田作り(ごまめ)のレシピをご紹介します。
田作りとは、カタクチイワシの稚魚を干したもの、及びそれを使ったお料理のことを指します。
別名、ごまめとも呼ばれます。
料理としての田作りは、お正月のおせちに欠かせない祝い肴三種のうちの1つで、炒ってから甘辛く味付けして作ります。
美味しく作るコツは、じっくりと気長に炒ること。
そして、調味料の量を必要最低限に抑えたうえで、軽く煮詰めてから田作り(ごまめ)に絡めることです。
そうすると、カリッとした食感に仕上がるうえに、味付けも濃くなりすぎず、上品な味を楽しめます。
材料
ごまめ | 30g |
砂糖 | 小さじ2 |
みりん | 大さじ1 |
酒 | 大さじ1/2 |
醤油 | 大さじ1/2 |
なお、「田作り」と「ごまめ」という言葉には、食材と料理の2つの意味がありますが、この記事では、食材を指す場合は「ごまめ」、料理を指す場合は「田作り」と表記します。
作り方
- ①
- ②
- ① 大きめのフライパンを用意して、ごまめを広げ、中火にかけます。
- ② フライパンが温まったらごく弱火にして、たまに返してその都度広げながら、15分炒ります。
均一に仕上げるコツ
大きいフライパンを使ったうえで、広げながら火を入れると、加熱ムラが抑えられ、均一に仕上ります。
- ③ 火を止めて、盆ザルの上にいったん取り出し、広げて冷まします。
盆ザルがない場合は、新聞紙などの紙類や木製のまな板で代用してもOKです。
通気性が良いものを下に敷いて、効率良く乾燥させるのがポイントです。
- ④
- ⑤
- ④ 冷めたフライパンに調味料を入れ、中火で30秒ほど煮詰めます。
- ⑤ ごまめを加え、汁気がなくなるまで絡めます。
フライパンを少し冷ます
調味料は、フライパンを少し冷ましてから加えてください。
熱々のまま加えると、焦げやすくなります。
胡麻などでアレンジもOK
調味料を絡めたあとに、お好みで、いりごま(大さじ1程度)や、クルミ・アーモンドなどのナッツ類(適量)を混ぜても美味しいです。
- ⑥ 皿に取り出して、広げて冷ましたら完成です。
広げて冷ますとくっつかない
田作りがまだアツアツのうちに、なるべく重ならないように広げて冷まします。
そうすると、まとまって固まってしまう心配がありません。
また、前の工程でごまやクルミなどを加えておくと、よりくっつきにくくなります。
カリッとした食感が食欲をそそる、とても美味しい田作りが作れます。
甘辛な味付けで、旨味もたっぷりなので、ご飯との相性も抜群です。
また、お酒のおつまみとしてもおすすめで、特に日本酒や焼酎と良く合いますよ。
日持ち:冷蔵保存で5日
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