き方も紹介。

サントリーニ島のイア

サントリーニ島の人気観光スポット、イア(Oia)の魅力を写真ともにご紹介します。

イアは、ギリシャのサントリーニ島北部に位置する小さな街です。
眩しいくらい真っ白な建物とエーゲ海のコバルトブルー。
ホワイトとブルーのコントラストがとても美しいです。

何をするでもなく、ただぶらぶら歩きするだけで、開放的な気分に浸れること間違いなし。
サントリーニ島を訪れたのなら、イアに行かない手はありません。

イアへのアクセスやフォトスポット、また、おすすめレストランや人気のホテルなども合わせてお伝えします。

イアへの行き方

サントリーニ島・イアへの行き方

イアは、サントリーニ島の中心地フィラ(Fira)のバスターミナル(上の写真)から、バスで30分ほどのところにあります。

終点まで乗って、料金は1.8ユーロ。
乗車券はバスの中で乗務員から直接買うシステムなので、小銭を用意しておくといいです。

イアまでの道のりは、険しい坂道を登ったり下りたりしながら進みます。
車窓からは、島のゆったりとした景色が堪能できますよ。

なお、サントリーニ島内の交通の拠点は、次のような位置関係になっています。
ここをクリックすると拡大図が表示されるので参考にしてください。

空港
アティニス港
フィラのバスターミナル
イアのバスターミナル

イアの地図

下の地図は、イアの観光マップです。

主な観光スポットに番号を振ってあります。
拡大する場合は、ここをクリックしてください。

イアのバスターミナル
撮影スポット(青い屋根の教会)
カストロ レストラン
アギオス・ニコラオス要塞
風車

イアの街並み

ではこれから、イアの街並みを写真とともにご紹介します。

サントリーニ島・イアの路地

イアのバスターミナルから伸びる細い道を南に向かって進むと、イア独特のメルヘンチックな街並みが現れます。


サントリーニ島・イアの街並み

サントリーニ島と言えば、眩しいくらいの白亜の建物が思い浮かぶかもしれませんが、イアは、中心地のフィラと違って、色あいが豊富です。


サントリーニ島・イアのメインスクエア

こちらは、イアで一番賑やかなメインスクエア(Main Square)。


サントリーニ島・イアのレストラン

広場に面した、タベルナと呼ばれているカジュアルレストランも賑わっています。


サントリーニ島・イアのブルードーム

混雑したタベルナを右手に通り過ぎると、細い通路の眼の前に、イアの象徴ともいえるセルリアンブルーの屋根の教会(ブルードーム)が見えてきます。

ここは、イアの格好のフォトスポットの1つ。
カメラを構えた観光客で狭い路地はごった返しています。


サントリーニ島・イアのブルードーム

ブルードームは、イアにいくつか点在しています。

真っ白くて四角い建物の中に、エーゲ海色のドームが映えます。


サントリーニ島・イアのブルードーム

遠目から見るブルードームもキレイです。


サントリーニ島・イアの白い建物

イアの街は、どこを撮っても絵になります。

眼下をみおろすと、建物の壁とパラソルの白色、それに太陽の光が作る影が織りなす模様がとてもきれい。


サントリーニ島・イアの結婚式

イアを歩いていると、花嫁さんに出会いました。
中国人の花嫁さん。
これから写真撮影をするようです。
急な階段を上り下りするイアでは、ウエディングドレス姿でスニーカーを履くのが正解。

ロマンチックなイアでは、ウエディングを挙げるカップルも多いです。


サントリーニ島・イアのアギオス・ニコラオス要塞

イアの西の端には、「アギオス・ニコラオス要塞(Castle of Agios Nikolaos)」という夕日の絶景ポイントがあります。

写真奥にある、石造りの茶色の建物がそれです。
この要塞は、海賊の襲撃から島を守るために、15世紀に建てられました。


サントリーニ島・イアのアギオス・ニコラオス要塞

要塞の下は降りられるようになっていて、屋根のない石造りの壁の隙間から、イアの街を眺めることができます。


サントリーニ島・イアのアギオス・ニコラオス要塞からの眺め

これが要塞からの眺め。

島の一番先端には、風車が見えます。


サントリーニ島・イアの風車

近づいて見ると、こんな風車です。

風車と言えば、サントリーニ島から高速船で2〜3時間のところにある「ミコノス島」の風車が有名です。
どちらの島の風車も、かつては小麦をひくために使われていましたが、現在は島のシンボル的な存在として残っています。


