なすの味噌汁の簡単おすすめレシピをご紹介します。
なすをたっぷりと使った、栄養満点のお味噌汁。

なすと油揚げにはおつゆがたっぷりと染み込んでいて、噛むと、だしの旨味が溢れ出ます。
小ねぎと一緒にいただくと、キレのある風味がアクセントになって、それぞれの具材の味が引き立ちます。
なお、なすの味噌汁はおつゆの色が黒くなりがちですが、そうならないためのポイントは、沸騰してからなすを加え、短時間で火を通すことです。
そうすると、なすの紫色の色素であるナスニン(ポリフェノールの一種)の流出を抑えられるので、おつゆが黒くならないうちに仕上がりますよ。
なすの味噌汁の作り方

「なすと油揚げの味噌汁」のレシピです。
なす | 1本(100g程度) |
油揚げ | 2/3枚 |
小ねぎ | 2〜3本 |
味噌 | 大さじ1程度 |
水 | 350ml |
和風だしの素 | 小さじ1弱 |
※ かつおだしなど(350ml)でもOK。
- カロリー
- 1人分:75kcal
- なすを8ミリ幅くらいの半月切りにする。
油揚げをキッチンペーパーで挟み、手で押さえて軽く油を抜く。5ミリ幅くらいの短冊切りにする。
小ねぎを小口切りにする。 - 水と和風だしの素を鍋に入れ、火にかける。沸騰したらなすと油揚げを加え、2分ほど煮る。火を弱め、味噌を溶かし入れる。
- 味噌汁をお椀に注ぎ、小ねぎをのせたら出来上がり。
写真をもとにレシピを説明します。
味噌汁のなすの切り方

【工程1】
最初に、なす(1本:100g程度)を8ミリ幅くらいの半月切りにします。
半月切りにする手順は、まず、なすのヘタを取り、縦に半分に切ります。

そして、半分に切ったなすの切断面を下にして、まな板の上に並べます。

あとは、端から8ミリ幅に切ったらおしまいです。

次に、油揚げ(2/3枚)をキッチンペーパーで挟みます。
そして、手でギュッと上から押さえて、油揚げの表面に付着した油をキッチンペーパーに吸わせます。
最近の油揚げは質が良いので、必ずしも油抜きは必要ではありません。
油抜きを薦めないメーカーもあるほどです。
ここでは、油揚げの表面の油を軽く拭って、油揚げ特有のコクをほどよく生かします。

油揚げの油を軽く取ったら、油揚げを縦半分に切ります。

そして、半分に切った油揚げを重ね、5ミリくらいの幅に切ります。

油揚げを切ったら、次に、小ねぎ(2〜3本)を小口切りにします。

【工程2】
続いて、水(350ml)と和風だしの素(小さじ1弱)を鍋に入れ、火にかけます。

味噌汁は、だしの種類を変えるだけで、まったく違った味わいが楽しめます。
だしの取り方は、下のリンク先を参考にしてください。
かつおだし
かつお&昆布だし
煮干しだし
煮干し&昆布だし
市販のだしパック

沸騰したら、なすと油揚げを加え、なすが柔らかくなるまで2分ほど煮ます。
なすの味噌汁を色よく仕上げるポイントは、沸騰してからなすを加え、短時間で火を通すことです。
なすの味噌汁を作ると、なすの紫色の表皮に含まれるナスニンという色素が溶け出して、汁が黒っぽくなりがちですが、短時間で火を通すことで、ある程度それを抑えることができます。

最後に、火を弱め、味噌(大さじ1程度)を溶かし入れます。
そして、味噌を溶かし入れたらすぐに火を止めます。
味噌を加えた後にあまり長時間加熱すると、味噌の風味が飛んでしまうので、すぐに火を止めるのも大事なポイントの一つです。

【工程3】
仕上げに、小ねぎをのせたら完成です。
なすの加熱時間は2分程度ですが、十分柔らかく仕上がります。
おつゆをしっかりと吸い込んでくれて、たっぷりの旨味とともにいただけます。
2人分でなすを丸々1本使うので、ボリュームも満点。
なすを手軽に美味しく食べたいときにおすすめのレシピですよ。
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