なます(紅白なます)のレシピをご紹介します。
大根と人参を使った酢の物の作り方です。
なますと言えばお正月のおせち料理の人気メニューですが、普段のおかずとしてもかなりおすすめです。
甘酸っぱい味わいが口の中をすっきりとさせてくれるので、ちょうどよい箸休めになってくれます。
こってりとしたお料理の副菜としても重宝しますよ。
材料
大根 | 250g(1/4本) |
人参 | 50g(1/3本) |
塩 | 小さじ2/3 |
白砂糖 | 大さじ1 |
米酢か穀物酢 | 大さじ2 |
作り方
- ① 大根(250g:1/4本)の皮をむきます。
皮は普通に薄くむいてください。
長めに切ると見た目が良い
なますを作る際には、大根と人参を短く切りすぎない方が、見た目良く仕上がります。
普通の太さの大根を使った場合、250g分を切り分けると、長さは6〜8センチくらいになります。
それくらいの長さの大根を使うと見映えがするので、長さはそのままにして、包丁でぐるっと皮をむいて使ってください。
なお、とても太い大根を使う場合は、250g分だけを切り分けようとすると、長さが極端に短くなってしまいます。
そのため、6〜8センチくらいの輪切りにしてから、縦に切り分けて250g分を用意して使うといいです。
- ② 大根を繊維に沿って千切りにします。
大根の切り方
千切りの手順は、次のとおりです。
- 大根を、繊維に沿って1〜2ミリの薄切りにします。
- 重ねて並べます。
- 繊維に沿って1〜2ミリ幅に切ります。
参考:大根の千切り
- ③ 人参は、大根と同じ長さの輪切りにしたうえで、50g分用意します。
50gを超える場合は、縦に切って重さを調整してください。 - ④ 人参の皮をむきます。
大根と同じ長さに揃える
大根と人参の長さを同じにすると、千切りの長さが揃って、見た目がとてもきれいです。
なお、皮むきにはピーラーが便利ですが、包丁を使ってももちろんOKです。
- ⑤ 人参を繊維に沿って千切りにします。
人参の切り方
人参の切り方も、大根とまったく同じです。
縦に1〜2ミリ幅の薄切りにしてから、それらを重ねて、繊維に沿って千切りにします。
薄切りにする際に高さがあって切りにくいという場合は、人参を寝かせた状態で切ってもいいです。
その場合は、まず、人参を寝かせたうえで、縦方向に包丁を入れて薄切りにします。
あとは、それらを重ねて千切りにすればOKです。
参考:人参の千切り
- ⑥ 大根と人参をボールに入れて塩(小さじ2/3)で揉み、しんなりとするまで5分置きます。
- ⑦ 水気を手で軽く絞ります。
水分を軽く絞る
このようにして水気を軽く絞ると、辛味や苦味やエグミなどが和らいで素直な味になり、大根と人参の甘みが、よりはっきりと感じられるようになります。
ただ、あまり絞りすぎるとみずみずしさが損なわれるので、余分な水分だけを除くような感覚で絞ってみてください。
- ⑧ 白砂糖(大さじ1)と米酢もしくは穀物酢(大さじ2)を加え、軽く和えたら完成です。
味付けしたらすぐに食べられますが、しばらく置いて甘酢の味を馴染ませると、さらに美味しくいただけます。
酢の柔らかな酸味が食欲を刺激する、箸休めにぴったりな副菜です。
主菜の脇にちょこんと添えておくだけで、お料理全体の味を上手に引き立ててくれます。
このなますは、柚子の皮の千切りや赤唐辛子の小口切りを少々加えても美味しいです。
特に、柚子の皮は超おすすめで、柚子のキレのある風味が加わることで、より深みのある味を楽しめます。
柚子が店頭に並んでいる時期には、ぜひ柚子を加えてみてください。
なますに適した大根の部位
なお、なますを作る場合は、大根の真ん中から上を使うのがおすすめです。
真ん中は、辛味と甘みのバランスが良くて柔らかく、葉に近い部分は、甘みが強くて食感がややしっかりしています。
このいずれかの部分を使うと、美味しく仕上ります。
なますの賞味期限
完成したなますは、冷蔵保存で3〜4日ほど日持ちします。
お正月のおせちにする場合などは、作り置きしておくといいです。
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