サントリーニ島・イアのレストラン

街の中心部に戻ると、ピンク色の壁が印象的なレストランが目の前に見えます。

こちらは、インスタグラムで人気の「カストロ・レストラン(Kastro Restaurant)」。
このレストランについては、後ほど詳しく解説します。


サントリーニ島・イアの断崖絶壁

「カストロ・レストラン」からさらに西(島の先端)に進むと、このような景色が広がっています。

断崖絶壁の上に白亜の美しい街並み。
サントリーニ島らしいスケール感のある風景が広がっています。


サントリーニ島・イアのヨット

断崖絶壁を見下ろすと、コバルトブルーの海に白いヨットが二艘。

こんなちょっとした風景も、イアでは絵になります。


サントリーニ島・イアの街並み

イアの街の西の端には、港があります。


サントリーニ島・イアの港

迷路のような細い階段をずっとおりていくと、小さな港に着きます。

ここには、島の中心地フィラのようなケーブルカーもありませんし、足代わりになるロバもいないので、徒歩でゆっくり登り下りするしかありません。

この港からは、サントリーニ島のすぐ近くにある「ティラシア島」への船などが出ているそうです。

イアでお土産を買う

サントリーニ島・イアのお土産

イアにはお土産屋さんも点在しています。

アクセサリーや色鮮やかな食器がひと目を引きます。

フィアでお土産を買うのもおすすめ

イアで売られているお土産は、フィラ(島の中心地)でも入手できるものが殆どだと考えて良いと思います。

小さな土産屋のオリジナル商品などもあるとは思いますが、ギリシャらしいお土産を買うのなら、フィラの方がずっと品数が豊富です。

ギリシャっぽいお土産だったら、ワイン・オリーブ・オリーブオイル・香辛料・お菓子・石鹸・ハーバルオイル・海綿・アクセサリー・オリーブの木を使った食器などがおすすめです。

イアのレストラン&ホテル

続いて、イアのおすすめレストランと人気ホテルをご紹介します。

イアのおすすめレストラン

サントリーニ島・イアのカストロ・レストラン

こちらは、先ほど少し登場した「カストロ・レストラン(Kastro Restaurant)」。

このレストランは、地元のガイドさんもすすめる、イアのサンセットスポットでもあります。


サントリーニ島・イアのカストロ・レストランからの眺め

これがそのレストランから見た眺め。

エーゲ海がよく見えます。

このレストランは、決して安くはないですけど、立地が最高なうえに、お味もとても良いのでおすすめです。


サントリーニ島・イアのカストロ・レストランの蒸しムール貝

このお料理は、カストロ・レストランでいただいた「MUSSELS steamed with garlic bread(蒸しムール貝のガーリックトースト添え)」。

地元で採れたムール貝をワイン蒸しにして、パセリ振ったシンプルなお料理。
貝の旨味が凝縮していて、白ワインとよく合います。


サントリーニ島・イアのカストロ・レストランのエビのリゾット

2品めは「KRITHAROTO with scampi(大海老のギリシャ風リゾット)」です。

リゾットとは言え、米は使っていません。
米粒大のパスタが使われているので、ツルンとした食感。
フェタチーズの優しいコクとトマトの酸味をいかした味付けが、エビの旨味と絶妙にマッチします。

これら2品とグラスワインを2杯頼んで、日本円で7千円くらい。
イアで食事をするのなら、眺めも良くて美味しい、このレストランがおすすめですよ。


イアの人気ホテル

ちなみに、イアで1番人気のホテルは、地元のガイドさんによると「アンドロニス・ラグジュアリー・スイーツ(Andronis Luxury Suites)」だそうです。

1泊330ユーロくらいと少々お高いですけど、エーゲ海の絶景が見渡せるとても美しいホテルでだそうです。

ただ、イアに泊まるのではなく、サントリーニ島の中心地フィラにホテルをとり、日帰りでイアを訪れるのもけっこうラクです。
フィラだったらホテルが多いので選びたい放題ですし、食事の選択肢も広がります。
私は、フィラの「ステファニ・スイーツ」というホテルに泊まりました。


イアの街を満喫したら、再びイアのバスターミナルへ引き返します。
フィラ行きのバスは、20〜30分おきに出ているので、時間はあまり気にしなくて大丈夫ですよ。

以上、サントリーニ島のイアの観光情報でした。

イアは、白色の中にパステルカラーをちりばめた可愛らしい街です。
街を歩いていると、まるでテーマパークに迷いこんだかのような不思議な感覚が味わえます。
ギリシャの超おすすめの観光地です。


ところで当サイトでは、現地ギリシャでの経験をもとに、ギリシャの観光スポットやギリシャ料理について、別記事で詳しく解説しています。
次の記事もあわせてご覧ください。

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