柿と大根を甘酢でさっぱりと和え、柚子の香りで上品に仕上げる、やさしい味わいの「柿なます」です。
甘柿のすっきりした甘みと大根のみずみずしさがほどよく調和し、後味は軽やか。
切って和えるだけで作りやすく、箸休めやお正月のおせち料理にもよく合います。
細切りをそろえることで食感がより心地よく、食べ飽きない副菜に仕上がります。
材料
| 甘柿 | 150g(1個) |
| 大根 | 200g(1/6本) |
| 塩 | 小さじ1/4 |
| 酢 | 大さじ2 |
| 砂糖 | 小さじ1 |
| 柚子の皮 | 適量 |
柿なますのレシピ・作り方
柿と大根を切る

- ① 柿(150g:1個)は縦半分に切ってヘタと皮を取り、縦方向に2〜3mm幅の薄切りにして、さらに同じ幅の細切りにします。
- ② 大根(200g:1/6本)は皮をむき、繊維に沿って縦方向に長さ4〜5cm、幅2〜3mmの細切りにします。
大根に塩をまぶす
- ③ 大根をボウルに入れ、塩(小さじ1/4)をまぶして5分おき、軽く水気を絞ります。
甘酢を作る

- ④ 別のボウルに酢(大さじ2)と砂糖(小さじ1)を混ぜて、甘酢を作ります。
大根の塩もみでほどよく塩味が入るため、甘酢には塩を加えません。
大根と柿を和える

- ⑤ 大根と柿を加え、やさしく和えます。
味見をして甘みが足りない場合は、砂糖を少量加えて味を整えてください。
柿なますの完成!

- ⑥ 器に盛り、千切りにした柚子の皮(適量)をのせて仕上げます。
食べるときは、柚子の香りが全体に行き渡るように、軽く和えながらいただきます。
柚子の爽やかな香りが甘酢のまろやかさを引き締め、柿と大根の甘みをより引き立ててくれるので、ぜひ入れるのがおすすめです。
甘柿の心地よい食感とやわらかな甘みが、大根のシャキッとした歯ざわりによく合います。
素材そのものの風味が生きているので、主菜の味を邪魔せず、箸休めとしても重宝します。
シンプルな材料で味わい深く仕上がるので、ぜひ一度試してみてください。
よくある質問(FAQ)
柿なますにはどのような柿が合いますか?
甘柿の、完熟しすぎていない少しかためのものが最適です。
生で食べて美味しく、細切りにしても形が崩れにくいため、大根との食感のバランスが良くなります。
渋柿は生では渋みが残るため、使用しないようにしてください。
なお、柿は皮をむいたり切ったりすると滑りやすいため、扱い方に不安がある方は、当サイトで紹介している「柿の皮の剥き方・切り方」を参考にしてみてください。
柿なますはいつまで日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど保存できます。
汁気が出やすいので、密閉容器に入れ、早めに食べきるのがおすすめです。
干し柿でも柿なますは作れますか?
干し柿でも作れます。
少し水で戻してから使うと、大根とのなじみがよく、濃厚な甘みを楽しめます。
柚子がないときの代用はありますか?
柚子の皮は、このレシピでとても大事な役割を果たします。
爽やかな香りが甘酢のまろやかさを引き締め、全体の味を格段に引き立ててくれるので、できれば柚子の皮を使うのがおすすめです。
どうしてもない場合は、少量のレモンの皮やゆず酢で代用することもできますが、風味の奥行きはやや控えめになります。











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