卵の衣でカリカリに!唐揚げレシピ。鶏の唐揚げを卵と片栗粉で美味しく

投稿日:2016年11月15日 更新日:

衣に卵を使った唐揚げ

卵の衣を使った、鶏の唐揚げレシピをご紹介します。

考案したのは、料理研究家の柳澤英子さん。
その名も、「カリカリジューシー! 鶏の唐揚げ」です。

衣に卵を使う効果

唐揚げの衣に卵を加えると、卵に含まれるタンパク質の働きにより、鶏肉と片栗粉がしっかりとくっつきます。

その結果、肉汁の流出が大幅に抑えられ、表面はカリカリで中は柔らかくジューシーな唐揚げに仕上がるうえに、揚げている時の油の飛び跳ねを防ぐこともできます。

また、卵の風味もほんのりと加わるので、卵なしで作った一般的な唐揚げとはまた違った魅力があります。

(レシピ情報元:TBSテレビ「おびゴハン!」 2016年11月14日放映、日本テレビ「世界一受けたい授業」2019年1月19日放映)

衣に卵と片栗粉を使った唐揚げ

「カリカリジューシー! 鶏の唐揚げ」のレシピです。

材料

2人分:調理時間20分
鶏もも肉 300g
サラダ油 適量
下味
塩・コショウ 各少々
醤油 小さじ2
適量
おろしニンニク 小さじ1
おろしショウガ 小さじ1
1個
片栗粉 大さじ3

作り方

  1. 鶏肉一口大に切る。
  2. 鶏肉をボールに入れ、下味と衣の材料すべてを混ぜ、10〜15分置く。
  3. フライパンに高さ1センチくらいの油を注ぎ、中火にかけ、鶏肉の皮目を下にして並べる。
  4. 鶏肉のまわりが白くなったらひっくり返し、3〜4分揚げる。最後に30秒ほど強めの中火にして、両面に揚げ色をつける。
  5. 取り出して油を切ったらできあがり。

カリカリジューシーな唐揚げの作り方

調理のポイントは2つあります。

1つは、10分程度の短時間で下味をつけること。
柳澤さんによると、長時間かけて味を染み込ませると、醤油に含まれる塩分で鶏肉が硬くなってしまうからだそうです。
10分もあれば、鶏肉に味が十分染み込むとのことです。

2つめは、冒頭でもお伝えした通り、衣に卵を加えることです。

なお下味と衣は、工程2で一緒に混ぜてしまいます。
一度に混ぜると、上の写真のようになります。


カリカリジューシーな唐揚げの作り方

この唐揚げは、表面はカリカリで鶏肉は柔らかくジューシーに仕上がります。
ニンニク醤油味がしっかり付いていて美味しいです。

最後に、柳澤さんの唐揚げのレシピをあともう1品ご紹介します。

鶏唐揚げをあともう1品

コールドスタートの鶏の唐揚げ

最後に、柳澤英子さんの鶏唐揚げのレシピをあともう1品ご紹介します。

「柳澤流!呪いを解いたから揚げ」のレシピです。

斬新なメニュー名が付いたこのレシピ。
最大の特徴は、少量の油を使って「コールドスタート」で揚げることです。
「コールドスタート」とは、フライパンに材料を入れたあとに、火にかける調理法。
このレシピは、「唐揚げは高温で揚げるべき」という「呪い」を解くお料理です。

こちらは、鶏肉がしっとり柔らかく仕上がります。

材料

2人分:調理時間20分
鶏もも肉 300g
オリーブオイル 1/2カップ
下味
塩・コショウ 各少々
ガーリックパウダー 小さじ1/2
醤油 小さじ1
小麦粉 大さじ3
片栗粉 大さじ1

作り方

  1. 鶏肉を一口大に切り、ボールに入れる。下味の材料を混ぜ、5分置く。
  2. 1に小麦粉を混ぜ、さらに片栗粉を混ぜる。
  3. フライパンにオリーブオイルを注ぎ、2を手でぎゅっと握って形を整えながら並べる。
  4. フライパンを弱めの中火に5分かけ、ひっくり返す。
    5〜6分揚げ焼きにしたらできあがり。

鶏の唐揚げ

衣を付けた唐揚げは、上の写真のように冷たい状態の油の中に入れ、揚げ始めます。
この調理法を「コールドスタート」といいます。

コールドスタートで唐揚げを揚げると、高温で揚げ始めた場合とくらべて、鶏肉が柔らかくジューシーに仕上がります。
また、表面だけが焦げて中が生という失敗が少なくなりますし、油の飛び跳ねが抑えられるので、レンジまわりの掃除もラクです。


ところで、この記事の冒頭では、卵を衣に使った唐揚げのレシピを紹介しましたが、唐揚げは、卵なしでもとても美味しくできます。

卵なしで唐揚げを作ると、鶏肉の味がよりダイレクトに感じられます。

唐揚げ
王道の「唐揚げ」のレシピも合わせて参考にしてください。

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