タラモサラダ(タラモサラタ)の本格レシピ!ギリシャ人気料理の作り方。

投稿日:2019年5月6日 更新日:

タラモサラダ

タラモサラダ(タラモサラタ)のレシピをご紹介します。
日本でも簡単に作れる、たらこを使ったタラモサラダです。

タラモサラダとは

日本で「タラモサラダ」と言えば、一般的にはたらことジャガイモを使ったサラダという意味で使われていますが、実はたらこは日本独自の代用品。

タラモサラタの本場・ギリシャやトルコでは、「タラモ」というコイやボラなどの卵の塩漬けを使います。
タラモ(taramo)を使うサラダ(salata)なので、「タラモサラタ(taramosalata)」。

使う食材が違うので、当然、味も見た目も、日本のものとは少し異なります。


伝統的なタラモサラタ

ギリシャのタラモサラタ

こちらは、本場ギリシャの伝統的なタラモサラタです。

色はピンクではなく薄茶色。

また、じゃがいも以外に、ペースト状にしたパンをつなぎにすることの方が多く、なめらかな食感です。

お味の方は、アンチョビペーストを混ぜたようなほのかな風味があり、基本的にはパンや野菜を付けるディップなので、日本のものよりも塩気がずっと効いています。


このような違いがあるものの、「タラモ」自体が日本では入手しづらいので、代わりにたらこを使うのは十分ありです。
「タラモ」を使うよりもマイルドに仕上がるので、日本人にはむしろこちらの方が食べやすいかもしれません。

本場ギリシャ風タラモサラダ

さて、今回ご紹介するのは、ギリシャ風の本格タラモサラダのレシピ。
タラモを使わないので、あくまでギリシャ「風」ですが、本場のレシピにかなり近づけています。

食感がなめらかで、たらこをたっぷり使います。
また、パンなどのディップソースとして使いやすいように、塩気が比較的しっかりめ。

少量の玉ねぎとレモンとオリーブオイルで、フレッシュな風味をプラスします。

クレタ島のハニヤ
なお、この記事は、ギリシャ・クレタ島の古都、ハニヤのベネチアンポートからお届けします。

記事の後半では、本場ギリシャで食べた人気レストランの「タラモサラタ」の様子も合わせてお伝えします。

ギリシャ風タラモサラダ

タラモサラダのレシピ

「本場ギリシャ風タラモサラダ」の作り方です。

たらこの代わりに辛子明太子を使ってアレンジしてもOKです。

材料

2人分:調理時間5分
茹でたじゃがいも 100g
たらこ 100g
玉ねぎ 30g(1/8個)
オリーブオイル 大さじ2
レモン汁 大さじ1/2

※パンの白い部分を水に浸して絞ったもの100gでもOK。パンを使う場合は、下の文中参照。

作り方

茹でたじゃがいもをフォークで潰す

まず、茹でたじゃがいも(100g:約1個分)をフォークなどで軽く潰し、しっかり冷まします。

参考:じゃがいもの茹で方


タラモサラダの材料をフードプロセッサーに入れる

次に、たらこ(100g)・玉ねぎ(30g:1/8個)・オリーブオイル(大さじ2)・レモン汁(大さじ1/2)をフードプロセッサーに入れ、ペースト状にします。

このタラモサラダは、マヨネーズなしでも作れます。

本場風に仕上げるコツ

たらこを少し多めに使い、フードプロセッサーでなめらかな食感にすることで、本場ギリシャ風に仕上げます。


タラモサラダの材料をフードプロセッサーでペースト状にする

最後に、じゃがいもを加え、軽く撹拌したら完成です。


フードプロセッサーでペースト状にしたタラモサラダの材料

仕上がりは、日本のごく一般的な「タラモサラダ」とくらべると、ややゆるめになります。


タラモサラダ

ディップとしてパンなどに塗りやすい固さで、味もややしっかりめ。

少量加え玉ねぎとレモン&オリーブの風味がとてもよく合いますよ。


じゃがいもの代わりにパンで作る方法

すでにお伝えした通り、ギリシャのタラモサラダは、じゃがいもの代わりにパンをつなぎにすることもあります。

パンを水に浸してタラモサラダの材料にする

パンを使う場合は、まず、パンの内側の部分だけを切り取って、水に軽く浸します。

そして、手で水気をしっかり絞り、絞ったものを100g用意してじゃがいもの代わりに使います。

ギリシャのパン
ちなみに使用するパンは、食パンのような柔らかいものよりも、少しかためのパンの方が美味しいです。

現地ギリシャのパン(写真)は、どれも歯応えがしっかりしています。


パンで作ったタラモサラダ

ギリシャの「タラモサラタ」は、じゃがいもではなく、パンをつなぎに使う方が多いようです。
ギリシャでは、タラモサラタに限らず、パンを水に浸して柔らかくしてから料理に使うということがよくあります。

パンをつなぎに使う方法は、日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、食べてみるとけっこうイケます。
じゃがいもと同じような感覚で食べられます。
パンの発酵による風味が加わるので、むしろじゃがいもを使うよりも美味しいかもしれません。

最後に、本場ギリシャの代表的な「タラモサラタ」を写真をもとにご紹介します。

本場ギリシャのタラモサラタ

アテネのタラモサラタ

これは、ギリシャの首都アテネの人気レストラン「Diodos Agoras」の定番メニューのタラモサラタ。

すでにお伝えした通り、本場ギリシャのタラモサラタは、タラコではなくコイやボラの卵の塩漬け(タラモ)を使うので、淡い茶色をしています。

ギリシャのスーパーで販売されているタラモ
ちなみに、写真中央に写っている淡い肌色のものが、ギリシャのスーパーで売られていた「タラモ」です。

本場のタラモサラタは、この魚卵の塩漬けをたっぷり使っているので、塩気がしっかり効いています。
基本的には、パンや野菜に付けていただくお料理です。

このタラモサラタは、アンチョビを混ぜたような風味があり、黒オリーブの実が添えられています。
オレガノとオリーブオイルで風味付けした、平焼きのカリッとしたパンと一緒にいただきます。


サントリーニ島のタラモサラタ

こちらは、ギリシャのサントリーニ島の人気レストラン「The Greeks」の看板メニューの「タラモサラタ」。

先にお伝えしたアテネのタラモサラタよりも、さらに塩気と酸味が効いていて、発酵させたような魚の風味がはっきりと感じられます。

このお店では、パンと合わせていただくようになっています。

以上、タラモサラタの作り方を現地ギリシャの情報とともにお伝えしました。


ところで当サイトでは、現地ギリシャでの経験をもとに、ギリシャ料理やギリシャの観光スポットについて、別記事で詳しく解説しています。
次の記事もあわせてご覧ください。

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