人参と油揚げを使った煮物のレシピをご紹介します。
人参と油揚げをフライパンに入れ、めんつゆやミリンなどの調味料を加えて、そのまま4分ほど煮たらできあがり。

汁気をほとんど飛ばしてしまうので、お弁当のおかずにもピッタリのレシピ。
忙しい家事の隙間時間でも、パパッと作れますよ。
油揚げと人参の煮物
「人参と油揚げの煮物」のレシピです。
人参 | 大1/2本(100g程度) |
油揚げ | 1枚 |
いりごま | 大さじ1 |
めんつゆ(3倍濃縮※) | 大さじ1 |
醤油 | 小さじ1/2 |
みりん | 大さじ1/2 |
水 | 150ml |
※他の濃度のめんつゆを使う場合は、下の文章を参考に分量を調整する。
- 人参を細切りにする。
- 油揚げをキッチンペーパーで挟み、手で押さえて軽く油を抜き、短冊切りにする。
- フライパンに人参を広げ、油揚げをのせ、Aを回しかける。
中火にかけ、汁気が少なくなるまで4分ほど煮る。
軽く混ぜ、いりごまを散らしたら出来上がり。
写真をもとにレシピを説明します。
【工程1】
最初に、人参(大1/2本:100g程度)を細切りにします。
細切りの手順は、まず、人参を3ミリくらいの厚さの斜め切りにします。
ちなみに、人参は、皮をむかずに、きれいに洗って皮ごと使うのがおすすめです。
人参の皮は薄いので、そのまま調理しても美味しいですし、食材や調理時間の節約にも繋がります。
ただ、気になる場合は、もちろんむいて使ってもOKです。
次に、薄切りにした人参を少し寝かせて並べます。
あとは、端から3ミリくらいの幅に切るだけです。
【工程2】
続いて、油揚げ(1枚)をキッチンペーパーで挟み、手で押さえて軽く油を抜きます。
油揚げの下処理としては、熱湯をかけて油抜きをするのが一般的ですが、最近の油揚げはきれいな油で揚げているので、そうした油抜きは必ずしも必要ではありません。
ここでは、キッチンペーパーで表面の油を軽くぬぐう程度で手軽に済ませます。
油をぬぐったら、油揚げを短冊切りにします。
短冊切りとは、1センチ幅に切り分ける方法です。

【工程3】
次に、フライパンに人参を広げ、その上に油揚げをのせ、Aを回しかけます。
Aは、めんつゆ(3倍濃縮:大さじ1)・醤油(小さじ1/2)・みりん(大さじ1/2)・水(150ml)です。
なお、めんつゆを他の濃度のもので代用する場合は、めんつゆと水の量を変更します。
濃度に応じた分量は、下の表をご覧ください。
濃度 | めんつゆ | 水 |
---|---|---|
ストレート | 大さじ3 | 120ml |
2倍濃縮 | 大さじ1と1/2 | 140ml |
3倍濃縮 | 大さじ1 | 150ml |
そして、中火にかけ、汁気が少なくなるまで4分ほど煮ます。
この4分の間は、基本的には、混ぜずにそのまま煮ます。

4分ほど経って汁気が少なくなったら、ヘラで軽く混ぜます。
最後に、いりごまを散らしたら完成です。
だし醤油の旨味がじんわりと染みた甘辛煮。
ごまの香ばしい風味とともに、たっぷりの人参をとても美味しくいただけます。
ご飯との相性もぴったりな、手軽に作れる簡単おかずですよ。
なお、この煮物は、作り置きにも向いています。
日持ちは、冷蔵保存で3〜4日程度と考えてください。